BTSは2022年グラミー賞で受賞した?「Butter」の結果と2026年最新動向を徹底解説

目次

2022年のグラミー賞でBTSは受賞したのでしょうか。結論から言えば、BTSは第64回グラミー賞で「Butter」が最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされたものの、受賞には至りませんでした。しかし、授賞式で披露したスパイ映画を思わせる演出や、世界的ヒットを記録した楽曲の存在は、大きな話題を呼びました。

さらに2026年には、約3年9か月ぶりとなる完全体アルバム「ARIRANG」の発売、そして2027年のグラミー賞への楽曲提出を見送るという重要なニュースも発表されています。2022年の結果だけでなく、その後の受賞歴、ネットの反応、炎上と呼ばれた議論、噂の真相まで、現在の状況と合わせて詳しく整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2022年の結果: BTSは「Butter」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされたが、受賞者はDoja CatとSZAだった。
  • 注目の舞台: 2022年4月3日の授賞式では、スパイ映画をモチーフにした「Butter」のパフォーマンスを披露した。
  • 2026年最新情報: 新アルバム「ARIRANG」を3月20日に発売。7月29日には2027年のグラミー賞への楽曲提出を見送る意向を表明した。

【結論】2022年のグラミー賞でBTSは受賞した?「Butter」の結果を解説

グラミー賞2022 bts

2022年4月3日、アメリカ・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催された第64回グラミー賞。BTSは「Butter」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされました。

同部門には、次の5組が候補として名を連ねていました。

  • BTS「Butter」
  • Doja Cat feat. SZA「Kiss Me More」
  • Tony Bennett & Lady Gaga「I Get A Kick Out Of You」
  • Justin Bieber & Benny Blanco「Lonely」
  • Coldplay「Higher Power」

最終的に受賞したのは、Doja CatとSZAの「Kiss Me More」です。BTSは惜しくも受賞を逃しました。

この結果はグラミー賞公式の受賞者・ノミネート一覧にも記録されています。2021年の「Dynamite」に続く2年連続の同部門ノミネートであり、BTSにとっては2年連続で受賞を目指した大舞台でした。

ここで押さえておきたいのは、BTSが2022年のグラミー賞でノミネートされなかったわけではないという点です。正式な候補に選ばれ、世界的なアーティストと同じ舞台で受賞を競っていました。

【2022年の舞台裏】BTSの「Butter」パフォーマンスが話題になった理由

2022年のBTSを語るうえで、受賞結果と同じくらい注目されたのが授賞式でのパフォーマンスです。

スパイ映画のような演出で登場

BTSが披露したのは、ノミネート曲「Butter」。単に楽曲を歌って踊るだけではなく、スパイ映画をイメージしたストーリー性のあるステージが用意されました。

メンバーはサングラス姿で会場の観客席に紛れ込み、演出の一部としてステージへと移動。さらに、Vがオリヴィア・ロドリゴの耳元からカードを取り出すマジックのような場面も盛り込まれました。

その後、レーザー光線を避けるような振り付けを交えながら、7人によるダンスパフォーマンスへと展開。映画的な演出と完成度の高い振り付けが組み合わさったステージでした。

グラミー賞公式のパフォーマンス紹介記事でも、この演出はジェームズ・ボンドを思わせるスタイルとして取り上げられています。

「Butter」は世界的なヒット曲だった

「Butter」は2021年5月21日に発売されたBTSの英語シングルです。先行する「Dynamite」に続く英語楽曲で、軽快なディスコポップのサウンドと親しみやすいメロディーが特徴でした。

注目すべきは、アメリカのBillboard Hot 100での実績です。2021年には通算10週間にわたって1位を記録しました。これは連続ではなく、複数回の首位獲得を合算した数字です。

