ABCお笑いグランプリ歴代王者一覧【2026最新】第47回ゼロカランまで徹底解説
2026年11月現在、ABCお笑いグランプリの最新王者は、第47回大会(2026年)のゼロカランだ。2012年の第33回大会で現在の大会名に変更されてから、かまいたち、霜降り明星、令和ロマン、エバースなど、後に全国的な人気を獲得する芸人たちが優勝者に名を連ねている。
ただし、この大会の歴史は2012年から始まったわけではない。1980年の「ABC漫才・落語新人コンクール」を原点とし、1989年には「ABCお笑い新人グランプリ」へ名称を変更。ダウンタウンやナインティナイン、中川家、フットボールアワーなども受賞者として名を残している。2026年のゼロカランまで、歴代王者の優勝年と大会名の変遷を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1: 2012年の第33回から2026年の第47回までの歴代優勝者は15組。最新王者はゼロカラン。
- 要点2: 大会の原点は1980年。1989年にABCお笑い新人グランプリ、2012年にABCお笑いグランプリへと名称が変わった。
- 要点3: かまいたち、霜降り明星、令和ロマン、エバースなど、異なる世代の実力派が優勝している。
【2026年最新】第47回ABCお笑いグランプリの優勝者はゼロカラン!

2026年7月26日に開催された「第47回ABCお笑いグランプリ2026 presented by SCOグループ」で優勝したのは、ゼロカランだ。
ABCテレビで生放送、ABEMAで生配信された今大会には、デビュー10年以内の若手芸人583組がエントリー。厳しい予選を勝ち抜いた12組が決勝に進出し、漫才やコントなどジャンルの異なるネタで競い合った。
ゼロカランは、ワキとたいがによるお笑いコンビ。ともに大阪府出身で高校の同級生だった2人は、2019年にコンビを結成した。
2026年大会は芸歴8年目での初決勝進出。これまで賞レースで優勝経験がなかった2人にとって、ABCお笑いグランプリが初のタイトル獲得となった。
ゼロカランが優勝した決勝の結果
ファイナルステージでは、金魚番長、ゼロカラン、豆鉄砲の3組が優勝を争った。
| ファイナル進出者 | 最終得点 |
|---|---|
| ゼロカラン | 668点 |
| 豆鉄砲 | 656点 |
| 金魚番長 | 651点 |
7人の審査員がそれぞれ100点満点で採点し、合計700点満点で競う形式。ゼロカランは668点を獲得し、2位の豆鉄砲に12点差をつけて第47代王者に輝いた。
優勝賞金100万円とチャンピオンベルト、副賞も贈られた。
ABCマガジンの大会レポートによると、ゼロカランはファーストステージで高級ホテルの過剰な接客を題材にした漫才を披露。ファイナルステージでは健康診断を題材にしたネタで審査員の評価を集めた。
特にツッコミのワキが生み出す言葉の切れ味が評価され、初の決勝進出で頂点まで駆け上がった。
また、2025年のM-1グランプリでは初の準決勝進出を果たし、2025年と2026年のダブルインパクトでも2年連続で準決勝に進出している。
賞レースで着実に実績を積み重ねてきたコンビが、ABCお笑いグランプリで初タイトルを手にしたことは、2026年大会を象徴する出来事となった。
【2012〜2026年】ABCお笑いグランプリ歴代優勝者一覧
現在の大会名になった第33回から第47回まで、15大会の優勝者を年代順にまとめた。
歴代王者と優勝年の一覧
| 回数 | 優勝年 | 歴代優勝者 |
|---|---|---|
| 第33回 | 2012年 | かまいたち |
| 第34回 | 2013年 | ジャルジャル |
| 第35回 | 2014年 | 天竺鼠 |
| 第36回 | 2015年 | GAG少年楽団 |
| 第37回 | 2016年 | セルライトスパ |
| 第38回 | 2017年 | 霜降り明星 |
| 第39回 | 2018年 | ファイヤーサンダー |
| 第40回 | 2019年 | エンペラー |
| 第41回 | 2020年 | コウテイ |
| 第42回 | 2021年 | オズワルド |
| 第43回 | 2022年 | カベポスター |
| 第44回 | 2023年 | ダブルヒガシ |
