【結論】2026年、100均のキャスターカバーは4社でどう違う?
2026年11月1日時点で、各社の公式通販情報や商品掲載情報を照合すると、ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツには、それぞれスーツケースの車輪に使えるカバーの販売情報があります。
ただし、4社すべてが同じタイプを扱っているわけではありません。特に違いが大きいのは、走行中にも装着するシリコン製と、帰宅後やホテルでの保管に使う布製・ポリエチレン製の違いです。
ダイソー:110円のシリコン製と20個入りの簡易タイプ

ダイソーは、公式ネットストアで「シリコーンキャスターカバー(8個)」を税込110円で掲載しています。黒・グレーの2種類があり、ダブルホイール専用です。
対応するキャスターは直径5~6cm、幅1.2~1.5cm。取り外して水洗いでき、キャスターの汚れや傷、移動時の騒音を軽減する目的で使用できます。
また、「キャスターカバー(20個)」というポリエチレン製の商品も税込110円で掲載されています。こちらは最大直径6cmまで対応し、車輪に広げて被せる簡易タイプです。ただし、装着したままキャリーバッグを引きずることは禁止されています。
さらに、蓄光タイプの8個入り商品は税込220円。通常のシリコン製より価格は上がりますが、暗い場所で目印になる機能を備えています。
セリア:110円でシリコン製と布製を選べる
セリアでは、シリコーン製の「キャスターシリコーンカバー8P」が税込110円で販売された実績があります。サイズは約直径5.2×幅1.4cmで、ダブルホイールタイプのスーツケースに対応します。
また、布製の「キャスターカバー4P」もあります。こちらはポリエステル・アクリル糸・天然ゴムを使用した靴下型で、車輪の直径が最大約6cmまでのものに対応する商品です。
セリアの魅力は、同じ110円でも、移動中の車輪保護を考えたシリコン製と、帰宅後の汚れ対策に向く布製を選べることです。商品紹介記事や2026年の店舗調査でも、両タイプの取り扱いが紹介されています。
キャンドゥ:布製・シリコン製・簡易カバーの選択肢
キャンドゥは、素材の異なる商品を複数展開しています。
代表的なのは、税込220円の「キャスターシリコーンカバー8P」。ダブルキャスター専用で、直径5cmまで、幅1.2~1.5cmの車輪に対応します。騒音や摩耗の軽減、床の汚れ・傷対策に使えます。
一方、税込110円の布製「キャスターカバー」シリーズには、シマエナガ柄や猫フェイス柄などがあります。4個入りで、直径6cm以下・幅5cm以下が適応サイズです。外で使用したキャリーバッグを室内に入れる際の汚れ防止用で、キャスターの向きを自由に変えられないケースには使用できません。
さらに、ポリエチレン製の「スーツケース用キャスターカバー20P」も税込110円で掲載されています。最大直径7cmまで対応するため、大きめの車輪を持つスーツケースにも候補になります。
ワッツ:220円のシリコン製と布製ソックス
ワッツの公式オンラインショップでは、「シリコンキャスターカバー311360」が税込220円で掲載されています。
シリコーンゴム製で8個入り。ダブルホイール専用で、取り外して水洗いできるほか、キャスターの騒音軽減や保護を目的とした商品です。ただし、公式商品情報には具体的な対応直径・幅の数値が記載されていないため、購入前に店舗や商品パッケージで確認してください。
また、ワッツの公式コラムでは、過去に「キャスターソックス4P」を税込110円で紹介しています。約8×9.5cmの布製ソックスで、洗って繰り返し使えるタイプです。ただし、こちらは2022年12月更新の情報であり、2026年現在の全店舗での販売を保証するものではありません。
【2026年最新比較表】100均4社の価格・素材・対応サイズを一覧でチェック
各社の商品を価格・入数・素材・対応サイズで比較すると、次のようになります。価格は税込みの掲載価格です。商品によっては現在の店頭在庫やオンライン販売状況が異なります。
出典:ダイソー、キャンドゥ、ワッツの公式商品情報およびセリアの販売・商品調査情報。
価格だけを見るなら、ダイソーとセリアの110円シリコン製が有力候補です。キャンドゥやワッツの220円商品と比べると、同じ8個入りでも価格に差があります。
ただし、220円の商品が必ず高品質という意味ではありません。直径や幅の適合条件、素材の厚み、車輪との相性が異なるため、単純な価格比較だけでは判断できないのが実情です。
また、布製4個入りとシリコン製8個入りは、カバーする単位が異なります。布製は車輪ユニット全体を覆うものが多く、シリコン製は左右の車輪それぞれに取り付ける設計です。入数だけでコストパフォーマンスを比較しないようにしましょう。
【素材別に解説】シリコン製・布製・使い捨てタイプは何が違う?
