琴ノ若は現在どうなった?琴櫻への改名理由と2026年番付・最新成績を徹底解説
2026年11月現在、かつて「琴ノ若」のしこ名で活躍していた力士は、琴櫻(ことざくら)将傑として佐渡ヶ嶽部屋に所属し、大関の地位で土俵に上がっています。1997年11月19日生まれの28歳で、2026年11月場所の番付は西大関です。直近の2026年9月場所では9勝6敗を記録しました。
琴ノ若から琴櫻への改名は、単なる名前の変更ではありません。父である元関脇・琴ノ若晴將のしこ名を大関まで押し上げ、幼少期に祖父の元横綱・琴櫻傑将と交わした約束を果たすという、親子三代にわたる相撲人生の節目でした。2024年の大関昇進、幕内初優勝、そして2026年の最新成績までを整理すると、現在の実力と今後の課題が見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在のしこ名: 琴ノ若から2024年5月に琴櫻将傑へ改名。2026年11月場所も西大関。
- 改名の理由: 元横綱の祖父・琴櫻との幼少期の約束と、父・琴ノ若への恩返しが背景にある。
- 家族関係: 父は元関脇・琴ノ若晴將、祖父は第53代横綱・琴櫻傑将。
- 主な実績: 2024年3月に大関昇進、同年11月に14勝1敗で幕内初優勝。
- 2026年最新成績: 9月場所は9勝6敗。11月場所では再び上位陣との対戦が注目される。
【2026年現在】琴ノ若は琴櫻に改名して大関として活躍中

琴ノ若を現在の名前で探すときは、琴櫻(ことざくら)将傑という正式なしこ名を覚えておくと分かりやすくなります。
日本相撲協会の公式力士プロフィールによると、琴櫻は千葉県松戸市出身。1997年11月19日生まれで、身長189cm、体重177kgの体格を持つ力士です。
得意技は右四つ、寄り、押し。佐渡ヶ嶽部屋に所属し、2024年3月場所から大関を務めています。
現在の基本情報を整理すると、次のとおりです。
- 現在のしこ名:琴櫻 将傑
- 読み方:ことざくら まさかつ
- 本名:鎌谷将且
- 生年月日:1997年11月19日
- 年齢:28歳
- 出身地:千葉県松戸市
- 所属:佐渡ヶ嶽部屋
- 番付:西大関
- 得意技:右四つ・寄り・押し
- 大関昇進:2024年3月場所
- 幕内優勝:1回
2026年11月場所の番付は10月26日に発表され、琴櫻は西大関に位置しています。東大関には安青錦、もう一人の東大関には霧島が名を連ねています。
日本相撲協会のプロフィールでは、2026年11月場所時点の生涯戦歴は459勝315敗18休。幕内戦歴は325勝227敗18休です。幕内最高優勝は1回、敢闘賞5回、技能賞1回という実績もあります。
つまり、現在の琴櫻は引退した元琴ノ若ではなく、父から受け継いだしこ名を経て、祖父の名を正式に襲名した現役の大関です。
【琴ノ若から琴櫻へ】2024年5月の改名時期と理由
琴ノ若が琴櫻に改名したのは、2024年5月場所からです。
日本相撲協会が2024年4月30日に発表した夏場所の新番付で、琴ノ若から琴櫻への改名が正式に明らかになりました。
この改名には、二つの大きな意味がありました。
1.祖父との幼少期の約束を果たすため
琴櫻の祖父は、第53代横綱・琴櫻傑将です。
祖父は昭和を代表する名横綱の一人で、幕内優勝5回を達成した実力者でした。また、先代佐渡ヶ嶽親方として部屋を率いた人物でもあります。
スポニチの2024年4月30日の襲名会見報道によると、琴櫻は小学生時代に祖父からしこ名を受け継ぐ約束をしていました。
その条件は、横綱のしこ名である琴櫻を名乗るには、大関以上の地位に上がること。
祖父との約束を果たすには、まず大関になる必要があったのです。
2024年1月場所で13勝2敗を挙げ、念願の大関昇進を決めたことで、襲名への条件が整いました。
2.父・琴ノ若のしこ名を大関まで上げたかった
もう一つの理由が父への思いです。
父は元関脇・琴ノ若晴將。現役時代に長く使用したしこ名を、息子が受け継いでいました。
2019年7月場所に新十両へ昇進した際、当時の琴鎌谷から琴ノ若へ改名。その後、約5年間にわたって父と同じしこ名で土俵に立ちました。