| 第45回 | 2024年 | 令和ロマン |
| 第46回 | 2025年 | エバース |
| 第47回 | 2026年 | ゼロカラン |
※グループ名は受賞当時の表記。2015年の優勝者はGAG少年楽団として記録されている。
この15年間の顔ぶれを見ると、漫才を中心に活躍するコンビだけでなく、コントに強みを持つ芸人も優勝していることが分かる。
特に注目したい歴代王者
かまいたち(2012年・第33回)
現在の大会名に変更された最初の優勝者。山内健司と濱家隆一によるコンビで、2012年大会では458点を獲得した。
当時の決勝では、さらば青春の光が454点、ソーセージが453点と続き、僅差の争いを制した。
全国のプロ芸人に参加資格が広げられた新しい大会で、初代王者となった意味は大きい。
霜降り明星(2017年・第38回)
せいやと粗品によるコンビ。2017年7月9日の第38回大会で優勝した。
当時の決勝には全国から556組がエントリー。12組が決勝に進出する中、テンポのあるエネルギッシュな漫才で第38代チャンピオンに輝いた。
令和ロマン(2024年・第45回)
髙比良くるまと松井ケムリによるコンビ。2023年のM-1グランプリ王者として参戦し、2024年にABCお笑いグランプリを制した。
前年の2023年大会ではダブルヒガシとファイナルステージで同点となり、ファーストステージの得点差によって惜しくも準優勝。翌年に再挑戦し、見事に優勝を果たした。
エバース(2025年・第46回)
佐々木隆史と町田和樹によるコンビ。2024年のM-1グランプリで初出場ながら4位となり、注目度を高めていた。
ABCお笑いグランプリでは2024年に続いて2年連続の決勝進出。結成10年目という節目の年に第46代王者となった。
そして2026年大会では前年王者としてスペシャルゲストを務め、後輩たちの挑戦を見守った。
【1980年から続く大会史】ABCお笑い新人グランプリとの名称変更
ABCお笑いグランプリの歴史を理解するうえで欠かせないのが、前身大会の存在だ。
現在の大会は2012年に始まったように見えるが、実際には1980年から続く長い歴史を持っている。
大会名は3段階で変化した
大会の名称変更は、大きく3つの時期に分けられる。
第1期:ABC漫才・落語新人コンクール(1980〜1988年)
1980年3月15日、朝日放送の創立30周年記念番組として「ABC漫才・落語新人コンクール」が開催された。
第1回大会では、漫才の部で前田一球・写楽が最優秀新人賞を受賞。落語の部では桂雀三郎が受賞した。
1981年から1988年まで、基本的にこの大会名で開催されている。
当時は漫才と落語などの部門別に賞が設けられており、現在のようにすべてのジャンルから単一の王者を決める仕組みとは異なっていた。
第2期:ABCお笑い新人グランプリ(1989〜2011年)
1989年の第10回大会から「ABCお笑い新人グランプリ」に名称を変更。
この時期には、現在のお笑い界でも知られる数多くの芸人が最優秀新人賞を獲得している。
代表的な受賞者は次のとおりだ。
| 受賞年 | 最優秀新人賞 |
|---|---|
| 1989年 | 月亭かなめ・ぜんじろう |
| 1990年 | ベイブルース |
| 1992年 | ナインティナイン |
| 1994年 | ますだおかだ |
| 1996年 | 中川家 |
| 2000年 | フットボールアワー |
| 2001年 | キングコング |
| 2004年 | 千鳥 |
| 2006年 | とろサーモン |
| 2007年 | 鎌鼬(現・かまいたち) |
| 2009年 | 天竺鼠 |
| 2010年 | モンスターエンジン |
| 2011年 | ウーマンラッシュアワー |
1989年以降の最高賞は「最優秀新人賞」という名称で、現在の優勝とは賞の呼称や大会形式が異なる。
また、ダウンタウンは1984年の第5回大会で漫才の部の最優秀新人賞を受賞している。
したがって、ダウンタウンやナインティナインを現在の大会形式における優勝者と単純に同列に扱うのではなく、受賞当時の大会名と賞の種類を区別することが大切だ。
第3期:ABCお笑いグランプリ(2012年〜現在)
2012年の第33回大会から、現在の「ABCお笑いグランプリ」にリニューアルされた。
大きな変更点は、出場資格と競技形式だ。