韓国の聯合ニュースも、同曲が長期間にわたって首位を獲得したことを報道しています。

つまり、BTSのグラミー賞挑戦は、単に世界的な人気を背景にしたものではありません。実際にアメリカの主要音楽チャートで大きな実績を残した楽曲による挑戦でした。

【完全年表】BTSとグラミー賞の関係・2021年から2026年までの歩み

2022年の「Butter」だけを見ていると、BTSとグラミー賞の関係を正確に理解できません。2021年の初ノミネートから2026年の新たな動きまでを整理すると、その意味がより明確になります。

時期 出来事・作品 グラミー賞との関係
2021年 「Dynamite」 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネート。受賞はLady GagaとAriana Grande。
2021年5月 「Butter」発売 Billboard Hot 100で通算10週間1位を記録。
2022年4月3日 第64回グラミー賞 「Butter」がノミネート。Doja CatとSZAが受賞。
2023年 「My Universe」「Yet To Come」など Coldplayとの楽曲や映像作品などで複数のノミネートを獲得。
2026年3月20日 「ARIRANG」発売 約3年9か月ぶりの完全体アルバムをリリース。
2026年7月29日 2027年のグラミー賞への提出見送りを発表 新設されたアジアン・ポップ部門をめぐる議論の中で、BTSが自らの方針を表明。

グラミー賞公式のBTSアーティスト情報では、2026年時点で通算5回のノミネートが記録されており、受賞数は0回です。

内訳には「Dynamite」「Butter」「My Universe」の最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞、Coldplayのアルバム「Music of the Spheres」に関連するアルバム・オブ・ザ・イヤー、そして「Yet To Come」の最優秀ミュージック・ビデオ賞が含まれています。

この年表から分かるのは、2022年の結果がBTSとグラミー賞の関係の終着点ではなかったということです。その後もノミネートが続き、2026年には賞そのものとの向き合い方に新しい展開が生まれました。

【なぜ受賞できなかった?】グラミー賞の評価基準とBTSの実績を検証

「Butter」がBillboard Hot 100で10週間も1位を獲得したにもかかわらず、なぜグラミー賞では受賞できなかったのでしょうか。

この疑問を理解するには、音楽チャートとグラミー賞の評価方法が異なることを知る必要があります。

グラミー賞は売上ランキングではない

Billboard Hot 100は、音楽の売上、ストリーミング、ラジオでの再生などを組み合わせて順位を決定するチャートです。

一方、グラミー賞はレコーディング・アカデミーの投票権を持つ音楽業界の専門家によって候補者や受賞者が選ばれる賞です。

公式の投票制度では、楽曲や作品の応募資格・部門分類の審査を経て、ノミネートを決める第1回投票と、受賞者を決める最終投票が行われます。投票結果は独立した会計事務所によって集計されます。

そのため、チャートでの順位やファンの支持が大きいことだけで、グラミー賞の受賞が保証されるわけではありません。

ノミネートと受賞は別の評価段階

2022年のBTSは、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞の5候補の一つに選ばれていました。

この時点で、作品が正式な審査対象として評価されたことは明らかです。しかし、最終投票ではDoja CatとSZAの「Kiss Me More」が選ばれました。

受賞しなかった理由について、投票の詳細な内訳や個々の投票者の判断は公開されていません。そのため、特定の理由を断定することはできません。

重要なのは、BTSの商業的成功とグラミー賞の受賞結果を同じ物差しで判断しないことです。両者は音楽業界における異なる評価軸を持っています。

【ネットの反応・炎上・噂の真相】BTSの落選をめぐって何が議論された?

2022年のグラミー賞後、BTSの受賞を期待していたファンや韓国の音楽関係者の間では、結果に対する落胆だけでなく、授賞式の運営やグラミー賞の評価構造についても議論が広がりました。

授賞式での賞の発表順をめぐる疑問

特に議論になったのが、BTSが候補となっていた部門の発表タイミングです。

韓国経済研究所(Korea Economic Institute of America)が2022年4月11日に公開した分析記事では、同部門の発表が主要部門の最後の発表直前に行われたことが取り上げられています。

