『おおきく振りかぶって』作者はひぐちアサ!経歴・受賞歴と2026年最新の連載状況を徹底解説
『おおきく振りかぶって』の作者は、漫画家のひぐちアサです。講談社の青年漫画誌『アフタヌーン』を代表する作品の一つとして知られる本作は、繊細な心理描写と本格的な高校野球の描写で多くの読者を獲得してきました。
ひぐちアサは1970年生まれ、埼玉県さいたま市出身。法政大学文学部を卒業後、1998年に「ひぐちアーサー」名義でアフタヌーン四季賞を受賞して漫画家デビューしました。さらに『おおきく振りかぶって』では、2006年の手塚治虫文化賞・新生賞、2007年の講談社漫画賞・一般部門という二つの大きな賞を受賞しています。2026年11月現在の連載状況や最新刊38巻の情報も含め、講談社の公式資料を中心に整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 作者:『おおきく振りかぶって』を描いているのは漫画家・ひぐちアサ。
- デビュー:法政大学文学部卒業後、1998年に「ひぐちアーサー」名義でアフタヌーン四季賞を受賞。
- 受賞歴:2006年に手塚治虫文化賞・新生賞、2007年に講談社漫画賞・一般部門を受賞。
- 最新刊:38巻が2025年6月23日に発売。2026年11月現在も38巻が最新刊として確認できる。
- 連載状況:講談社公式サイトでは連載中の扱い。ただし、実際の雑誌掲載には長い空白期間がある。
【作者は漫画家・ひぐちアサ】『おおきく振りかぶって』の基本情報

『おおきく振りかぶって』は、ひぐちアサが手がける高校野球漫画です。講談社の『アフタヌーン』で連載され、2003年11月号から作品の掲載が始まりました。
物語の中心となるのは、県立西浦高校に新設された硬式野球部です。女性監督のもと、全員1年生の選手10人が集まり、甲子園優勝という目標に向かって成長していきます。
主人公は、気弱で自信を持てない投手・三橋廉。捕手の阿部隆也をはじめとするチームメートとの関係を通じて、野球の技術だけでなく、信頼関係や自己肯定感を少しずつ築いていきます。
本作の特徴は、試合の勝敗だけを描くのではなく、選手一人ひとりの感情、考え方、緊張、判断の変化まで丁寧に描いている点です。配球や投球フォーム、打者の心理などにも踏み込み、スポーツ漫画でありながら人間関係を描く群像劇としての魅力を持っています。
講談社の公式作品紹介でも、最新のスポーツ科学を取り入れた本格高校野球漫画として紹介されています。作者の人物描写と野球への細かな観察が結びついた作品です。
【ひぐちアサのプロフィール】出身地・法政大学・デビュー経歴
ひぐちアサの基本プロフィールは、講談社のアフタヌーン公式サイトに掲載されています。
- 名前:ひぐちアサ(ひぐちあさ)
- 生年:1970年
- 出身地:埼玉県さいたま市
- 最終学歴:法政大学文学部卒業
- 漫画家デビュー:1998年
- デビュー時の名義:ひぐちアーサー
- 主な掲載誌:講談社『アフタヌーン』
- 代表作:『おおきく振りかぶって』
法政大学文学部を卒業後、漫画家の道へ
ひぐちアサは法政大学文学部を卒業しています。大学卒業後、漫画家としての活動につながる新人賞への挑戦を続け、1998年に大きな転機を迎えました。
漫画家としての出発点となったのが、講談社の『アフタヌーン』が実施する新人漫画賞「アフタヌーン四季賞」です。
「ひぐちアーサー」名義で1998年にデビュー
1998年、ひぐちアサは「ひぐちアーサー」という名義でアフタヌーン四季賞を受賞しました。このときの受賞作が『ゆくところ』です。
講談社が2018年に刊行した『ひぐちアサ初期傑作選(1)』にも、この作品がデビュー作として収録されています。
そのため、インターネットで「ひぐちアサ」と「ひぐちアーサー」という二つの名前を見かけても、別人と考える必要はありません。ひぐちアーサーは、ひぐちアサがデビュー時に使用した名義です。
新人賞での受賞をきっかけに、ひぐちアサは『アフタヌーン』を活動の舞台として作品を発表していきます。
【ひぐちアサの経歴・受賞歴】漫画家としての歩みを年表で整理
ひぐちアサのキャリアを振り返ると、初期作品で人物同士の関係や感情を描き、その後『おおきく振りかぶって』によって幅広い読者層から支持を集めた流れが見えてきます。
特に2006年と2007年の受賞は、本作の評価を考えるうえで欠かせない実績です。
