金属バット芸人とは何者?小林圭輔・友保隼平の経歴とTHE SECOND 2026準優勝の真相を徹底解説
金属バットは、小林圭輔と友保隼平による吉本興業所属のお笑いコンビだ。2007年4月1日に結成され、NSC大阪校29期出身。独特の言葉選び、予測しにくい展開、ブラックユーモアを交えた漫才で、お笑いファンから根強い支持を集めている。
2026年5月16日に開催された「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」では、グランプリファイナルの決勝まで進出。優勝したトットに281対264で敗れたものの、準決勝では296点という大会史上最高得点を記録し、準優勝を果たした。M-1グランプリでの実績に加え、結成20年目に到達したこの結果は、コンビの漫才師としての実力を改めて示すものとなった。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:小林圭輔・友保隼平の2人組で、2007年に結成。吉本興業所属、NSC大阪校29期。
- 大会実績:2026年のTHE SECONDで準優勝。準決勝296点、決勝264点を記録。
- 人気の理由:独特な言語感覚と予測不能な漫才、テレビだけに依存しない舞台中心の活動が特徴。
【基本プロフィール】金属バットはどんな芸人?小林圭輔と友保隼平の人物像

金属バットの魅力を理解するには、まず2人のプロフィールとコンビの成り立ちを知っておきたい。大阪府堺市出身の同級生コンビであり、長年にわたって同じスタイルを磨き続けてきた漫才師だ。
小林圭輔(こばやし・けいすけ)のプロフィール
小林圭輔は1986年3月6日生まれ。大阪府堺市出身で、コンビでは向かって左側に立つ。吉本興業の公式プロフィールによると、身長182cm、体重70kg、血液型はA型。趣味はネットサーフィン、特技はパソコン関係となっている。
坊主頭が印象的な小林は、一般にボケ担当として紹介される。淡々とした表情や独特の発想を生かし、相方との会話の中で予想外の方向へ話を転がしていく。
見た目のインパクトだけでなく、言葉の選び方や発想の角度にも個性がある。友保の勢いのある話し方と組み合わさることで、金属バットならではの漫才が成立している。
友保隼平(ともやす・しゅんぺい)のプロフィール
友保隼平は1985年8月11日生まれ。小林と同じ大阪府堺市出身で、コンビでは向かって右側に立つ。公式プロフィールでは身長174cm、体重52kg、血液型はAB型。趣味はバイクの運転、特技はメダルゲームのホッパー詰まり修理と紹介されている。
長髪と独特の風貌が特徴で、一般的にはツッコミ担当として知られる。関西弁を生かした独特の語り口や、話題を広げる力が持ち味だ。
ただし、金属バットの漫才は単純なボケとツッコミの役割分担だけでは説明できない。友保の言葉が新たなボケを生み、小林がそこに別の角度から反応するなど、会話そのものが笑いを生み出している。
2人は高校時代からの同級生
2人は高校時代からの知り合いで、同級生同士でコンビを組んだ。GQ JAPANの2019年の取材記事でも、堺市出身の同級生コンビとして紹介されている。
長年の付き合いがあるからこそ、相手の反応を見越した掛け合いや、あえて説明しすぎない会話が自然に成立する。舞台上で見せる独特の距離感も、長い関係性から生まれた個性の一つだ。
【結成から現在まで】2007年から2026年までの経歴と大会実績
金属バットは2007年4月1日に結成された。所属事務所は吉本興業で、2人ともNSC大阪校29期出身。結成から長い年月をかけて劇場で経験を積み、M-1グランプリやTHE SECONDで実績を残してきた。
M-1グランプリで5年連続準決勝進出
金属バットの名前が広く知られるきっかけの一つとなったのが、M-1グランプリでの活躍だ。
2015年には準々決勝へ進出。その後、2018年から2022年まで5年連続で準決勝進出という実績を残した。
特に2018年の大会では、決勝進出を逃したものの、敗者復活戦でのネタや独特な存在感が注目された。お笑いファンの間で知名度を高め、テレビ出演やメディア取材にもつながっていった。
ただし、M-1の決勝進出と準決勝進出は異なる。金属バットは準決勝の常連として知られる一方、M-1の決勝ファイナリストにはなっていない。
THE SECONDで4年連続グランプリファイナル進出
2023年に始まったTHE SECONDは、結成16年以上のプロ漫才師を対象とする賞レースだ。M-1とは異なり、長いキャリアを持つ漫才師が再び大きな舞台に挑戦できる大会として設立された。
金属バットは第1回大会から参加し、2023年、2024年、2025年、2026年と4年連続でグランプリファイナルに進出。2026年大会では、ついに準優勝まで勝ち上がった。
主な経歴と大会実績を整理すると、次のようになる。
| 時期・対象 | 出来事・基本情報 | 関係・実績 |
|---|---|---|
| 小林圭輔 | 1986年3月6日生まれ | 大阪府堺市出身、ボケ担当として知られる |
