上田希由翔はロッテの主力になれるか?2026年成績と課題、将来性を徹底解説
上田希由翔(うえだ・きゅうと)は、千葉ロッテマリーンズに所属する内野手です。2023年ドラフト1位で入団し、背番号10を背負う左打ちの強打者として期待されています。2026年シーズンは66試合に出場し、打率.243、8本塁打、16打点、OPS.724を記録。前年から長打力を大きく伸ばし、プロ3年目で成長の兆しを見せました。
愛産大三河高校から明治大学へ進み、大学野球で主将も務めた上田。プロ入り後は出場機会を増やす一方、打撃の安定性や得点圏での対応、シーズン序盤の立ち上がりなど課題も残しています。2026年10月30日に報じられた本人の振り返りも交え、プロフィール、年度別成績、打撃の変化、今後の起用法まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 読み方・所属:上田希由翔は「うえだ・きゅうと」。千葉ロッテマリーンズ所属、背番号10の内野手。
- 2026年の成績:66試合、打率.243、8本塁打、16打点、OPS.724。前年から長打力とOPSが向上。
- 今後の注目点:シーズン序盤の不調、得点圏打率.184、追い込まれてからの対応を改善できるかがレギュラー定着の鍵。
【上田希由翔の読み方は?プロフィール・身長・体重・現在の所属球団】

上田希由翔の読み方は「うえだ・きゅうと」です。「希由翔」という名前は初見では読み方が難しいものの、プロ野球選手としては「キュート」の愛称でも知られています。
2026年シーズン終了時点では千葉ロッテマリーンズに所属。内野手として登録され、背番号10を着用しています。右投左打で、183cm・96kgという恵まれた体格を持つ長距離打者候補です。
上田希由翔の基本プロフィール
氏名
上田希由翔
読み方
うえだ・きゅうと
生年月日
2001年8月12日
年齢
25歳(2026年10月時点)
出身地
愛知県
身長・体重
183cm・96kg
投打
右投左打
ポジション
内野手
所属球団
千葉ロッテマリーンズ
背番号
10
ドラフト
2023年1位
これらのプロフィールは、千葉ロッテマリーンズ公式選手名鑑と日本野球機構(NPB)の選手データに掲載されています。所属球団や背番号、身体的なプロフィールを確認する際は、公式選手名鑑が基本資料になります。
上田の特徴は、183cm・96kgの体格を生かした力強いスイングです。右投左打という打撃スタイルに加え、長打を狙えるパワーを備えています。一方、プロで定位置を獲得するには、パワーだけでなく、投球を見極める能力や打撃の再現性も求められます。
【愛産大三河高校から明治大学へ!2023年ドラフト1位までの経歴】
上田希由翔の野球人生を振り返ると、高校時代の長打力と明治大学で培った勝負強さが、プロ入りにつながった大きな要素として浮かび上がります。
愛産大三河高校時代は高校通算47本塁打
上田は愛知県の愛産大三河高校(愛知産業大学三河高校)出身です。高校時代から強打者として知られ、2018年には全国高等学校野球選手権大会に出場しました。
岡崎市の公式紹介資料によると、高校通算本塁打は47本。2018年の甲子園では1回戦の横浜高校戦で2安打を記録しています。
高校時代から長打を打てる内野手として評価されていたことが、その後の大学進学、そしてプロ球団からの注目につながりました。
明治大学では1年秋から4番、4年時には主将
明治大学進学後、上田は東京六大学野球で実績を積み上げます。特に注目したいのは、大学1年秋のリーグ戦から4番打者に定着したことです。
明治大学では中心打者としてチームを支え、4年次には主将に就任。2022年秋から2023年秋にかけては4季連続でベストナインに選ばれました。
大学通算74打点という数字も残しています。2022年には春秋のリーグ戦優勝と明治神宮野球大会優勝を経験し、2023年も春季リーグ戦で優勝。第44回日米大学野球選手権大会にも出場しました。
日刊スポーツの2023年ドラフト報道では、大学時代に83試合へ出場し、96安打、74打点を記録した実績が紹介されています。単に本塁打を量産するタイプではなく、安打と打点を積み重ねられる打者として評価されていました。