息子が大関に昇進するまでは、父の名前を背負って戦い続けたことになります。
2024年3月場所は大関・琴ノ若として出場し、10勝5敗を記録。その翌場所となる2024年5月から、祖父のしこ名を受け継いだ琴櫻へ改名しました。
この順番には、父のしこ名を大関まで押し上げてから祖父の名前を襲名するという意味がありました。
3.「琴桜」ではなく「琴櫻」が正式表記
もう一つ、覚えておきたいのが漢字です。
現在の正式なしこ名は「琴櫻」です。
「琴桜」と表記されることもありますが、祖父が名乗っていた旧字体の「櫻」を使用しています。
下の名前も変更されました。
| 改名前 | 改名後 |
|---|---|
| 琴ノ若 傑太 | 琴櫻 将傑 |
| ことのわか まさひろ | ことざくら まさかつ |
祖父の名前は「琴櫻 傑将」。本人の「将傑」と祖父の「傑将」は漢字の順序こそ違いますが、どちらも「まさかつ」と読みます。
名前の漢字まで含めて、祖父から受け継いだ伝統を意識した襲名だったことが分かります。
【家族関係を整理】父は元関脇・琴ノ若晴將、祖父は元横綱・琴櫻傑将
琴櫻を語るうえで欠かせないのが、父と祖父の存在です。
琴櫻は、父が元関脇、祖父が元横綱という相撲一家に生まれました。
ただし、父と祖父はそれぞれ異なるしこ名で活躍した人物です。ここを整理しておくと、琴ノ若と琴櫻の名前の変遷も理解しやすくなります。
親子三代の関係と主な経歴
第53代横綱・元佐渡ヶ嶽親方幕内優勝5回
父子の関係
元関脇・現佐渡ヶ嶽部屋の師匠
父子の関係
元琴ノ若・大関・幕内優勝1回
日本相撲協会の歴代力士プロフィールと報道各社の襲名会見報道を基に、三者の関係をまとめると次のようになります。
父・琴ノ若晴將はどんな力士だった?
父の琴ノ若晴將は、1968年5月15日生まれ、山形県尾花沢市出身の元力士です。
現役時代は右四つと寄りを得意とし、最高位は関脇。1990年11月場所に新入幕を果たし、2005年11月場所で現役を引退しました。
息子が使用した琴ノ若というしこ名は、この父が現役時代に名乗っていたものです。
引退後は佐渡ヶ嶽部屋を継承し、息子の指導にも携わっています。つまり、琴櫻にとって父は家族であると同時に、相撲の技術と伝統を教える師匠でもあります。
祖父・琴櫻傑将は昭和の名横綱
祖父の琴櫻傑将は、1940年11月26日生まれの鳥取県倉吉市出身。
第53代横綱として活躍し、横綱在位は1973年3月場所から1974年5月場所まででした。
幕内優勝5回という実績を残し、引退後は佐渡ヶ嶽部屋を率いました。
現在の琴櫻が祖父のしこ名を受け継いだことは、単なる有名な名前の継承ではありません。相撲部屋の歴史と家族の伝統を次の世代につなぐ出来事でもありました。
【琴櫻の経歴】大関昇進から幕内初優勝までの歩み
琴櫻の力士人生は、幼少期から相撲に親しみ、段階的に番付を上げてきたものです。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、相撲を始めたのは2歳。2015年11月場所に初土俵を踏み、2019年に十両、2020年に幕内へと昇進しました。
2024年1月場所で大関昇進を決める
琴ノ若時代の大きな転換点は2024年1月場所でした。
この場所では13勝2敗の好成績を記録。千秋楽には横綱・照ノ富士との優勝決定戦にも進出しました。
優勝こそ逃したものの、三役で臨んだ直近3場所の勝ち星が合計33勝に達し、大関昇進の目安となる成績を残しました。
2024年1月31日、日本相撲協会は番付編成会議と理事会を開き、琴ノ若の大関昇進を正式に決定しました。
松戸市の公式発表によると、千葉県松戸市出身力士としては松登以来69年ぶりの大関昇進という快挙でした。
2024年11月場所で幕内初優勝
大関昇進後、琴櫻は2024年11月場所で大きな結果を残します。
この場所は14勝1敗。千秋楽では同じく13勝1敗で並んでいた大関・豊昇龍との直接対決を制し、自身初の幕内最高優勝を果たしました。
大関同士による千秋楽の相星決戦で優勝が決まるのは21年ぶりのことでした。
さらに、祖父も大関昇進後5場所目に初優勝を達成しており、孫も同じく大関昇進後5場所目に賜杯を手にしたことが話題になりました。