| 友保隼平 | 1985年8月11日生まれ | 大阪府堺市出身、ツッコミ担当として知られる |
| 2007年4月1日 | 金属バット結成 | 吉本興業所属、NSC大阪校29期 |
| 2015年 | M-1グランプリ | 準々決勝進出 |
| 2018~2022年 | M-1グランプリ | 5年連続準決勝進出 |
| 2023~2025年 | THE SECOND | 3年連続グランプリファイナル進出 |
| 2026年5月16日 | THE SECOND 2026 | 準決勝296点、決勝264点で準優勝 |
| 2026年5月29日 | NHKラジオ | 初の冠特番「金属バットの金属音楽」を放送 |
この経歴から分かるのは、金属バットが一時的な話題性だけで評価されてきたコンビではないということだ。M-1で積み上げた実績をTHE SECONDへとつなぎ、長期的に漫才の技術を磨いてきた。
【THE SECOND 2026】準優勝の結果と264点になった決勝を検証
2026年の金属バットを語るうえで欠かせないのが、5月16日に開催されたTHE SECONDのグランプリファイナルだ。
大会には史上最多となる152組がエントリー。選考会やノックアウトステージを勝ち抜いた8組が、最終日のグランプリファイナルに進出した。
1回戦はヤングを下して293点
金属バットは1回戦でヤングと対戦した。100人の観客による採点で293点を獲得し、279点のヤングを破って準決勝に進出した。
300点満点に近い高得点であり、序盤から会場の支持を集めたことが数字にも表れている。
準決勝では大会史上最高の296点
準決勝の相手はタモンズ。金属バットは296点を獲得し、264点のタモンズを破った。
フジテレビの公式大会結果によると、採点の内訳は1点が0人、2点が4人、3点が96人。つまり、審査した100人のうち96人が最高評価の3点を付けたことになる。
これはグランプリファイナルにおける大会史上最高得点だった。金属バットの漫才が幅広い観客に強く受け入れられたことを示す、象徴的な結果となった。
決勝ではトットに敗れ264点で準優勝
決勝の相手はトット。金属バットは準決勝とは異なるアプローチで勝負に出た。
日刊スポーツなどの報道によると、決勝では畜産を題材にした漫才を披露し、長い展開の後に突然なぞなぞを入れる構成を採用。持ち時間6分の中で、ボケを一つに絞る大胆な内容だった。
結果はトットが281点、金属バットが264点。17点差で敗れ、準優勝となった。
ここで注目したいのは、準決勝296点から決勝264点へと得点が変化したことだけではない。金属バットは優勝を狙う決勝の舞台でも、無難なネタに切り替えるのではなく、自分たちらしい意外性を前面に出した。
賞レースでは、勝つために観客に伝わりやすい構成を選ぶコンビも多い。一方、金属バットは独特の間や展開を残したまま勝負した。得点上は敗れたものの、その挑戦的な姿勢も話題を集めた。
なお、264点は100人の採点で、3点が65人、2点が34人、1点が1人という内訳だった。決勝での敗北を、漫才そのものが支持されなかったという意味に置き換えるのは正確ではない。
【漫才の特徴】金属バットの芸風はなぜ面白い?人気と評判の理由
金属バットの芸風を一言で表すなら、アウトローな雰囲気をまとった正統派のしゃべくり漫才だ。
外見や言動には独特の存在感があるが、漫才の構造は会話を中心に組み立てられている。東洋経済オンラインのお笑い研究家による解説でも、金属バットは正統派のしゃべくり漫才をするコンビとして紹介されている。
特徴1:予想を裏切る言葉の選び方
金属バットの漫才では、日常的な話題から思いもよらない方向へ話が進む。一般的な漫才なら避けるような題材や、少しずれた言葉の選択が笑いにつながる。
重要なのは、単に過激なことを言うだけではない点だ。会話の流れを作り、相手の発言を受けてさらに予想外の返答を重ねる。その積み重ねによって、聞き手の予測を裏切っていく。
特徴2:ゆったりしたテンポと独特の間
金属バットの漫才は、早口で大量のボケを連発するタイプとは異なる。言葉を一つずつ置き、観客が意味を理解する時間を残しながら展開する。
2023年のTHE SECONDをめぐる芸人の解説でも、2人はフレーズを一つずつ置くスタイルであり、4分のM-1よりも6分のTHE SECONDが合うのではないかという分析が紹介されていた。
6分という持ち時間は、金属バットの独特な会話のテンポや、長い前振りを生かすうえで相性がよいと考えられる。
特徴3:見た目と漫才の構造にあるギャップ
坊主頭の小林と長髪の友保というビジュアルは、一度見れば記憶に残りやすい。さらに、2人の飾らない雰囲気や独特な衣装も、ほかのコンビとの差別化につながっている。
GQ JAPANは2019年の記事で、2人の自然体でありながら挑発的な雰囲気に注目した。一方、漫才そのものはしっかりとした会話の構成を持つ。
つまり、外見の奇抜さだけで人気を得ているのではない。見た目の印象と、舞台上で展開される精密な言葉のやり取りとのギャップが魅力になっている。
金属バットのネタを初めて見るなら何がおすすめ?
