【2026年最新】巨人二軍メンバーの全体像と公式名簿の見方

目次

2026年の巨人二軍を把握するうえで、最初に区別したいのが「支配下選手」「育成選手」「ファーム日本選手権の出場資格者」の3つだ。

NPB(日本野球機構)の2026年度公示では、巨人の支配下選手一覧は70名、育成選手登録一覧は35名となっている。これらは球団の登録状況を確認するための資料であり、全員が二軍で試合に出場しているわけではない。

一方、ファーム日本選手権2026の出場資格者名簿には、巨人の選手がポジション別に掲載されている。こちらはファームの大会に出場できる選手を確認する資料として有用だ。

2026年の名簿を読む際のポイントは次の3つ。

- 支配下登録されていても、一軍でプレーしている選手と二軍で調整する選手がいる。
- 背番号が3桁の選手は育成契約の選手が中心だが、シーズン中に支配下へ移行する場合がある。
- 二軍のスタメンは固定ではなく、選手の状態や一軍との入れ替えによって変化する。

つまり、選手名簿だけでなく、公式戦の出場試合数や打席数、投球回数まで確認すると、実際のチーム構成が見えてくる。

【巨人二軍投手一覧】先発・中継ぎ・若手育成投手の顔ぶれ

巨人二軍メンバー

2026年のファーム日本選手権出場資格者名簿に掲載された巨人の投手は、以下の41名だ。

投手一覧

田中将大、戸郷翔征、竹丸和幸、代木大和、F.ウィットリー、田和廉、山城京平、B.マタ、又木鉄平、森田駿哉、E.ルシアーノ、A.バルドナード、松浦慶斗、北浦竜次、宮原駿介、横川凱、山田龍聖、石川達也、平内龍太、冨重英二郎、林燦、堀江正太郎、鈴木圭晋、千葉隆広、木下幹也、園田純規、松井颯、田村朋輝、吉村優聖歩、富田龍、西川歩、吹田志道、森本哲星、黃錦豪、F.グズマン、河野優作、板東湧梧、花田侑樹、石田隼都、石田充冴、京本眞。

この名簿には一軍での出場経験がある選手も含まれる。そのため、41名全員がシーズンを通して二軍に在籍していたという意味ではない。

2026年に注目したい投手

特に注目したいのは、又木鉄平、石川達也、森田駿哉、園田純規らだ。

NPBの2026年度ファーム個人投手成績では、又木鉄平が18試合、9勝4敗、防御率1.82、103回2/3を記録。ファーム・リーグ中地区の規定投球回到達者で防御率トップとなった。

石川達也は22試合で5勝0敗、防御率1.44。森田駿哉も10試合で5勝1敗、防御率1.51を残している。

この3人は、それぞれ異なる形で投手陣の競争を支えた。

選手 2026年ファームでの実績 注目点
又木鉄平 9勝4敗・防御率1.82 先発としての安定感
石川達也 5勝0敗・防御率1.44 試合を締める安定感
森田駿哉 5勝1敗・防御率1.51 左腕としての存在感
園田純規 76回1/3・防御率3.66 先発経験と投球回数
平内龍太 29試合・7セーブ 救援での起用実績