通常とは異なる発表順を疑問視する声があり、一部のファンや論評者からは、BTSのファンを番組の最後まで視聴させる狙いがあったのではないかという推測も出ました。

ただし、これは当時の論評やネット上の推測であり、主催者が視聴率を目的として意図的にBTSの部門を後ろに配置したと証明されたわけではありません。

「BTSはグラミー賞に冷遇されていた?」という疑問

もう一つの議論は、世界的な人気や商業的な実績が、グラミー賞で十分に評価されているのかという問題です。

BTSは英語楽曲によってアメリカ市場で大きな成功を収め、世界中にファンを持つ存在になりました。それでも受賞に届かなかったことから、非英語圏のアーティストやアジアの音楽に対する評価のあり方を疑問視する意見が生まれました。

この問題は単なる一組のアーティストの落選にとどまらず、国際的な音楽市場とアメリカ中心の音楽賞との関係を考える議論にもつながっています。

ネットで広がった噂と確認できる事実

  • 噂: BTSは2022年のグラミー賞にノミネートされていなかった。
  • 事実: 「Butter」で正式にノミネートされていた。
  • 噂: BTSのパフォーマンスが評価されなかったため、出演できなかった。
  • 事実: BTSは授賞式で「Butter」を披露している。
  • 噂: 主催者がBTSのファンを利用するため、意図的に発表順を操作した。
  • 事実: 発表順をめぐる批判や推測は報じられたが、意図的な操作を裏付ける確定的な証拠は公表されていない。

したがって、2022年の出来事を単純に「BTSが炎上した」と表現するのは正確ではありません。議論の中心にあったのは、受賞結果だけでなく、賞の公平性や国際的な音楽評価のあり方でした。

【2026年最新ニュース】BTSの「ARIRANG」と2027年グラミー賞への新方針

2026年のBTSには、2022年当時とは異なる大きな動きがあります。グループとしての活動再開と新アルバムの発売、そしてグラミー賞への楽曲提出を見送るという発表です。

3月20日、完全体アルバム「ARIRANG」を発売

BTSは2026年3月20日、5枚目のスタジオアルバム「ARIRANG」を発売しました。

2022年6月のアンソロジーアルバム「Proof」以来、約3年9か月ぶりとなるグループの新作です。全14曲を収録し、韓国の伝統的な民謡「アリラン」に由来するタイトルを採用しました。

BIGHIT MUSICの公式ディスコグラフィーでは、韓国に根ざしたBTSのアイデンティティーと、世界中の人々に通じる感情を表現した作品として紹介されています。

長期間のグループ活動の空白を経て、7人が再び一つの作品を作り上げたことは、BTSのキャリアにおける大きな転換点です。

7月29日、2027年のグラミー賞への楽曲提出を見送り

2026年7月29日、BTSの7人はそれぞれのSNSで、2027年のグラミー賞に向けた楽曲提出を行わない方針を発表しました。

この発表の背景として注目されたのが、レコーディング・アカデミーによる新部門「Best Asian Pop Music Performance(最優秀アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス賞)」の設置です。

新部門はK-POP、J-POP、C-POPなど、アジア市場を中心とするポップ音楽を対象とするものです。一方で、アジアの言語を楽曲の中で意味のある形で使用することが条件となり、全編英語の楽曲はこの部門の対象外となります。

BTSのメンバーが発表したメッセージの趣旨は、次のとおりです。

「私たちの音楽が、地域や言語によって分けられることなく、そのまま聴かれ、愛されることを願っています」

この発表は、アジアの音楽を独立した部門で評価することが、本当に国際的な音楽の平等な評価につながるのかという議論を呼びました。

一方、レコーディング・アカデミー側は、新部門はアジアのアーティストを認知する機会を広げるためのものであり、ジャンル別部門への提出が主要部門への応募を妨げるものではないと説明しています。

したがって、この問題は新部門をめぐる評価の違いとして理解する必要があります。BTSが見送りを発表したこと自体は事実ですが、今後のグラミー賞との関係が永久に断たれたと決まったわけではありません。

