【新入部員・入部条件】早稲田大学競走部に入るには?
早稲田大学競走部への入部を希望する高校生にとって、気になるのが競技レベルと選考基準です。
同部は大学陸上界の強豪であり、競技経験があれば誰でも自由に入部できるという一般的なサークルとは異なります。
公式の入部案内には、具体的な入部基準が掲載されています。
入部に必要な競技実績・基準記録

公式案内で示されている基準は、次の3つです。
1. 一般種目では、高校在学時にU20、U18、インターハイ、国民スポーツ大会などの全国大会で入賞した経験があること(リレーを含む)。
2. 競走部が定める基準記録を突破していること(全ブロック共通)。
3. 上記に準ずる競技力があると競走部に認められること。
特に重要なのは、基準記録を突破していることが全ブロック共通の条件として示されている点です。
長距離・駅伝だけでなく、短距離や跳躍、投擲などでも競技力が求められます。
2026年の新入部員にも注目
2026年の部員紹介には、1年生として複数の選手が掲載されています。
駅伝で活躍した選手では、次の3人が注目されます。
- 本田桜二郎:2026年出雲駅伝2区で区間賞。
- 増子陽太:2026年全日本大学駅伝2区で区間賞・区間新。
- 新妻遼己:2026年出雲駅伝4区、全日本大学駅伝3区で区間賞。全日本では区間新も達成。
3人とも1年生ながら主要駅伝で結果を残しました。
こうした新入生の活躍は、早稲田大学競走部が将来の駅伝戦力を育てていくうえで明るい材料です。
マネージャー・トレーナーとして入部できる?
選手以外の立場で競走部に参加する道もあります。
公式案内では、マネージャーやトレーナーを希望する場合、監督・コーチ・各ブロック長との面談を経て入部の可否を判断すると説明されています。
ただし、学生スタッフについては一般種目での入部扱いとなり、長距離・駅伝のみを希望する学生スタッフの募集は原則として受け付けていません。
また、2年目のトラックシーズン終了時点で関東インカレの標準記録を突破していない場合、学生スタッフや部内業務を兼任しながら競技活動を続ける可能性もあります。
入部前に確認したい注意点
公式案内には、アルバイトについても明確な記載があります。
競走部では勉強と練習を最優先し、アルバイトは禁止とされています。
したがって、入部を考える場合は、競技力だけでなく、学業との両立、生活費、住居、時間管理まで含めた準備が必要です。
入部に向いているのは、次のような学生です。
- 高い競技目標を持ち、継続的に記録向上を目指せる人
- 学業と競技の両方に責任を持てる人
- 個人種目だけでなくチームへの貢献も大切にできる人
- 早朝練習や週6回の集合練習に対応できる人
反対に、アルバイトを中心とした生活を希望する人や、練習参加に制約がある人には、活動方針とのミスマッチが生じる可能性があります。
【早慶対抗陸上競技会】2026年のライバル対決とチームの実力
早稲田大学競走部を語るうえで欠かせないのが、慶應義塾大学との伝統的な対抗戦です。
2026年8月11日には、第102回早慶対抗陸上競技会が慶應義塾大学日吉陸上競技場で開催されました。
この大会は、単に大学間の勝敗を競うだけではありません。短距離、中距離、跳躍、投擲など、さまざまな種目で選手層の厚さを確認できる機会でもあります。
2026年早慶対抗陸上競技会の結果
公式競技結果に掲載された総合得点は次のとおりです。
男子総合得点34点
早稲田大学23点
慶應義塾大学
2位
女子総合得点29.5点
早稲田大学8.5点
慶應義塾大学
2位
男子・女子の両部門で早稲田大学が勝利しました。
個人種目でも早稲田の選手が活躍
大会では、主将の関口裕太も男子100mに出場しました。
主な結果は以下のとおりです。
- 男子100m:水野琉之介が10秒34で1位、関口裕太が10秒40で2位
- 男子400m:森田陽樹が46秒88で1位
- 男子1500m:岩下和史が3分47秒04で1位
- 男子4×200mリレー:早稲田大学が1分21秒93で1位
こうした結果からも、競走部全体が駅伝だけに偏ったチームではないことが分かります。
