【開幕スタメン予想】巨人の最終オーダーから見える2026年の布陣
オープン戦のスタメンは、単なる試合ごとの打順ではない。監督や首脳陣が選手の適性を見極め、開幕後の役割を探るための重要な材料でもある。
2026年の巨人は、オープン戦の序盤から終盤にかけて打順を変更してきたが、最終戦では比較的明確な上位打線の形が見えていた。
3月22日の最終戦スタメン

楽天とのオープン戦最終戦で起用された打順は次のとおり。
- 1番:キャベッジ(左翼)
- 2番:松本剛(中堅)
- 3番:泉口友汰(遊撃)
- 4番:ダルベック(一塁)
- 5番:佐々木俊輔(右翼)
- 6番:坂本勇人(三塁)
- 7番:増田陸(二塁)
- 8番:山瀬慎之助(捕手)
- 9番:則本昂大(投手)
このオーダーは、3月22日の試合で実際に使用されたものだ。開幕戦の確定オーダーそのものではないが、春季キャンプから続く競争の最終段階で、どの選手が上位に置かれたかを知る参考になる。
開幕スタメンを考えるうえでの注目ポイント
1番・2番の出塁と機動力
キャベッジと松本剛の組み合わせは、出塁と走者の進塁を意識した構成だ。浦田俊輔も打率.317、4盗塁を記録しており、1番や2番の候補として競争に加わる材料を残した。
3番・4番の攻撃力
泉口は打率.400、ダルベックは2本塁打、7打点。両者の役割が整理されれば、上位から中軸への攻撃の流れを作りやすい。
外野の競争
キャベッジ、松本、佐々木は、それぞれ異なる特徴を持つ。キャベッジは1本塁打、松本は打率.174ながら1盗塁、佐々木は打率.333、1本塁打、5打点を記録した。
数字だけを比較すると佐々木の打撃が目立つが、出場機会や守備面も含めた総合評価が必要になる。
捕手の起用
岸田行倫は打率.471、山瀬慎之助は.308、甲斐拓也は.176だった。捕手は打撃だけでなく、投手との相性、リード、守備面も重要な評価項目となる。
2026年の巨人は何を目指すチームだったのか
オープン戦の成績から見えてきたのは、機動力と長打力を組み合わせた攻撃、そして複数の先発候補と救援投手を組み合わせる投手運用だった。
ただし、開幕スタメンを決める際にオープン戦の打率だけを重視するのは適切ではない。出場試合数、打席数、守備位置、対戦投手、シーズンを通じた役割まで考える必要がある。
2026年のレギュラーシーズンは、巨人が76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位という結果で終了した。オープン戦の勝率.667とは異なる数字になっており、春の好成績がそのまま長いシーズンの勝利を保証するわけではないことも示している。
【プロの結論】巨人オープン戦2026の収穫と課題を総合評価
2026年の巨人を評価するなら、勝敗だけでなく、攻撃・投手・守備の3つの観点から考える必要がある。
収穫1:若手と中堅に競争が生まれた
泉口、浦田、佐々木、増田陸、平山らがそれぞれ異なる形で結果を残した。
特に泉口の打率.400、浦田の4盗塁、増田陸の打率.467、平山の2本塁打は、選手起用の選択肢を増やす材料だった。
主力選手だけで打線を構成するのではなく、調子の良い選手を柔軟に組み込めることは、長いシーズンを戦ううえで意味がある。
収穫2:複数の投手が安定した数字を残した
田中将大の10イニング無失点、竹丸和幸の12イニング16奪三振、山﨑伊織の6イニング無失点など、先発候補には好材料があった。
さらに北浦、石川、ルシアーノら救援投手にも無失点の成績があり、ブルペンの競争にも収穫があった。
課題1:大量失点を防ぐ投手運用
オープン戦16試合の総失点は50。そのうち3試合で31失点を記録している。
- 3月7日・オリックス戦:8失点
- 3月11日・ソフトバンク戦:15失点
- 3月14日・日本ハム戦:8失点
この3試合だけで総失点の62%を占める。
つまり、巨人の投手陣はすべての試合で崩れていたわけではない。むしろ、好投できた試合と大量失点を許した試合の差が大きかった。