2026年にはK-POP関連楽曲がグラミー賞を初受賞

2026年2月1日に開催された第68回グラミー賞では、Netflix映画「KPop Demon Hunters」の楽曲「Golden」が最優秀映像作品楽曲賞を受賞しました。

受賞対象となったのは、EJAE、Joong Gyu Kwak、Yu Han Lee、Hee Dong Nam、Jeong Hoon Seo、Mark Sonnenblickらの作曲・作詞への貢献です。楽曲を歌うHUNTR/Xのメンバーも、この作品の成功を象徴する存在となりました。

ギネス世界記録も「Golden」を初のグラミー賞受賞K-POP楽曲として記録しています。

ただし、この賞は映像作品のために書かれた楽曲を対象とするソングライター賞です。BTSが受賞したという意味ではなく、BTSの過去のノミネート結果が変わったわけでもありません。

2022年には受賞に届かなかったBTSの挑戦から数年を経て、K-POP関連作品がグラミー賞でトロフィーを獲得する段階に進んだことは、音楽業界の変化を示す出来事です。

【よくある質問】BTSの2022年グラミー賞に関するFAQ

Q1:BTSは2022年のグラミー賞で何にノミネートされましたか?
A1:楽曲「Butter」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされました。受賞したのはDoja CatとSZAの「Kiss Me More」です。

Q2:2022年のグラミー賞でBTSが披露した曲は何ですか?
A2:「Butter」です。スパイ映画をイメージした演出や、Vとオリヴィア・ロドリゴのカードマジックの場面が話題になりました。

Q3:2026年現在、BTSはグラミー賞を受賞していますか?
A3:2026年11月1日時点で、BTSのグラミー賞受賞数は0回です。公式アーティスト情報では通算5回のノミネートが記録されています。

Q4:BTSは2027年のグラミー賞に参加しますか?
A4:2026年7月29日、BTSは2027年のグラミー賞への楽曲提出を見送ると発表しました。今後の方針について新たな発表がない限り、今回の応募は行わないということです。

Q5:2022年のグラミー賞でBTSが落選したのは炎上事件が原因ですか?
A5:そのような事実は確認されていません。受賞結果は最終投票によって決まったもので、授賞式の発表順やアジアのアーティストへの評価について、別途議論が起きていました。

まとめ:BTSの2022年グラミー賞挑戦から2026年の新時代へ

2022年の第64回グラミー賞で、BTSは「Butter」によって最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされました。しかし、受賞したのはDoja CatとSZAであり、BTSは惜しくもトロフィーを手にできませんでした。

それでも、Billboard Hot 100での通算10週間の首位獲得や、授賞式での完成度の高いパフォーマンスは、BTSの世界的な存在感を示す重要な実績です。

そして2026年には「ARIRANG」の発売、2027年のグラミー賞への提出見送り、さらにK-POP関連楽曲「Golden」の受賞という新しい動きがありました。

【プロの結論】グラミー賞は受賞回数だけでBTSの価値を測れない

BTSとグラミー賞の関係から読み取れる重要なポイントは、音楽の成功を一つの賞だけで判断することの限界です。

  • 作品の評価: ノミネート歴や楽曲そのものの評価を確認する。
  • 商業的な実績: Billboardのチャート成績や世界的な人気を別の指標として見る。
  • 音楽業界への影響: アジアの音楽が国際的な賞でどのように扱われているかを考える。
  • 最新情報: 2026年のBTSの方針と、2027年以降のグラミー賞の制度変更を区別して追う。

2022年の落選はBTSのキャリアを否定する結果ではありませんでした。むしろ、その後も続くノミネートや世界的な音楽活動、そして2026年の新たな選択を理解するための重要な出来事です。

グラミー賞が今後、言語や地域を超えた音楽の多様性をどのように評価していくのか。そしてBTSが次にどのような形で世界の音楽シーンに向き合うのか。2022年の挑戦は、2026年以降の音楽業界を考えるうえでも大きな意味を持っています。