主な3タイプのイメージ
シリコン製
布製
簡易フィルム製
1. シリコン製:移動中の汚れ・騒音対策に
シリコン製は、弾力のある素材を車輪にはめ込むタイプです。伸縮性があるため、適応サイズ内なら比較的簡単に装着できます。
主なメリットは次の3つです。
- 車輪の摩耗や傷を軽減できる。
- 路面と車輪が接触する際の音や振動を和らげる。
- 汚れたら取り外して水洗いできる商品がある。
特に、旅行や出張でスーツケースを頻繁に使用する人に向いています。
ただし、シリコン製なら必ず外れないというわけではありません。車輪の直径や幅が適合していても、軸受けとの隙間が狭かったり、車輪の形状が特殊だったりすると、装着できない場合があります。
ダイソーの公式商品説明でも、騒音や傷を完全に防ぐものではなく、使用状況によって外れる可能性があると案内されています。定期的に装着状態を確認しましょう。
2. 布製・車輪ソックス:帰宅後の汚れ防止に
布製は、キャスターに靴下のように被せるタイプです。「車輪ソックス」「キャスターソックス」とも呼ばれています。
シリコン製とは違い、主な目的はスーツケースを室内に持ち込む際の汚れ対策です。
例えば、旅行から帰ってきたとき、キャスターには道路の砂や泥、細かなほこりなどが付着しています。そのまま玄関から室内に運ぶと、床や収納場所が汚れる原因になります。
布製のカバーを使えば、車輪を覆った状態で保管しやすくなります。洗濯して繰り返し使用できる商品もあり、旅行のたびに使いたい人にも便利です。
ただし、布が濡れたり汚れたりすると乾燥や洗濯が必要です。また、走行中に使用することを想定していない商品が多いため、基本的には室内保管用として考えましょう。
3. ポリエチレン製:使い捨て感覚で使える簡易タイプ
ポリエチレン製は、薄いフィルムを広げて車輪に被せるタイプです。
ダイソーの20個入り商品やキャンドゥの20P商品が代表例で、税込110円で複数個を確保できます。
このタイプは、旅行先のホテルでスーツケースを保管したいときや、帰宅後に汚れた車輪を室内へ持ち込むときに便利です。
特にキャンドゥの商品は最大直径7cmまで対応するため、ほかの100均商品ではサイズが合わなかった場合の候補になります。
ただし、薄い素材なのでシリコン製のような耐久性や走行時の安定性は期待できません。ダイソーの商品説明でも、装着したままキャリーバッグを引きずらないよう注意されています。
【サイズ選び】直径6cmのキャスターにも使える?購入前の測り方
キャスターカバー選びで最も失敗しやすいのがサイズです。
商品に「フリーサイズ」と書かれていても、すべてのスーツケースに装着できるわけではありません。特にシリコン製は、直径だけでなく幅や車輪の形状も確認する必要があります。
キャスターの直径と幅を測る
購入前に、次の2か所を測っておきましょう。
- 直径:車輪の中心を通る、タイヤの端から端までの長さ。
- 幅:車輪の側面から側面までの厚み。
シリコン製では、左右に2つの車輪が並ぶダブルホイールと、車輪が1つのシングルホイールで対応が分かれます。
例えば、ダイソーの110円シリコン製は直径5~6cm、幅1.2~1.5cmのダブルホイール専用です。キャンドゥの220円商品は直径5cmまでと、対応範囲が異なります。
つまり、直径5.5cmの車輪ならダイソーの該当商品は候補になりますが、キャンドゥの該当商品は適合範囲外です。どちらも8個入りだからといって、同じスーツケースに使えるとは限りません。
直径6cmのスーツケースに適した商品は?