投手を見るときは、防御率だけで評価しないことも大切だ。

先発候補なら投球回数、四球、奪三振、試合を作る能力を確認したい。救援候補なら登板間隔、セーブ数、走者を背負った場面での投球内容が判断材料になる。

特に又木は、ファームで年間を通じて先発として結果を残した点が大きい。一軍の先発ローテーションに食い込むための競争という観点でも、追いかける価値がある選手だ。

【巨人二軍捕手一覧】山瀬慎之助ら若手捕手の競争

2026年のファーム日本選手権出場資格者名簿に掲載された捕手は8名。

捕手一覧

- 甲斐拓也
- 郡拓也
- 山瀬慎之助
- 松井蓮太朗
- 李健熙
- 喜多隆介
- 亀田啓太
- 坂本達也

山瀬慎之助は二軍で78試合に出場


背番号67・右投右打

78試合


2026年ファーム公式戦出場数

山瀬慎之助は星稜高校出身の捕手で、2019年ドラフト5位で巨人に入団した。

2026年のファーム打撃成績は以下の通り。

- 試合:78
- 打席:227
- 安打:38
- 本塁打:4
- 打点:22
- 打率:.193
- 出塁率:.283

打率だけを見ると物足りなさもあるが、捕手の場合は打撃成績だけで評価するのは適切ではない。

投手とのコミュニケーション、配球、ブロッキング、盗塁阻止、試合運びなど、数字に表れにくい能力も必要になる。

山瀬にとっては、甲斐拓也ら一軍経験豊富な捕手との競争のなかで、守備面と打撃面の両方を伸ばすことが課題になる。

また、2026年には一軍公式戦にも10試合出場している。二軍での経験を積みながら一軍での出場機会も得たシーズンだった。

捕手陣を見るときの判断基準

捕手の一軍昇格を考える場合、打率や本塁打だけでは不十分だ。

特に注目したいのは次の4点。

1. 先発マスクを任される試合数
2. 投手ごとの持ち味を引き出す配球
3. 走者を進めない守備と盗塁阻止
4. 試合終盤でも安定した判断ができるか

二軍で多くの試合に出場することは、捕手としての経験を蓄積するうえで大きな意味がある。

【巨人二軍内野手・外野手一覧】石塚裕惺、小濱佑斗、平山功太、三塚琉生ら

巨人のファームで特に競争が激しいのが内野手と外野手だ。

若手の育成だけでなく、一軍で出場機会を減らした選手の調整や、複数ポジションを守れる選手の実戦経験も重視される。

内野手一覧

2026年のファーム日本選手権出場資格者名簿に掲載された内野手は15名。

内野手

湯浅大、石塚裕惺、B.ダルベック、小濱佑斗、リチャード、荒巻悠、増田陸、平山功太、藤井健翔、中田歩夢、村山源、田上優弥、竹下徠空、北村流音、川原田純平。

なかでも石塚、小濱、平山の3人は、2026年のファーム成績と支配下登録の動きを合わせて見たい選手だ。

石塚裕惺


背番号23・2024年ドラフト1位

.319


2026年ファーム打率

花咲徳栄高校から2024年ドラフト1位で入団した内野手。2026年のファームでは31試合、111打席、29安打、4本塁打、18打点、7盗塁を記録した。

出塁率は.427、長打率は.484。打率だけでなく、出塁能力と長打力も示した数字だ。

小濱佑斗


背番号33・2025年ドラフト5位

.246


2026年ファーム打率

中部商業高校、沖縄電力を経て2025年ドラフト5位で巨人に入団した内野手。

2026年のファームでは56試合に出場し、46安打、3本塁打、29打点、19盗塁を記録した。

特に盗塁19という数字は見逃せない。打撃だけでなく、走塁面でも攻撃に貢献できる可能性を示している。

平山功太


背番号69・2023年育成ドラフト7位

.283


2026年ファーム打率

平山は2026年4月6日に育成選手から支配下選手へ移行した。

ファームでは34試合、34安打、3本塁打、19打点、10盗塁を記録。出塁率.321、長打率.400という成績を残した。

育成から支配下へ移行したことは、球団が選手としての成長を評価した重要な節目だ。

外野手一覧

2026年のファーム日本選手権出場資格者名簿に掲載された外野手は11名。

外野手

萩尾匡也、岡田悠希、皆川岳飛、中山礼都、J.ティマ、浅野翔吾、鈴木大和、知念大成、三塚琉生、相澤白虎、C.フェリス。

注目選手は次の通りだ。

- 三塚琉生:2026年ファーム74試合、58安打、6本塁打、36打点、打率.252。
- 浅野翔吾:62試合、59安打、6本塁打、33打点、打率.322。
- 皆川岳飛:84試合、82安打、3本塁打、28打点、打率.297、15盗塁。
- J.ティマ:2026年5月25日に育成から支配下へ移行。
- 知念大成:2026年7月6日に育成から支配下へ移行。


背番号96・左投左打

.252


74試合・6本塁打・36打点

三塚は長打力を持つ左打ちの外野手だ。74試合に出場して6本塁打、36打点という数字は、ファームで一定の実戦経験を積んだことを示している。

一軍の外野は競争相手が多いだけに、打撃での存在感に加えて、守備範囲や走塁面でもアピールできるかがポイントになる。

【2026年ファーム成績】注目7選手を数字で比較!一軍昇格候補は?

ここでは、読者が気になる5選手に、外野の有力な比較対象となる浅野翔吾と皆川岳飛を加え、2026年のファーム公式戦成績を整理する。

2026年巨人二軍・注目選手の成績比較

選手 試合 打率 本塁打 打点 盗塁
石塚裕惺 31 .319 4 18 7
小濱佑斗 56 .246 3 29 19
平山功太 34 .283 3 19 10
山瀬慎之助 78 .193 4 22 1
三塚琉生 74 .252 6 36 3
浅野翔吾 62 .322 6 33 7
皆川岳飛 84 .297 3 28 15

