【2024年作との違い】『MORE MORE MORE』と『Another Side』『アンコール』を比較
2024年4月3日に発売された『MORE MORE MORE』は、2026年の『cappuccino』を理解するうえでも重要な作品だ。
KADOKAWAから発売された本作は、井口さんにとって約10年ぶりの写真集。声優として積み重ねてきたキャリアと、アーティストとしての活動10周年を背景に制作された。
『MORE MORE MORE』は大人になった井口裕香を表現した一冊

基本情報は次のとおり。
- 発売日:2024年4月3日
- 価格:3,520円(税込)
- 出版社:KADOKAWA
- 撮影者:倉本侑磨
- 仕様:A4変形判104ページ
- ISBN:978-4-04-897738-8
本作の特徴は、撮影に向けて身体づくりに取り組み、水着やランジェリー姿も含めた大人の魅力を表現したことだ。
特に注目したいのは、写真集の企画そのものに対する井口さんの思いである。
KADOKAWAの商品紹介に掲載された本人コメントでは、以前の写真集から年月を経て、自分自身の変化を一冊に残したいという意図が語られている。
「あの頃とは違う自分をひとつの作品にしたい!」
この言葉は、2024年作を単なるグラビア作品としてではなく、声優・アーティストとして歩んできた井口さんの節目として捉えるうえで重要だ。
『MORE MORE MORE -Another Side-』は未公開カット集
『MORE MORE MORE -Another Side-』は、2024年10月18日に発売されたデジタル限定作品。
本編の撮影で使用された写真のうち、書籍に収録されなかった未公開カットを中心に構成されている。
つまり、本編とは別の撮影企画を新たに立ち上げた作品というより、同じ写真集の撮影素材を別の形で楽しむための一冊だ。
本編を購入して気に入った人や、未収録写真まで見てみたい人に向いている。
『アンコール』は全104ページの新規撮り下ろし
2024年11月8日発売の『井口裕香 デジタル写真集 アンコール』は、同じKADOKAWAから刊行されたデジタル作品だ。
こちらは『Another Side』とは性格が異なる。
KADOKAWAの商品紹介によると、全104ページ・オール撮り下ろし。価格は3,300円(税込)で、愛犬のサスケも登場する。
本人コメントでは、トレーニングによって磨いた身体の表現に加え、愛犬との撮影についても触れられている。
3作品を整理すると、次のようになる。
- 『MORE MORE MORE』:2024年のメイン写真集。
- 『Another Side』:本編の未公開カットを楽しむデジタル作品。
- 『アンコール』:愛犬も登場する全編新規撮り下ろし作品。
この3作品はタイトルが似ているため、購入時には収録内容を確認することが大切だ。
【撮影者で比較】三宮幹史・桑島智輝・澤田健太・倉本侑磨の担当作品
井口裕香さんの写真集を比較するとき、作品名や価格と同じくらい参考になるのが撮影者だ。
2024年から2026年にかけて、複数の写真家が異なる出版社の企画に参加している。
1. 三宮幹史:『cappuccino』
2026年の3rd写真集を担当。
ベトナムと日本の2か国で撮影し、自然の風景やホテルなど多彩なシチュエーションを収録した。作品全体を通して2026年の井口さんを記録する企画だ。
2. 桑島智輝:『TONE』『花も実も』
桑島智輝は、集英社のヤングジャンプ系デジタル写真集を担当している。
2025年7月31日発売の『花も実も』と、2026年8月27日発売の『TONE』の撮影者として名前が掲載されている。
両作品とも本誌グラビアのアザーカットを活用したデジタル限定作品という共通点がある。
3. 澤田健太:『初茜』
2026年1月の『初茜』を担当。
週プレ本誌の未公開カットを使った作品で、新年らしいあたたかさや自然体の表情を紹介している。
4. 倉本侑磨:『MORE MORE MORE』
2024年のメイン写真集を撮影。
水着やランジェリー姿を含む作品で、声優デビュー20年以上を経た井口さんの大人の魅力を表現した。発売時のアニメイトタイムズやMANTANWEBの作品紹介にも、撮影者として倉本侑磨の名前が掲載されている。
撮影者ごとの担当作品を整理すると、2024年のKADOKAWA作品と、2025~2026年の集英社作品のつながりが見えてくる。
ただし、撮影者の名前だけで写真の優劣や作風を決めるのは早計だ。実際の作品選びでは、撮影地、収録カット、ページ数、企画の目的を合わせて比較するのが合理的だ。
【どれを買うべき?】井口裕香写真集のおすすめの選び方
作品数が増えたことで、初めて井口さんの写真集を購入する人にとっては、どこから手に取るか迷いやすくなった。
選ぶ際には、紙の写真集を求めているのか、デジタル限定のグラビアを楽しみたいのかを最初に決めるとよい。
紙の写真集を手元に残したい人は『cappuccino』
2026年の3rd写真集を一冊の書籍として楽しみたいなら『cappuccino』が最も分かりやすい選択肢だ。
A4判128ページという仕様で、ベトナムと日本で撮影された写真を大きなサイズで鑑賞できる。
価格は3,850円(税込)。2026年の井口さんを記録した作品として、コレクションにも適している。
予算を抑えてデジタル版から始めたい人は『初茜』
『初茜』は1,100円(税込)。