先発が早い段階で崩れた場合の継投、救援投手の役割分担、複数イニングを任せられる投手の確保が重要なテーマだった。
課題2:本塁打に依存しない得点パターン
チーム本塁打は8本。チーム打率は.260だったが、16試合で45得点にとどまった。
安打を放つことと得点につなげることは別の問題だ。
走者を進める犠打、進塁打、盗塁、四球を絡めた攻撃など、得点の形を増やす必要がある。
浦田や佐々木のように走力を生かせる選手と、ダルベックやキャベッジのように長打を期待できる選手を組み合わせることが、打線の完成度を高めるポイントになる。
2026年のレギュラーシーズン結果から見た春の評価
実際の2026年レギュラーシーズンでは、巨人は143試合で76勝64敗3分、セ・リーグ2位となった。
チーム打率は.234、防御率は2.80。オープン戦のチーム打率.260、防御率3.11とは異なる結果になった。
春に好調だった選手がシーズンでも同じ成績を残すとは限らず、逆にオープン戦で苦戦した投手がシーズンで本来の力を発揮することもある。
この違いこそ、オープン戦の数字を読むときに押さえておきたいポイントだ。
【巨人オープン戦速報2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年オープン戦は何勝何敗でしたか?
2026年の巨人は全16試合で10勝5敗1分でした。勝率は.667で、NPB公式のチーム勝敗表にも記録されています。
Q2:巨人の2026年オープン戦の順位は何位でしたか?
勝率.667で日本ハムと同率の数字でした。NPB公式の勝敗表では日本ハムに続く位置に掲載されています。集計媒体によっては両チームを1位タイと表示しています。
Q3:巨人のオープン戦で打撃成績が良かった選手は誰ですか?
泉口友汰が打率.400、浦田俊輔が.317、佐々木俊輔が.333を記録しました。増田陸は15打数7安打で打率.467、岸田行倫は17打数8安打で.471でした。
Q4:巨人のオープン戦で好投した投手は誰ですか?
田中将大は10イニング無失点、山﨑伊織は6イニング無失点。竹丸和幸は12イニング16奪三振、防御率0.75を記録しました。山城京平とハワードも安定した成績を残しています。
Q5:2026年の巨人オープン戦はいつからいつまで開催されましたか?
NPB公式日程では、2026年2月21日から3月22日まで開催されました。巨人はこの期間に全16試合を戦いました。
Q6:巨人のオープン戦最終戦の結果は?
2026年3月22日の楽天戦で、巨人は2-6で敗れました。先発は則本昂大。オープン戦の最終成績は10勝5敗1分となりました。
まとめ:巨人オープン戦2026は10勝5敗1分、開幕への手応えと課題が明確に
2026年の読売ジャイアンツは、オープン戦全16試合を10勝5敗1分、勝率.667で終えた。
打撃では泉口友汰、浦田俊輔、佐々木俊輔、増田陸らがアピール。ダルベック、平山功太らにも本塁打が生まれ、打線の選択肢が広がった。
投手陣では田中将大、山﨑伊織、竹丸和幸、山城京平らが好成績を残した一方、戸郷翔征やウィットリーらには修正材料が残った。大量失点を許した試合が3試合あったことも、見逃せない課題だった。
2026年のオープン戦を振り返る際に重要なのは、勝率.667という結果だけで判断しないことだ。打者なら打率と出塁率、投手なら防御率と投球回、さらに対戦相手や起用状況まで確認することで、チームの本当の状態が見えてくる。
春の16試合で得た収穫と課題は、その後のレギュラーシーズンを考えるうえでも貴重な記録となった。
今後、巨人の戦力や2026年の戦いを振り返る際には、オープン戦の勝敗だけでなく、個人成績とシーズン成績の変化を合わせて見ることが、より正確なチーム評価につながる。
主な参考資料:日本野球機構(NPB)2026年度オープン戦チーム勝敗表・個人打撃成績・個人投手成績・試合日程、NPBデータストア試合別スタメン記録、巨人年度別試合結果記録。