| 時期 | 出来事・作品 | 主な実績・内容 |
|---|---|---|
| 1970年 | 誕生 | 埼玉県さいたま市出身 |
| 大学卒業後 | 漫画家を目指す | 法政大学文学部を卒業 |
| 1998年 | 『ゆくところ』 | ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞しデビュー |
| 2000年 | 『家族のそれから』 | アフタヌーンで掲載 |
| 2001~2002年 | 『ヤサシイワタシ』 | 大学の写真部を舞台にした恋愛作品 |
| 2003年11月号 | 『おおきく振りかぶって』 | アフタヌーンで連載開始 |
| 2006年 | 手塚治虫文化賞 | 第10回・新生賞を受賞 |
| 2007年 | 講談社漫画賞 | 第31回・一般部門を受賞 |
| 2024年11月21日 | 公式選手名鑑 | 連載20周年記念の公式選手名鑑を発売 |
| 2025年6月23日 | 『おおきく振りかぶって』38巻 | 単行本38巻を発売 |
| 2026年11月 | 現在の状況 | 公式サイトでは連載中の扱い。最新刊は38巻 |
2006年:第10回手塚治虫文化賞・新生賞
最初の大きな受賞実績が、2006年の第10回手塚治虫文化賞・新生賞です。
手塚治虫文化賞は、漫画文化の発展に寄与した優れた作品や個人などを対象に、朝日新聞社が創設した賞です。その中でも新生賞は、新しい才能や表現に光を当てる賞として知られています。
ひぐちアサは『おおきく振りかぶって』によってこの賞を受賞しました。作品の持つ独自性や、スポーツ漫画における人物描写が評価された実績として注目されます。
2007年:第31回講談社漫画賞・一般部門
翌2007年には、第31回講談社漫画賞の一般部門を受賞しました。
講談社漫画賞は、講談社が主催する漫画賞です。『おおきく振りかぶって』は、手塚治虫文化賞に続いて講談社漫画賞でも評価され、作品としての存在感を確かなものにしました。
2年連続で異なる漫画賞を受賞したことは、ひぐちアサの代表作を語る際に押さえておきたいポイントです。
【ひぐちアサの代表作品】『おおきく振りかぶって』以外の漫画も紹介
ひぐちアサの代表作として最も広く知られているのは『おおきく振りかぶって』ですが、漫画家としての出発点を知るには初期作品にも注目したいところです。
『ゆくところ』:漫画家デビューのきっかけとなった作品
『ゆくところ』は、1998年にひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞した作品です。
講談社の『ひぐちアサ初期傑作選(1)』に収録されており、作者のキャリアをたどるうえで重要な一作となっています。
『家族のそれから』:家族の関係を描いた初期作品
『家族のそれから』は、2000年に『アフタヌーン』で掲載された作品で、2001年6月20日に単行本が発売されました。
再婚した妻を亡くした若い義父と、残された高校生の兄妹を中心に描くファミリードラマです。
血縁だけでは説明できない家族の距離感や、互いの立場によって揺れ動く感情を扱っており、ひぐちアサの人物描写に関心がある読者におすすめできる作品です。
『ヤサシイワタシ』:大学の写真部を舞台にした恋愛漫画
『ヤサシイワタシ』は、大学の写真部を舞台にした恋愛作品です。
2001年1月号から2002年2月号まで『アフタヌーン』に掲載され、単行本は全2巻で完結しています。
大学生の青年と年上の女性との関係を通して、恋愛の熱量や人間関係の複雑さを描いています。高校野球を題材とする『おおきく振りかぶって』とはジャンルが異なりますが、人間の内面に踏み込む作風を知ることができます。
『おおきく振りかぶって』:心理描写とスポーツを融合した代表作
ひぐちアサの代表作である『おおきく振りかぶって』は、2003年11月号から『アフタヌーン』で掲載が始まりました。
一般的な野球漫画では、強豪校との対決や主人公の才能、試合の勝敗が物語の中心になることも少なくありません。
しかし、本作は選手同士のコミュニケーション、投手と捕手の信頼、チーム内の心理的な距離にも大きな比重を置いています。
野球の技術を理解するだけではなく、選手が何を考え、なぜその行動を取るのかまで描くことが、本作を特徴づけています。
【2026年最新】『おおきく振りかぶって』の連載状況と最新刊38巻