2023年ドラフトで千葉ロッテが1位指名
2023年10月26日に開催されたプロ野球ドラフト会議で、千葉ロッテマリーンズは上田を1位指名しました。
ロッテは当日の1位指名で3度抽選を外した後、上田との交渉権を獲得。明治大学で実績を残した左打ちの内野手を、将来のチームの中核を担う存在として迎えました。
当時の球団スカウトは、コンタクト率の高さや中距離打者としての能力、二塁打の多さを評価。チームの核となる内野手として期待を寄せていました。
【上田希由翔の2024・2025・2026年度別成績を比較!】
プロ入り後の成績を見ると、上田は出場機会を増やしながら、2026年に長打力を伸ばしました。特に注目したいのは、本塁打数とOPSの変化です。
以下はNPBの年度別打撃成績とパ・リーグ公式データをもとにした一軍成績です。
年度別打撃成績
出典:NPB個人年度別成績、パ・リーグ.com選手成績。2026年はシーズン終了時点。OPSは出塁率と長打率の合計。
2024年:プロ1年目は21試合に出場
2024年は一軍で21試合に出場し、打率.259、15安打、7打点を記録しました。
本塁打こそありませんでしたが、限られた出場機会の中で一定の打率を残しています。プロの投手との対戦経験を積み、次のシーズンに向けた土台を作った1年でした。
2025年:66試合に出場するも打率は.211
2年目の2025年は出場試合数が66試合に増加。打席数も184まで増えましたが、打率は.211にとどまりました。
本塁打は3本、打点は20。長打率.331、出塁率.279で、OPSは.610でした。
出場機会を増やせた一方で、打撃の確実性には課題が残りました。プロの投手が投げる変化球や、苦手なコースへの対応を改善する必要がありました。
2026年:本塁打8本、OPS.724へ大幅改善
2026年は66試合、190打席で43安打を記録。打率.243、8本塁打、16打点という成績でした。
特に評価したいのは、OPSが前年の.610から.724へ上昇したことです。長打率は.331から.429に伸び、本塁打も3本から8本に増えました。
打率の上昇幅は.032ですが、長打力の改善はそれ以上に目立ちます。単打を積み重ねるだけでなく、長打を打って得点につなげる方向へ打撃の質が変わってきたことが、数字から読み取れます。
【2026年の成長と打撃の課題は?OPS向上の裏側を検証】
2026年の上田を評価するうえで欠かせないのが、シーズン後半の成績です。年間成績だけを見ると打率.243という数字ですが、6月10日の一軍再昇格以降に限定すると、打率.267、6本塁打、14打点を記録しています。
シーズン全体の8本塁打のうち6本を再昇格後に記録したことは、後半戦の状態が上向いたことを示す材料です。ベースボールキングが2026年10月30日に掲載した取材記事でも、本人はシーズン後半の打撃に手応えを示しています。
課題1:シーズン序盤のスロースタート
上田が自ら課題として挙げたのが、シーズン序盤の成績です。
「2年続けてスロースターターというか最初思うような結果が残せていない」
2026年はオープン戦で打率.080と苦戦し、開幕一軍に入ったものの公式戦に出場することなく3月29日に登録抹消となりました。
4月10日に再昇格して西武戦に先発出場すると二塁打を記録。しかし、その後は安打が続かず、4月23日に再び登録抹消となります。
5月8日に再昇格すると、9日には今季初本塁打を含む複数安打を記録しました。しかし5月28日に再び登録を抹消。ファームでの調整を経て、6月10日に一軍へ戻りました。
このように2026年は一軍とファームを行き来する時期があり、年間を通じて安定した出場機会を得るまでには時間がかかりました。翌シーズンは春先から打撃の状態を整えられるかが重要です。
課題2:得点圏打率.184と勝負どころでの対応
2026年の数字で特に気になるのが、得点圏打率です。
2026年 得点圏打率.184
過去2シーズンとの比較
2024年
.357
2025年
.333
2026年
.184
2024年の.357、2025年の.333から大きく低下しました。通常の打率だけでは見えにくい、チャンスでの対応力に課題が現れています。