直径6cmの車輪を使用している場合、次の商品が候補になります。
- ダイソーのシリコーン製:直径5~6cm、幅1.2~1.5cm。
- セリアのシリコーン製:直径5~6cm、幅1.2~1.5cm。
- セリアの布製:最大直径約6cm。
- キャンドゥの布製:直径6cm以下、幅5cm以下。
- キャンドゥのポリエチレン製:最大直径7cm。
ただし、同じ直径6cmでも車輪の形状や幅によって適合性は変わります。特にシリコン製は、ダブルホイール専用という条件を忘れないようにしてください。
8個入りならスーツケース1台分?
一般的な4輪のダブルホイールタイプでは、車輪が左右2個ずつ、合計8個付いています。そのため、シリコン製8個入りなら、車輪1個ずつに装着して全体をカバーできる設計です。
一方、布製の4個入りは、4か所のキャスター部分を覆う使い方が基本です。
購入時は「8個入りだから4輪分」「4個入りだから半分」と単純に判断せず、商品パッケージの使用方法を確認しましょう。
【売り場はどこ?】ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツで探す場所
キャスターカバーを探すなら、最初に確認したいのはトラベル用品コーナーです。
スーツケースベルトやネームタグ、圧縮袋、パスポートケースなどが並ぶ棚をチェックしてください。
ダイソーの売り場
ダイソー公式ネットストアでは、シリコン製・ポリエチレン製の商品が「靴・トラベル・雨具」に分類されています。店頭でも、まず旅行用品コーナーを探すのがおすすめです。
見つからない場合は、バッグ・服飾雑貨や収納用品周辺も確認してみましょう。
セリアの売り場
セリアでは、店舗調査でトラベルグッズ売り場に布製・シリコン製の両方が確認されています。
スーツケース用品や旅行用小物が並ぶ棚を優先的に探すとよいでしょう。
キャンドゥの売り場
キャンドゥ公式ネットショップでは、布製カバーやポリエチレン製カバーがトラベル用品に分類されています。
旅行用品コーナーを中心に探し、見当たらなければ店員に商品名を伝えて確認する方法が確実です。
ワッツの売り場
ワッツでは、公式オンラインショップにシリコン製の商品が掲載されています。服飾雑貨や雨具関連の商品として分類されているため、店舗ではトラベル用品だけでなく服飾小物周辺も確認するとよいでしょう。
布製ソックスについては、過去の公式コラムに掲載された商品情報と現在の販売状況を区別して確認してください。
どの店舗でも、商品が見当たらない場合は「スーツケース用キャスターカバー」「車輪ソックス」という名称で店員に尋ねると伝わりやすくなります。
【購入前の注意点】外れる原因と100均でできる代用品
100均のキャスターカバーは手軽ですが、装着方法を間違えると移動中に外れたり、車輪の回転を妨げたりすることがあります。
シリコン製を装着するときの注意
特に注意したいのが、車輪と軸受けの隙間です。
ダイソーの公式商品説明では、ホイールと軸受け・ガードの間に3mm以上の隙間が必要とされています。車輪の隙間が狭い場合、カバーが干渉して回転を妨げる可能性があります。
また、飛行機にスーツケースを預ける場合、ダイソーは脱落防止のためシリコンカバーを取り外すよう案内しています。預け入れ荷物では、輸送中の振動や衝撃によって外れる可能性があるためです。
装着した後は、次の点を確認しましょう。
- 車輪が前後左右にスムーズに回転するか。
- カバーが車輪や本体に干渉していないか。
- 走行中に浮いたり、ずれたりしないか。
- 装着後に異音や引っ掛かりが発生していないか。
違和感がある場合は無理に使用せず、取り外してください。
100均のキャスターカバーが外れやすい原因
カバーが外れる原因は、主にサイズの不一致や車輪形状との相性です。
特にシリコン製は伸縮するからといって、適応サイズを超えた車輪に無理やり装着するのは避けましょう。強く引っ張ることで素材が傷んだり、走行中に脱落したりする可能性があります。
また、キャスター周辺にブレーキやガードが付いているスーツケースは、カバーが干渉しないか確認が必要です。
キャスターカバーの代用品はある?
