ワールドカップ2026日本代表の組み合わせと全試合結果・最終順位を徹底解説
2026年11月現在、FIFAワールドカップ2026は全日程を終了している。日本代表(SAMURAI BLUE)はグループFに入り、オランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦。グループリーグを勝ち点5の2位で突破し、決勝トーナメントのラウンド32へ進出した。しかし、ブラジルとの初戦で1対2と惜敗し、ベスト16進出はならなかった。大会最終順位は21位だった。
今回の組み合わせで注目されたのは、抽選時点で未確定だったUEFAプレーオフBの出場国だ。当初はスウェーデン、ポーランド、ウクライナ、アルバニアの4カ国に可能性が残されていたが、最終的にスウェーデンが出場権を獲得。日本は欧州の強豪2カ国を含むグループで3試合を戦うことになった。抽選から最終結果まで、公式記録をもとに整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 組み合わせ:日本はグループF。オランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦。
- グループリーグ結果:1勝2分け、勝ち点5、得失点差+4で2位通過。
- 最終結果:ラウンド32でブラジルに1対2で敗れ、FIFA公式の大会最終順位は21位。
【まず結論】ワールドカップ2026の日本代表はグループFで2位通過

日本代表が入ったのは、12グループのうちのグループF。対戦国はオランダ、スウェーデン、チュニジアの3カ国だった。
オランダは欧州を代表する強豪で、スウェーデンも身体能力と攻撃力を備えた難敵。チュニジアはアフリカ予選を失点ゼロで突破した守備力の高いチームだった。日本にとって、どの試合も簡単には勝ち点を得られない組み合わせだった。
それでも日本は初戦のオランダ戦で2点を奪って引き分け、第2戦ではチュニジアに4対0で快勝。最終戦のスウェーデン戦も1対1で引き分け、無敗のままグループリーグを終えた。
最終成績は1勝2分け、勝ち点5。首位オランダの7ポイントに次ぐ2位となり、ラウンド32への進出を決めた。3試合で敗戦がなかったことは評価できる一方、勝ち切れた試合がチュニジア戦の1試合にとどまった点は、決勝トーナメントを見据えた課題として残った。
【抽選の経緯】UEFAプレーオフBの未確定枠はなぜスウェーデンになった?
日本の組み合わせを理解するうえで欠かせないのが、2025年12月5日に米国ワシントンD.C.で開催された最終組み合わせ抽選会だ。
抽選時点では、欧州予選の一部プレーオフが終了していなかった。そのため、グループFの4枠目は特定の国名ではなく「UEFAプレーオフB勝者」として発表された。
JFAの2025年12月6日付公式発表によれば、UEFAプレーオフBの候補は次の4カ国だった。
- スウェーデン
- ポーランド
- ウクライナ
- アルバニア
この4カ国がノックアウト方式で争い、勝ち残った国がワールドカップ本大会への出場権を獲得する仕組みだった。
2026年3月のプレーオフでスウェーデンが出場権を獲得
2026年3月26日の準決勝では、スウェーデンがウクライナを3対1で撃破。もう一方の準決勝ではポーランドがアルバニアに2対1で勝利した。
そして3月31日の決勝で、スウェーデンとポーランドが激突。スウェーデンはアンソニー・エランガ、グスタフ・ラーゲルビエルケ、ビクトル・ギェケレシュの得点によって3対2で勝利した。
特に決勝点となったのは、ギェケレシュが88分に決めたゴール。ポーランドとの接戦を制したスウェーデンが、2018年以来となるワールドカップ出場を決めた。
UEFAの公式結果とFIFAのプレーオフ報告によって、グループFの未確定枠がスウェーデンに決まった経緯を確認できる。
つまり、抽選直後の日本の対戦相手は「オランダ、UEFAプレーオフB勝者、チュニジア」であり、スウェーデンは後日確定した相手だった。抽選時点からスウェーデンが確定していたわけではない点が重要だ。
【試合日程と全結果】オランダ戦・チュニジア戦・スウェーデン戦を総整理
日本代表のグループF全3試合は、米国とメキシコの会場で開催された。以下は日本時間を基準にした日程と結果だ。
第1戦:オランダ戦は2対2のドロー
試合日:2026年6月15日(月)午前5時(日本時間)
会場:ダラス・スタジアム(米国)
結果:オランダ 2-2 日本
大会初戦の相手はオランダ。日本は前半を無失点で終えたものの、後半に入ると試合が大きく動いた。
51分にフィルジル・ファン・ダイクのゴールでオランダが先制。日本は57分、中村敬斗の得点で追いついた。しかし64分にはクリセンシオ・サマーフィルに決められ、再びリードを許す。
それでも日本は最後まで攻撃を続け、89分に鎌田大地が同点ゴールを記録。2度のビハインドを追いつく粘り強い戦いで、貴重な勝ち点1を獲得した。
格上と目されたオランダに対して勝ち点を持ち帰ったことは、グループ突破を考えるうえで大きかった。初戦で勝ち点ゼロに終わらなかったことが、その後の戦いに余裕をもたらした。
第2戦:チュニジア戦は4対0の圧勝