本人は取材の中で、得点圏では打たなければならないという意識が強くなり、相手の配球が読みやすくなっていたことや、印象に残る場面で結果を出せなかったことを振り返っています。
これは単純に技術だけの問題ではありません。走者を置いた場面で自分のスイングを維持できるか、状況に応じて打席の考え方を整理できるかという心理面も関係しています。
課題3:出塁率と追い込まれてからの対応
2026年の出塁率は.295。長打率.429との合計でOPS.724となっています。
本塁打が増えた一方で、四球は13個。190打席に対する四球の割合は約6.8%です。三振は38個で、三振率は約20%でした。
上田自身も、出塁率の低さと追い込まれてからの対応を改善点として挙げています。2026年10月30日の取材では、次のように話しています。
「出塁率が低かったり、追い込まれてからの対応が弱かった」
長打力を伸ばすことと、ボールを見極めて出塁することは両立させなければなりません。長打を狙うあまりストライクゾーン外の球に手を出せば、打撃全体の安定性が損なわれます。
今後は、甘い球を積極的に振る姿勢を維持しながら、追い込まれた後には三振を減らすための対応力を身につける必要があります。
打撃フォームの改善と長打力の向上
2026年の本塁打増加には、打撃ポイントの修正も関係しています。
前年秋の取材では、西岡剛氏から打撃ポイントが前すぎると指摘されたことを明かしていました。ポイントが前になると投球を見極める時間が短くなり、打たなくてもよいボールを振ってしまう可能性があります。
そのため、打撃ポイントを近づけながら、パワーを発揮できるフォームを探る取り組みを続けていました。2026年は栗原健太氏らからも助言を受け、打球の強さを結果につなげることを意識していました。
実際に7月は月間打率.273、2本塁打、OPS.788。8月も月間打率.262、2本塁打、OPS.763を記録しています。
単に本塁打数が増えたというだけでなく、長打を打つためのスイングを継続できた点は、2026年の大きな収穫です。
【上田希由翔の守備位置と今後の起用法は?三塁のレギュラー争い】
上田の本職は内野手で、特に三塁でのレギュラー定着を目指しています。ただし、2026年は三塁だけでなく、一塁や二塁でも出場しました。
開幕時には寺地隆成が三塁のレギュラーとして起用されていたこともあり、上田は二塁や一塁での出場機会を得ることが多くなりました。その後、7月と8月には本職の三塁で先発する機会も増えています。
複数ポジションへの対応は強みになる
2026年のファームでは二塁守備にも取り組み、実戦を通じてポジショニングや打球への対応を磨きました。
上田は二塁守備について、捕球やアウトを取ることだけでなく、カバーリング、サインプレー、守備の速さや強さなど、さらに高いレベルを目指す必要があると認識しています。
こうした取り組みは、出場機会を広げるうえでプラスになります。三塁のポジション争いが厳しい場合でも、一塁や二塁を守れる選手であれば、スタメンや途中出場の選択肢が増えるためです。
2027年に向けた最大のテーマは年間を通じた安定感
2026年は6月10日の再昇格後に調子を上げ、シーズン終盤にも結果を残しました。9月29日の楽天戦、10月1日の日本ハム戦などでは複数安打を記録し、10月3日のソフトバンク戦では第8号本塁打を放っています。
一方で、9月には出場機会が減少しました。後半戦の成績を来季のレギュラー獲得につなげるには、好調時の打撃を年間を通して再現することが必要です。
2026年10月30日の報道によると、上田は11月8日から12月21日にかけてオーストラリアのウインターリーグに参加する予定です。追い込まれてからの対応や、どの場面で本塁打を狙うのかといった課題に取り組む機会になります。
このオフの経験を2027年の春季キャンプや開幕後の成績につなげられるかが、次の大きな注目点です。
【プロの結論】上田希由翔の評価と将来性を左右する3つのポイント
上田希由翔の2026年は、完成されたレギュラー選手のシーズンというよりも、打撃面で新しい可能性を示したシーズンでした。
打率は.243と突出していませんが、本塁打は8本、OPSは.724まで上昇。前年と比較して長打力が明確に改善しており、プロ入り後の成長を数字で確認できます。