なお、公式記録に掲載された男子の通算成績は早稲田大学79勝、慶應義塾大学20勝、ノーゲーム2回、中止1回。女子は早稲田大学が5勝0敗です。
【プロの結論】2026年の早稲田大学競走部をどう評価するか
2026年の成績を総合すると、早稲田大学競走部には3つの注目点があります。
1.駅伝部門の競争力が明確に上昇している
2026年秋の出雲駅伝と全日本大学駅伝で連続優勝し、どちらも大会新記録を達成しました。特に全日本では1年生が前半区間で主導権を握り、4年生の工藤慎作が最後を締める展開になりました。
2.競技部全体の選手層が厚い
145名という規模は、長距離だけでなく、短距離や跳躍、投擲、競歩などの多様な競技活動を支える基盤です。早慶戦の結果や公式記録にも、各分野の選手の活躍が表れています。
3.2027年箱根駅伝がシーズン最大の試金石
2026年秋に二冠を達成したことで、次の箱根駅伝への期待は大きくなっています。ただし、箱根は往路・復路の総合力が求められる大会です。出雲や全日本で結果を出した選手を、長い距離の区間にどう配置するかが重要になります。
早稲田大学競走部の本当の強さを判断するなら、優勝回数だけでなく、選手個人の記録、学年構成、複数種目の競技力、そして主要大会での再現性を合わせて見るべきです。
【よくある質問】早稲田大学競走部に関するFAQ
Q1:早稲田大学競走部の部員数は何人ですか?
A1:2026年5月現在、公式掲載人数は145名です。短距離、中距離、長距離、跳躍、投擲、競歩など、さまざまな種目の選手や学生スタッフが所属しています。
Q2:早稲田大学競走部の監督は誰ですか?
A2:競走部全体の監督は大前祐介です。駅伝部門は花田勝彦が監督を務めています。
Q3:駅伝主将は誰ですか?
A3:2026年の駅伝主将は小平敦之です。競走部全体の主将は関口裕太が務めています。
Q4:早稲田大学競走部の部費はいくらですか?
A4:入部金は無料です。年会部費は1年次が7万円、2年次以降が2万円です。合宿や遠征などを含む総活動費は別途確認が必要です。
Q5:2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝の結果は?
A5:出雲駅伝は2時間05分56秒の大会新記録で優勝。全日本大学駅伝も5時間03分31秒の大会新記録で優勝しました。2026年11月1日時点で大学三大駅伝のうち2大会を制しています。
Q6:早稲田大学競走部に入部するための条件は?
A6:高校時代の全国大会入賞実績、競走部が定める基準記録の突破、またはそれに準ずる競技力が主な判断材料です。マネージャーやトレーナーについても面談による選考があります。
Q7:練習場所はどこですか?
A7:埼玉県所沢市の早稲田大学所沢キャンパスにある織田幹雄記念陸上競技場が主な練習拠点です。
まとめ:早稲田大学競走部は2026年に駅伝二冠、次の目標は箱根制覇
2026年11月現在の早稲田大学競走部は、部員145名を擁する総合陸上競技部として活動しながら、駅伝部門でも大きな成果を残しています。
今回確認した重要ポイントは次のとおりです。
- 部員数:145名(2026年5月現在)
- 監督:大前祐介
- 駅伝監督:花田勝彦
- 主将:関口裕太
- 駅伝主将:小平敦之
- 活動拠点:所沢キャンパス・織田幹雄記念陸上競技場
- 部費:1年次7万円、2年次以降2万円
- 出雲駅伝:大会新記録で優勝
- 全日本大学駅伝:大会新記録で優勝
- 箱根駅伝:2026年1月の第102回大会は総合4位
特に注目すべきは、2026年秋の大学駅伝二冠です。1年生から4年生までがそれぞれの役割を果たしたことで、早稲田大学競走部は2027年箱根駅伝での三冠達成を狙える位置に立っています。
一方、145名という大所帯の価値は、駅伝の成績だけでは測れません。早慶対抗戦や個人種目の記録にも、総合陸上競技部としての実力が表れています。
2026年の早稲田大学競走部を評価する最大のポイントは、駅伝の勝利と個人競技の強化を両立できていることです。 次の箱根駅伝でその総合力がどこまで発揮されるか、引き続き注目したいところです。