2026年11月1日時点で、読者が最も気になるのは『おおきく振りかぶって』が現在も連載されているのか、そして39巻の発売予定があるのかという点でしょう。
この問題を整理するには、講談社の公式プロフィール、作品ページ、実際の雑誌掲載情報を分けて見る必要があります。
講談社公式サイトでは「連載中」の扱い
アフタヌーン公式サイトのひぐちアサの著者紹介では、現在も『おおきく振りかぶって』を「アフタヌーン」にて連載中と紹介しています。また、同誌の連載中作品一覧にも作品名が掲載されています。
つまり、出版社の公式情報上では連載終了や完結作品として扱われているわけではありません。
一方、実際の雑誌掲載には長い空白がある
注意したいのは、公式サイトの「連載中」という表示と、毎号の雑誌に新しいエピソードが掲載されているかどうかは別の情報だということです。
アフタヌーン公式サイトの作品情報に掲載されている最新のエピソード情報は、2024年5月24日付の第206回「春県大会 9」です。
さらに、2026年10月23日に発売されたアフタヌーン12月号の公式掲載作品一覧にも、『おおきく振りかぶって』の名前はありません。2026年9月発売の11月号の掲載作品一覧にも掲載されていません。
こうした情報を合わせると、2026年現在は通常の月刊連載として新作が継続的に掲載されている状態ではないと判断できます。ただし、公式の連載中表示は維持されており、作品の完結が発表されたわけでもありません。
最新刊38巻は2025年6月23日発売
講談社の書誌情報によると、『おおきく振りかぶって』38巻の発売日は2025年6月23日です。
38巻では、西浦高校の選手たちが2年生に進級。新入部員との練習が本格化し、春季大会の南部地区予選に向けた準備が進みます。
これまで部員10人で活動してきたチームに新たな選手が加わり、レギュラー争いという新しい局面も描かれています。主人公の三橋にとっては、将来や進路について考え始める時期でもあります。
2026年11月時点では、この38巻が最新刊として確認できます。39巻の発売日については、講談社から確定した発売情報を確認できません。
2024年発売の連載20周年記念公式選手名鑑にも注目
作品の節目として、2024年11月21日には『連載20周年記念 おおきく振りかぶって 公式選手名鑑』が発売されました。
この本には、西浦高校をはじめとする複数の高校の選手紹介、カラー原画、原画集などが収録されています。さらに、ひぐちアサ本人へのインタビューも19ページにわたって掲載されています。
長く作品を追いかけてきた読者にとって、登場人物や作品世界を改めて整理できる記念書籍です。
【プロの結論】ひぐちアサについて知っておきたい3つのポイント
ひぐちアサの経歴や受賞歴を整理すると、単に人気漫画を描いた作家というだけではなく、初期作品から一貫して人物の内面や人間関係を丁寧に描いてきた漫画家であることが分かります。
1. 「ひぐちアーサー」は別人ではなくデビュー時の名義
「ひぐちアーサー」という名前を見つけても、別の漫画家と混同しないことが大切です。1998年のアフタヌーン四季賞受賞時に使用した名義であり、現在知られているひぐちアサと同一人物です。
2. 受賞歴は『おおきく振りかぶって』の評価を示す重要な指標
2006年の手塚治虫文化賞・新生賞と2007年の講談社漫画賞・一般部門は、作品の評価を示す代表的な実績です。
作品を読む際には、単なる野球の勝敗だけでなく、登場人物の心理やチーム内の関係性に注目すると、受賞作として評価された魅力をより深く理解できます。
3. 連載中という表示と最新の掲載状況を混同しない
2026年の連載状況を調べる場合、検索結果に表示される「連載中」という文字だけで判断するのはおすすめできません。
確認すべきなのは、講談社の作品紹介、最新の雑誌目次、単行本の発売日、そして出版社からの休載・再開・完結に関する発表です。
特に『おおきく振りかぶって』は、公式の連載中表示が維持されている一方、最新の雑誌掲載情報には長い空白があります。この二つを区別することが、現状を正しく理解するためのポイントです。
【おおきく振りかぶっての作者】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『おおきく振りかぶって』の作者は誰ですか?