松戸市出身力士として初の幕内優勝という記録も残しています。
この優勝は、琴櫻が祖父の名前を受け継いだだけでなく、自分自身の実績によって大関としての存在感を示した出来事でした。
【2026年最新番付・最新成績】琴櫻の取組結果を詳しく解説
2026年11月1日時点で、琴櫻は西大関です。
11月場所の番付はすでに発表されていますが、初日は2026年11月8日。11月1日時点ではまだ本場所の取組は始まっていません。
したがって、最新の確定成績は2026年9月場所の9勝6敗です。
2026年の場所別成績一覧
2026年の琴櫻は、場所によって成績に波がありました。
| 場所 | 番付 | 成績 |
|---|---|---|
| 1月場所 | 東大関 | 8勝7敗 |
| 3月場所 | 西大関 | 10勝5敗 |
| 5月場所 | 東大関 | 3勝9敗3休 |
| 7月場所 | 西大関 | 8勝7敗 |
| 9月場所 | 西大関 | 9勝6敗 |
| 11月場所 | 西大関 | 開催前 |
特に注目されるのは2026年5月場所です。
琴櫻はこの場所で腰椎捻挫の診断書を提出し、12日目から休場しました。11日目終了時点で3勝8敗となっており、最終成績は3勝9敗3休でした。
この結果、7月場所は大関の地位を守るためのカド番で迎えることになりました。
しかし、7月場所では8勝7敗と勝ち越し、大関の地位を維持。続く9月場所でも9勝6敗を記録しました。
休場を挟んだ後、2場所連続で勝ち越したことは、2026年の琴櫻を評価するうえで重要なポイントです。
2026年9月場所の全取組結果
直近の9月場所は15日間で9勝6敗でした。
取組結果を振り返ると、序盤の4連勝と中盤の3連敗が大きな特徴です。
| 日程 | 対戦相手 | 結果・決まり手 |
|---|---|---|
| 初日 | 高安 | ○ 寄り切り |
| 2日目 | 義ノ富士 | ○ 上手投げ |
| 3日目 | 大栄翔 | ○ 叩き込み |
| 4日目 | 豪ノ山 | ○ 上手投げ |
| 5日目 | 美ノ海 | ● 押し出し |
| 6日目 | 隆の勝 | ○ 突き出し |
| 7日目 | 藤凌駕 | ○ 肩透かし |
| 8日目 | 伯乃富士 | ● 押し出し |
| 9日目 | 藤ノ川 | ● 上手投げ |
| 10日目 | 熱海富士 | ● 押し出し |
| 11日目 | 狼雅 | ○ 上手投げ |
| 12日目 | 欧勝馬 | ○ 押し出し |
| 13日目 | 安青錦 | ● 肩透かし |
| 14日目 | 大の里 | ○ 突き落とし |
| 千秋楽 | 霧島 | ● 上手投げ |
この場所で特に目を引くのは、14日目の大の里戦です。
横綱・大の里を相手に突き落としで勝利しており、上位力士にも対抗できる力を示しました。
一方、8日目から10日目にかけては3連敗。千秋楽も霧島に敗れています。
9勝6敗という結果は大関として勝ち越しを果たしたものの、優勝争いに最後まで残るには、連敗を減らして安定した成績を積み上げる必要があることも示しています。
2026年11月場所の番付と注目点
11月場所の番付では、琴櫻は引き続き西大関です。
上位陣には横綱の大の里と豊昇龍、大関の安青錦や霧島が並んでいます。
9月場所では大の里に勝利した一方、安青錦と霧島には敗れました。
11月場所では、こうした上位力士との対戦でどのような相撲を見せるかが注目されます。
開催期間は11月8日から22日まで、会場は福岡国際センターです。
【プロの結論】琴櫻の現在の実力と今後の課題
2026年の琴櫻を評価する際、単純に大関という番付だけを見るのでは不十分です。
重要なのは、相撲の内容、場所ごとの成績、そして上位力士との対戦結果を合わせて判断することです。
強みは189cmの体格と右四つ・押しの攻撃力
琴櫻の大きな武器は、189cmの長身と恵まれた体格です。
日本相撲協会が公表している得意技は右四つ・寄り・押し。
相手と組んで前に出る相撲だけでなく、押し相撲でも勝負できることが特徴です。