以前は漫才・コントの芸人は結成5年未満、落語家は芸歴10年未満が基本的な対象だったが、リニューアル後はデビュー10年以内の全国のプロ芸人に参加資格が広げられた。
大会の回数も前身大会から引き継がれ、第33回としてスタート。2026年には第47回を迎えている。
つまり、ABCお笑いグランプリは大会のルーツを引き継ぎながら、時代に合わせて競技内容を進化させてきた賞レースなのだ。
【歴代王者の関係性】ダウンタウンから令和ロマンまで続く登竜門
歴代受賞者を並べると、この大会が関西のお笑い界だけでなく、日本のお笑い界全体にとって重要な存在であることが見えてくる。
ダウンタウン・ナインティナインから続く系譜
前身大会の時代には、ダウンタウンやナインティナイン、ますだおかだ、中川家、フットボールアワーなどが受賞した。
それぞれ異なる世代の芸人だが、若手時代にABCの大会で評価された経験を持つ。
その後、かまいたちや霜降り明星、令和ロマンといった世代の異なる人気コンビも現在の大会で優勝している。
この流れは、ABCお笑いグランプリが単なる一度限りの賞レースではなく、長期にわたって若手の才能を発掘してきたことを示している。
歴代王者の転換点と大会との関係
| 芸人・コンビ | 受賞年 | 大会との関係・注目点 |
|---|---|---|
| ダウンタウン | 1984年 | 前身大会の漫才部門で受賞 |
| ナインティナイン | 1992年 | ABCお笑い新人グランプリの最優秀新人賞 |
| かまいたち | 2007年・2012年 | 前身大会とリニューアル後の両方で受賞 |
| 霜降り明星 | 2017年 | 第38回の優勝者 |
| 令和ロマン | 2024年 | 前年の準優勝を経て優勝 |
| エバース | 2025年 | 2年連続の決勝進出を経て優勝 |
| ゼロカラン | 2026年 | 決勝初出場で初タイトルを獲得 |
特に興味深いのが、かまいたちの受賞歴だ。
かまいたちは、2007年に前身大会で「鎌鼬」という表記で最優秀新人賞を受賞。その後、2012年の第33回大会でも優勝している。
大会名とルールが変わっても、同じコンビが異なる時代の大会で評価された事例だ。
また、天竺鼠も2009年のABCお笑い新人グランプリで最優秀新人賞を受賞し、2014年の第35回ABCお笑いグランプリでも優勝している。
こうした重複受賞は、前身大会と現在の大会が歴史的につながっていることを理解するうえで重要なポイントだ。
令和ロマンとエバースに見る近年の大会の特徴
2024年の令和ロマン、2025年のエバースは、M-1グランプリでも実績を残しているコンビだ。
一方、2026年のゼロカランは、ABCお笑いグランプリで初めて決勝に進出し、そのまま優勝した。
3組の経歴を比較すると、すでに全国的な知名度を持つ芸人が挑戦するケースもあれば、賞レースでの初タイトルをきっかけに注目を集めるケースもある。
ABCお笑いグランプリの魅力は、知名度だけでは勝敗が決まらないところにある。
【大会の仕組み】M-1とは違うABCお笑いグランプリの特徴
ABCお笑いグランプリが若手芸人から注目される理由の一つは、参加できるお笑いのジャンルが幅広いことだ。
漫才だけではなくコントやピン芸も対象
ABCお笑いグランプリでは、次のようなジャンルが競技対象となる。
- 漫才
- コント
- ピン芸
- モノマネ
- 歌ネタ
- 落語
M-1グランプリが漫才を競う大会であるのに対し、ABCお笑いグランプリは複数のジャンルの芸人が同じタイトルを目指す。
そのため、漫才の技術だけではなく、設定の面白さ、構成力、演技力、独創性など、異なる種類の才能が評価される。
デビュー10年以内の全国のプロ芸人が対象
2012年のリニューアルで、参加資格はデビュー10年以内のプロ芸人へと変更された。
地域を関西に限定せず、全国の芸人が挑戦できる仕組みになったことも大きな変化だ。
これにより、東京を拠点とする芸人や、関西以外の地域で活動する芸人にも優勝のチャンスが広がった。
2026年大会の決勝方式
第47回大会では、決勝進出者12組が3つのブロックに分かれて競い、各ブロックの勝者がファイナルステージへ進出した。
ファイナルステージではファーストステージとは異なる4分間のネタを披露。7人の審査員がそれぞれ100点満点で採点し、合計点によって優勝者を決定した。