試合日:2026年6月21日(日)午後1時(日本時間)
会場:モンテレイ・スタジアム(メキシコ)
結果:チュニジア 0-4 日本
第2戦は日本の攻撃力が際立った一戦となった。日本は序盤から積極的なプレスを仕掛け、試合開始早々に先制する。
4分、鎌田大地がゴールを決めて日本が先行。31分には上田綺世が追加点を挙げ、前半だけで2点のリードを確保した。
後半も日本の攻勢は続き、69分には伊東純也が3点目。83分には上田綺世が自身2点目となるゴールを決め、最終スコアは4対0となった。
JFAの公式試合報告によると、この4得点は日本代表にとってワールドカップ本大会での1試合最多得点記録を更新するものだった。これまでの記録は2010年南アフリカ大会のデンマーク戦で記録した3得点だった。
さらに、この試合はFIFAワールドカップ通算1000試合目という節目の一戦でもあった。日本は勝ち点を4に伸ばし、グループ突破へ大きく前進した。
第3戦:スウェーデン戦は1対1で引き分け
試合日:2026年6月26日(金)午前8時(日本時間)
会場:ダラス・スタジアム(米国)
結果:日本 1-1 スウェーデン
最終戦の相手は、プレーオフBを勝ち抜いたスウェーデン。日本はすでに4ポイントを獲得しており、引き分けでも自力でラウンド32進出を決められる状況だった。
試合が動いたのは56分。日本は前田大然がゴールを決め、先制に成功した。しかし62分、アンソニー・エランガに同点ゴールを許す。
その後も両チームが勝ち越しを狙ったが、スコアは動かず1対1で終了。日本は勝ち点1を加え、合計5ポイントでグループFの2位を確定させた。
JFAの試合報告でも、この引き分けによって日本のグループ2位とラウンド32進出が決まったことが確認されている。
【グループF順位表】勝ち点5で2位通過した日本と各国の関係
3試合終了時点のグループF順位は以下のとおり。日本は1勝2分けで勝ち点5を獲得し、得失点差でもプラス4を記録した。
| 順位 | チーム | 勝・分・敗 | 勝ち点 | 得失点差 | 日本との関係 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | オランダ | 2・1・0 | 7 | +6 | 第1戦で2対2 |
| 2位 | 日本 | 1・2・0 | 5 | +4 | ラウンド32進出 |
| 3位 | スウェーデン | 1・1・1 | 4 | 0 | 第3戦で1対1 |
| 4位 | チュニジア | 0・0・3 | 0 | -10 | 第2戦で0対4 |
出典:日本サッカー協会のFIFAワールドカップ2026公式順位表。
日本が5ポイントで2位になれた理由
日本の勝ち点の内訳は、チュニジア戦の勝利による3ポイントと、オランダ戦・スウェーデン戦の引き分けによる2ポイント。合計5ポイントだった。
首位オランダとの差は2ポイント。日本は無敗で大会を進めたものの、勝利数が1試合だったため首位には届かなかった。
一方、3位スウェーデンとの差は1ポイント。日本がスウェーデンに敗れていれば、順位争いは大きく変わっていた可能性がある。最終戦で勝ち点1を確保した意味は大きい。
3位のスウェーデンも決勝トーナメントに進出した
ここで押さえておきたいのが、2026年大会の新しい大会方式だ。
今大会は史上初の48カ国参加となり、グループステージは12組に分かれて実施された。各組の上位2チームに加え、3位チームのうち成績上位8チームもラウンド32へ進出する。
そのため、グループFで3位だったスウェーデンも、勝ち点4を獲得した成績によってノックアウトステージへの進出を果たした。
つまり、グループFは日本とオランダだけが決勝トーナメントへ進んだわけではない。スウェーデンも突破しており、グループ3位が必ず敗退するという従来型の認識では、今大会の結果を正しく理解できない。
なお、グループ順位の決定では勝ち点だけでなく、当該チーム間の対戦成績、得失点差、総得点などのタイブレーク基準が適用される。JFAの大会概要にも順位決定方法が掲載されている。
【ラウンド32】日本対ブラジルは1対2、佐野海舟の先制点も及ばず
グループFを2位で通過した日本代表が、ラウンド32で対戦したのはブラジルだった。
試合日:2026年6月30日(火)午前2時(日本時間)
会場:ヒューストン・スタジアム(米国)
結果:ブラジル 2-1 日本
なお、米国現地時間では6月29日正午の開催であり、日本時間との日付の違いには注意が必要だ。
佐野海舟が先制するもブラジルに逆転を許す
試合は日本が先にスコアを動かした。29分、佐野海舟がゴールを決め、日本がブラジルから先制点を奪う。
世界的な強豪を相手に先行した日本は、試合の主導権を握る可能性を感じさせた。しかし、後半に入るとブラジルが反撃を開始する。
56分にカゼミーロが同点ゴールを決め、試合は振り出しに戻った。
日本も勝ち越しを目指して戦ったが、試合終了間際の90分+5分、ガブリエウ・マルティネッリに決勝点を決められた。
最終スコアはブラジル2対1日本。日本は先制しながら逆転負けを喫し、ラウンド32で大会を終えた。
日本代表が越えられなかったラウンド32の壁