また、協会の過去6場所の決まり手傾向では、押し出しが20%、叩き込みが13%、寄り切りが11%となっています。
この数字からも、琴櫻は一つの技に依存するのではなく、相手に応じて複数の攻め方を使い分けていることが分かります。
2026年の課題は15日間を通じた安定感
2026年の成績を振り返ると、3月場所の10勝5敗は力強い内容でした。
しかし5月場所では腰椎捻挫による休場があり、3勝9敗3休という結果に終わりました。
その後は7月に8勝7敗、9月に9勝6敗と立て直しています。
現在の琴櫻は、大関としての地位を維持しながら再び上位争いに加わろうとしている段階です。
今後の評価では、次の3点に注目したいところです。
1. 二桁勝利を達成できるか: 10勝以上の成績を安定して残せるか。
2. 体調を維持できるか: 15日間を通じて力を出し切れる状態を保てるか。
3. 上位陣に勝ち越せるか: 横綱や大関との直接対決で勝ち星を積み上げられるか。
特に、2026年9月場所で大の里を破った一番は、上位陣と互角に渡り合える可能性を感じさせる結果でした。
一方で、優勝争いを安定してリードするためには、連敗を抑え、終盤まで勝ち星を積み重ねる力が必要です。
祖父の名前を継いだ後も、評価されるのは本人の相撲
琴櫻という名前には、祖父が築いた歴史があります。
しかし、現在の琴櫻は祖父の実績だけで評価される力士ではありません。
2024年の幕内初優勝は、本人が大関として積み上げた努力の結果です。
また、2026年には休場という苦しい時期を経験しながら、再び勝ち越しを続けています。
祖父の横綱という実績、父の関脇としての歩み、本人の大関としての挑戦。この三つを区別して見ることが、琴櫻という力士を正しく理解するポイントです。
【琴ノ若・琴櫻に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:琴ノ若は現在、引退したのですか?
琴ノ若というしこ名を使用していた本人は引退していません。2024年5月から琴櫻将傑に改名し、2026年11月現在も佐渡ヶ嶽部屋の現役大関として活動しています。
Q2:琴ノ若から琴櫻に改名したのはいつですか?
2024年5月場所からです。大関昇進後、祖父の元横綱・琴櫻傑将のしこ名を受け継ぎました。祖父との幼少期の約束を果たすことと、父の琴ノ若の名前を大関まで上げることが改名の背景にあります。
Q3:琴櫻の父と祖父は誰ですか?
父は元関脇・琴ノ若晴將で、佐渡ヶ嶽部屋の師匠です。祖父は第53代横綱・琴櫻傑将で、幕内優勝5回を達成した名力士です。
Q4:琴櫻は大関にいつ昇進しましたか?
2024年1月場所で13勝2敗を記録した後、1月31日に日本相撲協会から昇進が正式決定しました。新大関として迎えたのは2024年3月場所です。
Q5:琴櫻の幕内優勝は何回ですか?
2026年11月時点で1回です。2024年11月場所で14勝1敗を記録し、豊昇龍との千秋楽の直接対決を制して初優勝しました。
Q6:琴櫻の2026年最新成績と番付は?
2026年9月場所は9勝6敗で、11月場所の番付は西大関です。11月場所は11月8日から始まるため、11月1日時点ではまだ取組結果はありません。
まとめ:琴ノ若から琴櫻へ、親子三代の伝統を背負う大関の現在
琴ノ若は現在、琴櫻将傑として佐渡ヶ嶽部屋に所属する現役大関です。
2024年5月の改名は、祖父・琴櫻傑将との約束を果たすと同時に、父・琴ノ若晴將への恩返しという意味も込められたものでした。
その後、2024年11月場所で14勝1敗の幕内初優勝を達成。祖父と同じく大関昇進後5場所目で初優勝を飾り、自身の実力を証明しました。
2026年11月現在の番付は西大関。直近の9月場所では9勝6敗と勝ち越しています。5月場所の休場から立て直し、再び上位陣との戦いに臨む状況です。
琴櫻を今後も応援するなら、注目すべきなのは祖父の名前だけではありません。大関として二桁勝利を重ねられるか、横綱との対戦で勝ち星を増やせるか、そして再び幕内優勝を狙えるかという点です。
琴ノ若から琴櫻へ。受け継いだ名前を自分自身の実績でさらに輝かせられるか。2026年11月場所は、その現在地を確かめる重要な舞台となります。