出典:NPB 2026年度ファーム・リーグ中地区の個人打撃成績。全日程終了時。

数字から見える一軍昇格候補

1. 石塚裕惺:打撃と出塁能力に注目

打率.319、出塁率.427という成績が目を引く。31試合で29安打を放ち、4本塁打も記録した。

一軍では2026年に49試合出場。すでに一軍を経験しているため、今後の焦点は単なる初昇格ではなく、一軍で継続的な出場機会を確保できるかにある。

2. 小濱佑斗:走塁と得点機会の創出

ファームで19盗塁を記録した点が特徴だ。

56試合で29打点を挙げており、長打だけに頼らず、走塁でも攻撃に参加できる。内野の複数ポジションへの対応力も含め、起用の幅が広がれば一軍での役割を得る可能性がある。

なお、小濱も2026年の一軍公式戦に31試合出場している。

3. 平山功太:支配下登録後の成長

育成から支配下へ移行した平山は、ファームで打率.283を記録した。

10盗塁も記録しており、走攻両面でアピールしたシーズンだった。一軍でも40試合に出場しているため、今後は一軍での定着と打撃の安定がテーマになる。

4. 山瀬慎之助:捕手としての総合力

打率.193という数字だけで評価するのは早計だ。

78試合に出場した経験を生かし、捕手としての守備力と試合運びをさらに磨けるかが焦点になる。捕手は一軍と二軍で求められる役割が大きく重なるため、継続的な実戦出場が価値を持つ。

5. 三塚琉生:長打力を武器に競争

6本塁打、36打点という成績は、外野手としてのアピール材料だ。

一軍の外野陣に食い込むには、長打力に加えて守備と走塁の安定も必要になる。翌シーズンに向けた成長を確認したい選手だ。

一軍成績と二軍成績を混同しない

ここは特に注意したいポイントだ。

NPBの個人年度別成績に表示される石塚49試合、小濱31試合、平山40試合、山瀬10試合は、2026年の一軍公式戦出場数である。

一方、上の比較表はファーム公式戦の数字だ。両者は別々の成績として集計される。

「二軍で打率.319だから一軍でも同じ打率を残せる」と単純に考えるのではなく、対戦投手のレベルや打席内容、守備位置、出場機会まで考慮する必要がある。

【巨人育成選手一覧】2026年の支配下登録と昇格の動き

巨人の二軍を理解するうえで、育成選手の存在は欠かせない。

育成契約の選手は、実戦を通じて技術を伸ばし、支配下登録を勝ち取ることを目標にする。背番号3桁の選手が二軍公式戦で継続的に出場するのは、実戦経験を積む意味でも重要だ。

2026年の育成選手一覧

NPBの登録公示を基準にした2026年の育成選手は、以下の選手たちが中心となっている。

育成投手

冨重英二郎、林燦、堀江正太郎、鈴木圭晋、千葉隆広、木下幹也、園田純規、松井颯、田村朋輝、吉村優聖歩、富田龍、西川歩、吹田志道、森本哲星、黃錦豪、F.グズマン、河野優作、板東湧梧、花田侑樹、石田隼都、石田充冴、京本眞。

育成捕手

松井蓮太朗、喜多隆介、亀田啓太、坂本達也、李健熙。

育成内野手

中田歩夢、村山源、田上優弥、竹下徠空、北村流音、川原田純平。

育成外野手

相澤白虎、C.フェリス。

2026年の主な支配下登録移行

2026年には育成選手から支配下選手への移行が8件あった。

公示日 選手 ポジション
3月24日 E.ルシアーノ 投手
3月24日 宇都宮葵星 内野手
4月6日 平山功太 内野手
5月25日 J.ティマ 外野手
6月25日 笹原操希 外野手
7月6日 知念大成 外野手
7月20日 代木大和 投手
7月31日 鈴木大和 外野手

この動きから分かるのは、巨人が投手・内野手・外野手の各ポジションで育成選手の競争を進めていたことだ。

特に平山功太は4月6日の支配下登録後もファームで結果を残し、一軍公式戦にも出場した。育成から支配下へ移ることが、キャリアのゴールではなく新しい競争のスタートであることを示している。

支配下登録と一軍昇格は別の制度

ここは誤解されやすい。

- 育成から支配下登録:球団との契約上の登録区分が変わること。
- 一軍昇格:一軍の出場選手登録を受けること。
- 一軍定着:一軍で継続して出場機会を得ること。

支配下登録を受けても、必ず一軍で試合に出られるわけではない。

また、一軍登録を経験した選手でも、調整や出場機会の確保を目的にファームでプレーする場合がある。

この違いを理解すると、選手の背番号や登録変更だけでなく、実際の成績と起用状況を正確に読み取れる。

【巨人二軍スタメン2026】固定メンバーではない起用の特徴

巨人二軍のスタメンを確認するときに覚えておきたいのは、一軍とは異なり、育成や調整を目的とした選手起用が多いことだ。

例えば、同じ内野手でも次のような目的で起用される。

- 若手に打席数を与える。
- 一軍から調整で降りてきた選手に実戦機会を与える。
- 複数ポジションを守れる選手の適性を確認する。
- 育成選手に公式戦の経験を積ませる。
- 一軍昇格を目指す選手の状態を確認する。