2026年の作品を比較的手頃な価格で購入したい人に向いている。自然体の表情や柔らかな雰囲気を楽しみたい場合にも候補になる。
衣装のバリエーションを楽しみたい人は『TONE』
『TONE』は1,320円(税込)。
ヤングジャンプ本誌のグラビアのアザーカットを中心に構成され、さまざまな衣装表現を楽しめる。
2026年後半に発売された作品を探している人にもおすすめだ。
井口裕香の写真集活動を深く知りたい人は『MORE MORE MORE』
2024年の『MORE MORE MORE』は、写真集活動の大きな転換点になった作品。
井口さん自身が当時の自分を一冊に残したいと考えて制作に取り組んだ背景があり、2026年の『cappuccino』と並べることで、約2年間の作品の変化を楽しめる。
さらに『Another Side』と『アンコール』を加えると、メイン写真集、未公開カット、新規撮り下ろしという異なる企画を比較できる。
購入前に確認したい3つのポイント
1. 紙版かデジタル版か: 『cappuccino』は紙版とデジタル版がある一方、『初茜』『TONE』はデジタル限定。
2. 未公開カットか新規撮影か: 『Another Side』と『アンコール』は収録内容が異なる。
3. 発売元と作品番号: 集英社とKADOKAWAでは販売レーベルや商品情報が異なるため、タイトルを正確に確認する。
特に注意したいのが、デジタル作品をすべて独立した新作写真集として数えないことだ。メイン写真集と雑誌グラビアのアザーカット集は、同じ「写真集」という名称でも企画上の位置づけが違う。
【プロの結論】井口裕香写真集は2024年と2026年をセットで見ると面白い
井口裕香さんの写真集を年代順に追うと、単なる作品数の増加だけではない変化が見えてくる。
2012年の『Le chouchou』はファースト写真集。2024年の『MORE MORE MORE』は約10年ぶりの紙の写真集。そして2026年の『cappuccino』は、集英社が3冊目と位置づける新たなメイン写真集だ。
この流れを理解するうえで重要なのは、写真集の発売を単発のグラビア活動として捉えないことである。
2024年には声優活動20年以上という節目と、2023年のソロアーティストデビュー10周年を背景にした作品が登場した。2026年にはベトナムと日本で撮影した128ページの写真集に加え、週プレやヤングジャンプのデジタル作品も展開された。
ここから読み取れるのは、紙の写真集による大規模な作品制作と、雑誌グラビアのアザーカットを活用したデジタル展開が並行していることだ。
読者にとっても、選択肢が広がっている。
- 作品として長く残したいなら『cappuccino』。
- 2026年のデジタル作品を楽しみたいなら『初茜』『TONE』。
- 写真集活動の転換点を知りたいなら『MORE MORE MORE』。
- 撮影素材の違いまで楽しみたいなら『Another Side』『アンコール』。
このように、目的を明確にして選ぶことが、重複購入を避けながら井口裕香さんの写真集を楽しむ方法になる。
【井口裕香写真集】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の井口裕香写真集は何ですか?
A1:紙のメイン写真集は、2026年7月11日発売の『cappuccino』です。3冊目の写真集で、集英社から発売されました。デジタル限定作品では、2026年8月27日発売の『TONE』も注目作品です。
Q2:『cappuccino』の価格と撮影者は?
A2:紙版は3,850円(税込)、A4判128ページです。撮影者は三宮幹史。ベトナムと日本の2か国で撮影されています。
Q3:『初茜』と『TONE』は紙の写真集ですか?
A3:どちらもデジタル限定作品です。『初茜』は澤田健太撮影、1,100円(税込)。『TONE』は桑島智輝撮影、1,320円(税込)です。
Q4:井口裕香さんのファースト写真集は何ですか?
A4:2012年7月刊行の『Le chouchou』です。東京ニュース通信社から発売され、撮影は樂滿直城が担当しています。国立国会図書館にも1st写真集として書誌情報が登録されています。
Q5:『MORE MORE MORE』と『Another Side』は同じ内容ですか?
A5:同じではありません。『Another Side』は『MORE MORE MORE』の未公開カットを中心に構成したデジタル限定作品です。一方、『アンコール』は全104ページの新規撮り下ろし作品です。
まとめ:2026年は『cappuccino』とデジタル作品を押さえたい
2026年11月現在、井口裕香さんの写真集を探すなら、まず紙版の『cappuccino』を中心に考えると分かりやすい。2026年7月11日発売、3,850円(税込)、撮影者は三宮幹史という基本情報を押さえておきたい。
さらに『初茜』と『TONE』を加えることで、澤田健太、桑島智輝という異なる撮影者によるデジタルグラビアも楽しめる。2024年の『MORE MORE MORE』や関連デジタル作品まで振り返れば、井口さんの写真集活動の広がりも理解しやすくなる。
初めて購入する人には『cappuccino』、手頃な価格でデジタル作品を楽しみたい人には『初茜』、衣装の多彩な表現に注目したい人には『TONE』がおすすめだ。発売日・価格・撮影者・収録内容を比較し、自分の好みに合った一冊を選びたい。