専用品が売り切れていた場合は、次のようなアイテムが一時的な代用品になります。
ビニール袋・小さなポリ袋
車輪に被せられる大きさの袋を使えば、室内保管時の汚れ対策になります。ただし、袋がずれたり破れたりしやすいため、装着したままスーツケースを走行させないでください。
古い靴下・布製ソックス
伸縮性のある靴下をキャスターに被せれば、保管時の簡易カバーになります。ただし、サイズが合わないと脱落しやすく、厚手の布が車輪の回転を妨げる可能性もあります。
シャワーキャップ
ゴム部分の伸縮を利用して、車輪を覆う簡易的な方法です。汚れた車輪を一時的に覆いたい場合には候補になりますが、車輪の形状によっては固定できません。
いずれも専用品と同じ耐久性やフィット感は期待できません。基本的には室内での一時保管に限って使用しましょう。
100均商品がおすすめできる人・できない人
用途によって、100均商品が向いている人と、専用品を選んだほうがよい人は異なります。
100均商品がおすすめの人
- 年に数回の旅行で使いたい。
- 帰宅後の床の汚れを防ぎたい。
- まず110~220円の商品で試したい。
- サイズが明確に適合するスーツケースを持っている。
専用品を検討したい人
- 毎週のように出張や旅行をする。
- キャスターの形状が特殊。
- 長距離移動での耐久性を重視する。
- カバーの脱落が気になる。
- 100均商品の対応サイズに合わない。
安さだけでなく、使用頻度とスーツケースの仕様を考えて選ぶことが、結果的に無駄な買い直しを減らすポイントです。
【よくある質問】キャスターカバーの100均購入に関するFAQ
Q1:スーツケースのキャスターカバーは100均で買えますか?
A1:はい。ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツで、シリコン製や布製などの取り扱いが確認されています。価格は税込110円から220円が中心です。ただし、店舗ごとに在庫や品ぞろえは異なります。
Q2:直径6cmのキャスターに対応する100均商品はありますか?
A2:あります。ダイソーやセリアのシリコン製は直径5~6cmに対応する商品があり、布製も最大約6cmの商品があります。キャンドゥのポリエチレン製は最大直径7cmまで対応する商品があります。幅や形状も確認してください。
Q3:シリコン製と布製はどちらがおすすめですか?
A3:移動中のキャスター保護や騒音対策を重視するなら、適合サイズのシリコン製がおすすめです。旅行後の汚れ防止や室内保管を重視するなら、布製の車輪ソックスが便利です。
Q4:キャスターカバーは飛行機に乗るときも装着したままで大丈夫ですか?
A4:預け入れ荷物では、輸送中に外れる可能性があるため、取り外しておくのが安全です。ダイソーのシリコン製商品も、航空会社へ預ける際は取り外すよう案内しています。
Q5:100均のキャスターカバーはどの売り場にありますか?
A5:基本的にはトラベル用品コーナーです。スーツケースベルトやネームタグ、旅行用圧縮袋などの近くを探しましょう。店舗によっては服飾雑貨や収納用品の周辺に置かれている場合もあります。
まとめ:2026年のキャスターカバーは用途とサイズで選ぶのが正解
2026年11月現在、100均のキャスターカバーは、110円の手軽な商品から220円のシリコン製まで選択肢があります。
ダイソーは110円のシリコン製8個入りと20個入りの簡易タイプ、セリアは110円のシリコン製・布製、キャンドゥは110円の布製・ポリエチレン製と220円のシリコン製、ワッツは220円のシリコン製が主な選択肢です。
【プロの結論】購入するならこの基準で選ぶ
商品選びに迷ったら、次の基準を参考にしてください。
- 走行中の汚れ・騒音対策:サイズが合うシリコン製。
- 帰宅後の室内保管:セリアやキャンドゥの布製ソックス。
- 旅行先での一時保管:ダイソーやキャンドゥのポリエチレン製。
- 直径6cmを超える車輪:キャンドゥの最大7cm対応商品などを検討。
- コストを抑えたい:ダイソー・セリアの110円シリコン製。
大切なのは、110円か220円かという価格の差だけで判断しないことです。キャスターの直径・幅・車輪数・形状を確認し、使用目的に合った商品を選びましょう。
100均のキャスターカバーは、正しく選べば旅行後の掃除やスーツケースの保管を手軽にする便利なアイテムです。旅行に出かける前に車輪のサイズを測り、最寄りの店舗で適合する商品を探してみてください。