この形式では、最初のネタだけでなく、もう1本のネタでも高い完成度を示す必要がある。
つまり、異なるネタを続けて披露できる構成力と、短い時間で笑いを生み出す瞬発力が求められる。
【プロの結論】歴代王者一覧から読み解くABCお笑いグランプリの価値
ABCお笑いグランプリの歴史を振り返ると、優勝者の顔ぶれだけでは分からない大会の特徴が見えてくる。
最も重要なのは、前身大会と2012年以降の大会を分けて理解することだ。
1980〜1988年はABC漫才・落語新人コンクール、1989〜2011年はABCお笑い新人グランプリ、2012年以降はABCお笑いグランプリという3つの時期がある。
そのため、歴代王者を調べるときは次の判断基準を押さえておきたい。
- 2012年以降の優勝者を知りたい場合は、第33回から第47回までを見る。
- ダウンタウンやナインティナインの受賞歴を調べる場合は、前身大会の最優秀新人賞を確認する。
- かまいたちのように複数の時代で受賞した芸人は、それぞれの大会名と受賞年を区別する。
- 優勝経験と、その後のテレビ出演や全国的な人気は別の実績として考える。
また、優勝者だけでなく準優勝者や決勝進出者にも目を向けると、大会の価値をより深く理解できる。
令和ロマンは2023年に惜しくも準優勝となった後、2024年に優勝。エバースは2024年に続いて2025年も決勝に進出し、2度目の挑戦で王者になった。
そして2026年はゼロカランが初決勝で頂点をつかんだ。
こうした結果からも、ABCお笑いグランプリは実績のある芸人だけでなく、まだ大きなタイトルを獲得していない若手にもチャンスがある大会だと分かる。
【ABCお笑いグランプリ歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ABCお笑いグランプリの歴代優勝者で2026年の最新王者は誰?
A1:2026年7月26日に開催された第47回ABCお笑いグランプリの優勝者はゼロカラン。ワキとたいがによるコンビで、決勝初出場にして初タイトルを獲得した。
Q2:かまいたちは何年にABCお笑いグランプリで優勝した?
A2:現在の大会名になった2012年の第33回大会で優勝している。また、2007年には前身大会のABCお笑い新人グランプリで「鎌鼬」名義で最優秀新人賞を受賞している。
Q3:霜降り明星は何年のABCお笑いグランプリ王者?
A3:2017年の第38回大会で優勝した。せいやと粗品によるコンビで、12組が競った決勝を制して第38代チャンピオンとなった。
Q4:令和ロマンは何年にABCお笑いグランプリで優勝した?
A4:2024年の第45回大会で優勝した。2023年大会ではダブルヒガシとファイナルステージで同点だったものの、ファーストステージの得点差で敗れ、翌年に優勝を果たした。
Q5:ABCお笑いグランプリとABCお笑い新人グランプリは別の大会?
A5:完全に無関係な大会ではない。1980年のABC漫才・落語新人コンクールを起点に、1989年にABCお笑い新人グランプリ、2012年にABCお笑いグランプリへと名称と大会形式を変更してきた。同じ歴史を受け継ぐ大会だ。
まとめ:ABCお笑いグランプリは2026年のゼロカランまで47回の歴史をつないできた
ABCお笑いグランプリは、1980年のABC漫才・落語新人コンクールから始まり、1989年のABCお笑い新人グランプリを経て、2012年に現在の大会名へと生まれ変わった。
2012年から2026年までの歴代優勝者は、かまいたち、ジャルジャル、天竺鼠、霜降り明星、令和ロマン、エバースなど、合計15組。
そして2026年の第47回大会では、ゼロカランが新たな王者となった。
ダウンタウンやナインティナインが受賞した前身大会から、令和ロマンやエバース、ゼロカランが活躍する現在まで、ABCの舞台は若手芸人の実力を世に示す場所であり続けている。
歴代優勝者を知ることは、日本のお笑い界の世代交代と新しい才能の登場を知ることでもある。 次の大会でどの芸人が新たな王者となり、歴史に名を刻むのか。第48回大会以降の挑戦者にも注目したい。
主な確認資料: 朝日放送テレビの大会公式情報、ABCマガジンの2026年大会結果・歴史解説、各年度の大会公式記録、歴代優勝者一覧。