A1:漫画家のひぐちアサです。講談社の『アフタヌーン』で連載されている高校野球漫画で、作者は2006年に手塚治虫文化賞・新生賞、2007年に講談社漫画賞・一般部門を受賞しています。
Q2:ひぐちアサの出身地と出身大学はどこですか?
A2:埼玉県さいたま市出身で、法政大学文学部を卒業しています。生年は1970年です。
Q3:ひぐちアーサーとひぐちアサは同一人物ですか?
A3:同一人物です。1998年にアフタヌーン四季賞を受賞してデビューした際、「ひぐちアーサー」という名義を使用していました。
Q4:ひぐちアサの代表作品は何ですか?
A4:代表作は『おおきく振りかぶって』です。そのほか、『ゆくところ』『家族のそれから』『ヤサシイワタシ』などの作品があります。
Q5:『おおきく振りかぶって』は2026年現在も連載中ですか?
A5:講談社公式サイトでは連載中の扱いです。ただし、2026年11月現在、最新の雑誌掲載一覧には作品が見当たらず、新しいエピソードの掲載には長い空白期間があります。連載終了や完結が公式発表されたわけではありません。
Q6:『おおきく振りかぶって』の最新刊は何巻ですか?
A6:2026年11月現在、最新刊は38巻です。2025年6月23日に発売されました。39巻の発売日は、現時点で確定情報を確認できません。
まとめ:ひぐちアサの経歴と『おおきく振りかぶって』の今後
『おおきく振りかぶって』の作者は、埼玉県さいたま市出身の漫画家・ひぐちアサです。法政大学文学部を卒業し、1998年に「ひぐちアーサー」名義でアフタヌーン四季賞を受賞してデビューしました。
その後、『家族のそれから』『ヤサシイワタシ』などを発表し、2003年から『おおきく振りかぶって』の連載を開始。2006年の手塚治虫文化賞・新生賞、2007年の講談社漫画賞・一般部門という実績を残しています。
2026年11月現在、作品の最新刊は38巻で、発売日は2025年6月23日です。講談社公式サイトでは連載中とされていますが、直近の雑誌掲載情報には長い空白があり、今後の再開や39巻の発売時期は確定していません。
作者の経歴を知ることで、作品に込められた人物描写や心理表現への理解も深まります。今後の情報を追う際には、講談社とアフタヌーンの公式発表を基準に、連載状況と単行本の発売情報を確認するのが確実です。
主要な確認資料
- 講談社・アフタヌーン公式「ひぐちアサ」著者プロフィール。出身地、学歴、デビュー名義、受賞歴。
- 講談社『おおきく振りかぶって』38巻の書誌情報。発売日、内容、著者情報。
- 講談社・アフタヌーン公式の2026年12月号掲載作品一覧。
- 朝日新聞社・手塚治虫文化賞の公式情報。
- 講談社『ひぐちアサ初期傑作選』および初期作品の書誌情報。