今後の評価では、次の3点が重要になります。
1. 長打力を維持しながら打率と出塁率を上げられるか
2026年は長打率.429を記録しました。今後も本塁打を打てる能力を維持できれば、打線の中で存在感を高められます。
ただし、出塁率.295という数字には改善の余地があります。四球を増やし、追い込まれてからの打撃を改善できれば、OPSのさらなる上昇も期待できます。
2. シーズン序盤から結果を出せるか
2年続けて序盤の成績が課題になっている点は見逃せません。2026年も開幕後に複数回の登録抹消を経験しました。
シーズン後半に調子を上げる能力は評価できますが、最初から安定した打撃を発揮できれば、出場機会を確保しやすくなります。年間を通じて打席を重ねることは、若手選手の成長にも直結します。
3. 三塁を中心に複数ポジションで信頼を得られるか
ドラフト1位で入団した上田にとって、最終的な目標はレギュラーとしてチームを支えることです。
本職の三塁で安定した守備を見せることに加え、二塁や一塁でも対応できれば、首脳陣にとって起用しやすい選手になります。
現時点では、2027年のレギュラー獲得が確定しているわけではありません。しかし、2026年に長打力を伸ばした実績は、今後の起用を考えるうえで前向きな材料です。
上田の将来性を判断する際は、本塁打数だけを見るのではなく、出塁率、得点圏打率、シーズン序盤の成績、守備位置別の出場状況を合わせて確認することが大切です。
【上田希由翔に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:上田希由翔の読み方は何ですか?
A1:読み方は「うえだ・きゅうと」です。千葉ロッテマリーンズに所属する内野手で、背番号10を着用しています。
Q2:上田希由翔の現在の所属球団はどこですか?
A2:2026年シーズン終了時点では、千葉ロッテマリーンズです。2023年ドラフト1位で入団し、背番号10を背負っています。
Q3:上田希由翔の2026年の成績は?
A3:一軍66試合に出場し、打率.243、8本塁打、16打点、OPS.724を記録しました。前年のOPS.610から大きく改善しています。
Q4:上田希由翔の出身高校と大学はどこですか?
A4:愛産大三河高校から明治大学へ進学しました。高校通算47本塁打を記録し、大学では1年秋から4番を務め、4年次には主将に就任しています。
Q5:上田希由翔の身長と体重は?
A5:身長183cm、体重96kgです。右投左打の内野手で、長打を打てるパワーが特徴です。
Q6:上田希由翔の2026年の課題は何ですか?
A6:シーズン序盤のスロースタート、得点圏打率.184、出塁率の改善、追い込まれてからの打撃が主な課題です。長打力を維持しながら安定した打撃を実現できるかがポイントです。
Q7:上田希由翔は2027年にレギュラーになれますか?
A7:現時点で確定したことではありませんが、2026年の長打力向上は好材料です。三塁を中心に複数の内野ポジションで守備力を高め、開幕から打撃で結果を残せれば、レギュラー争いで存在感を強める可能性があります。
まとめ:上田希由翔は2027年に飛躍できるか
上田希由翔は、愛産大三河高校、明治大学を経て、2023年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した内野手です。
プロ入り後は出場機会を増やし、2026年には66試合で打率.243、8本塁打、OPS.724を記録しました。特に本塁打数が前年の3本から8本に増えたことは、打者としての成長を示す大きなポイントです。
一方、得点圏打率.184や出塁率.295、シーズン序盤の不調など、改善すべき部分も残っています。本人も課題を認識しており、オーストラリアのウインターリーグで打撃の対応力を磨く予定です。
2027年に向けて注目したいのは、長打力の維持、出塁能力の向上、そして三塁を中心とした守備の安定です。ドラフト1位の期待に応えるための成長段階にある上田が、次のシーズンでどこまでレギュラーに近づくのか。千葉ロッテの若手野手の中でも、引き続き注目したい選手です。