JFAの公式試合報告では、日本がブラジルに先制しながら1対2で敗れ、5度目の挑戦でも最初の決勝トーナメントの壁を越えられなかったことが報告されている。
今回の試合で注目すべきなのは、強豪相手に先制できたことと、試合終盤まで勝敗が決まらなかったことだ。日本がブラジルに対して受け身に徹するだけではなく、得点を奪って勝利を狙える力を示した点は評価できる。
一方、同点に追いつかれた後の試合運びや、アディショナルタイムまで集中力を維持することは今後の課題として残った。グループリーグを無敗で突破したチームが、次の1試合で敗退する。ノックアウト方式の厳しさが表れた結果だった。
【FIFAワールドカップ2026最終結果】日本21位、世界王者はスペイン
FIFAワールドカップ2026は、2026年6月11日から7月19日までカナダ、メキシコ、米国の3カ国で開催された。48カ国が参加する初の大会で、全104試合が実施された。
最終的に優勝したのはスペイン。7月19日の決勝でアルゼンチンと対戦し、延長戦の106分にフェラン・トーレスが決勝ゴールを記録。1対0で勝利し、2度目のワールドカップ制覇を達成した。
準優勝はアルゼンチン、3位はフランスとの3位決定戦を6対4で制したイングランドだった。
日本代表の大会最終順位は21位
FIFAが2026年7月20日に公表した公式最終順位では、日本は48カ国中21位となった。
グループFを2位で突破し、ラウンド32まで進出したものの、ブラジル戦の敗戦によってベスト16には届かなかった。なお、同じグループのスウェーデンは27位、オランダは17位となっている。
日本の21位という順位は、単純にグループ2位という成績だけで決まったものではない。大会全体の勝ち点、得失点差、総得点などを基準に、同じラウンドで敗退した国々の順位が決定されている。
今大会の日本代表は、オランダとの接戦、チュニジア戦の4得点、スウェーデン戦の引き分けと、グループステージで安定した結果を残した。一方で、ブラジルとの一発勝負では最後まで勝ち切ることができなかった。
グループリーグ突破とベスト16進出は別の目標であり、勝ち点を積み重ねる力と、強豪との決勝トーナメントを勝ち抜く力には異なる要素が求められる。その差が2026年大会の日本代表の最終結果に表れている。
【ワールドカップ2026日本組み合わせ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドカップ2026で日本代表は何組だった?
A1:日本代表はグループFだった。オランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦し、勝ち点5で2位通過を果たした。
Q2:日本代表のグループリーグの結果は?
A2:オランダ戦は2対2、チュニジア戦は4対0、スウェーデン戦は1対1。1勝2分け、勝ち点5、得失点差+4でグループFの2位となった。
Q3:抽選時に未確定だったUEFAプレーオフBはどの国になった?
A3:スウェーデンになった。2026年3月31日のプレーオフ決勝でポーランドを3対2で破り、本大会への出場権を獲得した。
Q4:日本代表はラウンド32でどこと対戦した?
A4:ブラジルと対戦した。日本は佐野海舟のゴールで先制したが、カゼミーロとガブリエウ・マルティネッリの得点で逆転され、1対2で敗れた。
Q5:日本代表はワールドカップ2026で何位だった?
A5:FIFA公式の最終順位は21位。グループFを2位で突破したものの、ラウンド32で敗退した。
Q6:ワールドカップ2026の優勝国はどこ?
A6:スペイン。2026年7月19日の決勝でアルゼンチンを延長戦の末に1対0で下し、2度目の優勝を達成した。
まとめ:日本代表は勝ち点5で突破、次の課題は決勝トーナメントで勝ち切る力
ワールドカップ2026の日本代表は、グループFでオランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦した。抽選時に未確定だったUEFAプレーオフBの枠には、2026年3月のプレーオフを制したスウェーデンが入った。
本大会ではオランダと2対2、チュニジアと4対0、スウェーデンと1対1。1勝2分けの勝ち点5でグループ2位となり、無敗でラウンド32へ進出した。
しかし、ブラジルとの決勝トーナメント初戦では佐野海舟の先制点を守り切れず、1対2で敗退。FIFA公式の最終順位は21位だった。
2026年大会を振り返るうえで重要なのは、日本が欧州の強豪を含むグループで安定した成績を残した一方、世界のトップレベルの相手との一発勝負で勝ち切れなかったという点だ。
グループリーグ突破を通過点とし、その先で勝利を積み重ねるためには、試合終盤の守備の安定、攻撃の決定力、選手層の厚さが欠かせない。2026年大会の経験は、次の2030年ワールドカップに向けた日本サッカーの強化を考えるうえでも重要な材料となる。
日本代表の2026年大会はラウンド32で幕を閉じた。しかし、勝ち点5を獲得したグループリーグの戦いとブラジルに挑んだ経験は、次の世界大会へつながる大きな財産となった。
主な情報照合先: 日本サッカー協会(JFA)の大会公式日程・順位表・試合報告、UEFAの欧州プレーオフ公式結果、FIFAの大会最終順位および決勝公式報告。