2026年のスタメンを見るときの注目選手

ポジション 注目選手 確認したいポイント
内野 石塚裕惺 打順と打席数、守備位置
内野 小濱佑斗 出塁、盗塁、複数ポジション
内野 平山功太 継続的な先発出場
捕手 山瀬慎之助 先発マスクと投手との連携
外野 三塚琉生 中軸での起用と長打
外野 浅野翔吾 打席数と打撃の安定
外野 皆川岳飛 出塁と走塁

スタメンに名前があるかどうかだけで、選手の評価を決めることはできない。

重要なのは、複数試合にわたってどのポジションで起用されているか、打順がどのように変化しているか、途中交代や代打での出場が増えているかといった点だ。

一軍昇格候補を見極める4つの基準

① 出場機会が継続しているか

一試合の活躍よりも、一定期間にわたって先発や途中出場の機会を得ているかを見る。

② 打撃成績が複数の指標で優れているか

打率だけでなく、出塁率、長打率、本塁打、四球、三振のバランスを確認する。

③ 守備で一軍の戦力になれるか

一軍では打撃だけでなく、守備位置の適性や守備固めとしての役割も重要になる。

④ 球団の登録状況とポジション事情

同じポジションに実績のある選手が多ければ、好成績を残しても昇格が難しい場合がある。

こうした条件を組み合わせることで、単なる人気や期待ではなく、実際の戦力構想に近い視点で一軍昇格候補を見極められる。

【巨人二軍メンバー2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の巨人二軍メンバーはどこで確認できる?

A1:NPBの2026年度選手一覧、支配下選手登録、育成選手登録、ファーム日本選手権の出場資格者名簿で確認できる。日々の出場メンバーについてはファーム公式戦の試合情報も併せて見るとよい。

Q2:2026年の巨人二軍で注目された若手は誰?

A2:石塚裕惺、小濱佑斗、平山功太、山瀬慎之助、三塚琉生が注目選手。特に石塚はファーム打率.319、三塚は6本塁打、小濱は19盗塁を記録した。

Q3:2026年に育成から支配下登録された巨人の選手は?

A3:E.ルシアーノ、宇都宮葵星、平山功太、J.ティマ、笹原操希、知念大成、代木大和、鈴木大和の8選手。最初の移行は3月24日、最後は7月31日だった。

Q4:巨人二軍のスタメンは毎試合同じ?

A4:固定ではない。若手の育成、一軍選手の調整、守備位置の確認などによって選手や打順が変わる。複数試合の起用傾向を見ることが大切だ。

Q5:石塚裕惺は2026年に一軍昇格した?

A5:2026年の一軍公式戦に49試合出場している。ファームでも31試合に出場し打率.319を記録しており、一軍での継続的な活躍が今後の焦点となる。

まとめ:巨人二軍メンバー2026の注目点と今後の展望

2026年の巨人二軍は、育成選手から支配下登録へ移行する選手が相次ぎ、若手の競争が各ポジションで進んだシーズンだった。

特に注目したい選手を整理すると、次のようになる。

- 石塚裕惺:打率.319、出塁率.427。打撃面で高いアピール。
- 小濱佑斗:19盗塁、29打点。走攻両面で貢献。
- 平山功太:育成から支配下へ移行し、ファーム打率.283。
- 山瀬慎之助:78試合出場。捕手として実戦経験を蓄積。
- 三塚琉生:6本塁打、36打点。外野の長打力に期待。
- 又木鉄平:ファーム9勝、防御率1.82。投手陣の注目株。

【プロの結論】

巨人二軍を追いかける際に最も重要なのは、選手名簿と実際の出場データを分けて考えることだ。

支配下登録されたからといって一軍定着が保証されるわけではなく、ファームで好成績を残したからといって、直ちに一軍で同じ結果を出せるとも限らない。

野手なら打席数・出塁率・長打率・守備位置、投手なら投球回数・防御率・奪三振・四球を確認する。さらに、登録変更や一軍出場の有無を照らし合わせることで、選手の現在地が見えてくる。

2026年の巨人二軍は、石塚や小濱のような若手野手だけでなく、又木ら投手陣、山瀬ら捕手陣にも見どころが多かった。

一軍の結果だけでなく、ファームで積み重ねられている成績と起用の変化を追うこと。それが、次の巨人の主力選手を見つける一番確かな方法だ。


主な参照資料: 日本野球機構(NPB)2026年度選手一覧・登録公示・ファーム個人打撃成績・個人投手成績・ファーム日本選手権出場資格者名簿。