初めて金属バットを見る人には、2026年のTHE SECONDから視聴する方法がおすすめだ。
- 2026年THE SECOND準決勝:296点を記録した漫才。2人の言葉の応酬と会場の反応を確認できる。
- 2026年THE SECOND決勝:長い前振りから意外な結末へ向かう、金属バットらしい挑戦的な構成を楽しめる。
- 2018~2022年のM-1準決勝時代:長年磨いてきた漫才のスタイルや、時期による変化を比較できる。
短時間でテンポのよい笑いを求める人よりも、言葉の選び方や会話のズレ、予測できない展開を楽しみたい人に向いている。
【テレビ出演が少ない理由】舞台中心の活動を選ぶ仕事観とは
金属バットについて検索すると、「テレビにあまり出ないのはなぜ?」という疑問も多い。
実際、賞レースで大きな結果を残している割には、テレビのバラエティー番組で毎日のように見かけるタイプの芸人ではない。しかし、テレビに出演しないわけでも、仕事が少ないわけでもない。
本人たちが語った舞台とテレビの違い
2025年の集英社オンラインのインタビューでは、テレビ出演について、本人たちは基本的に積極的ではないものの、時には出演する必要もあるという趣旨の考えを語っている。出演頻度についても、年間1~2回程度という考えに触れていた。
さらに2026年9月のインタビューでは、友保が舞台の方が気楽に活動できるという趣旨を説明。小林もテレビではコンプライアンス面の制約が厳しいことに触れている。
こうした発言から見えてくるのは、テレビを完全に拒絶しているというより、本人たちが自分のペースで漫才を続けられる環境を重視しているという姿勢だ。
劇場での活動がコンビの軸になっている
2026年9月の取材記事では、取材当日に東京の劇場で4ステージをこなしていたことも紹介された。
テレビ番組は出演時間や企画内容、収録スケジュールなどが制作側の進行に左右される。一方、劇場では漫才そのものを中心に活動でき、観客の反応を直接受け取れる。
金属バットのように、言葉の間や会話の流れが重要なコンビにとって、舞台は持ち味を発揮しやすい場所だと考えられる。
テレビに出ないという誤解を解く2026年の活動
2026年5月29日には、NHKラジオで初の冠特番「金属バットの金属音楽」が放送された。
番組では、まだ広く知られていない個性的なバンドやアーティストを紹介する音楽発掘企画に挑戦。漫才以外の分野でも、2人の独特な視点を生かす機会となった。
また、2026年9月には東京グランド花月のPR取材会にも参加している。
これらの活動を踏まえると、テレビ出演が少ないことを人気不足や仕事の減少と結び付けるのは適切ではない。舞台を中心に活動しながら、相性のよい番組や企画にも参加するスタイルが金属バットの現在地だ。
【2026年最新の評価】金属バットは今後さらに売れる?人気の現在地
2026年の金属バットは、THE SECOND準優勝によって実力を広く示した一方、従来の舞台中心の活動も続けている。
この2つは矛盾しない。賞レースで結果を残すことと、テレビへの露出を増やすことは、必ずしも同じ方向を向いていないからだ。
賞レースでの評価と劇場での支持
2018年から2022年までM-1準決勝に進出し、その後はTHE SECONDで4年連続グランプリファイナルに進出した。この継続性は、金属バットが一時的なブームで終わらなかったことを示している。
さらに2026年には準決勝で296点を獲得。100人中96人が3点を付けたという採点結果は、独特な芸風でありながら幅広い観客に笑いを届けられることを示す材料となった。
NHK初冠ラジオが示す新たな可能性
「金属バットの金属音楽」は、漫才とは異なる形で2人の個性を生かした番組だった。
小林の音楽への関心や、友保との独特な会話のやり取りが企画の軸となり、単なる賞レースの実績だけではない魅力を見せた。
テレビの出演本数だけでは測れない活動領域を持っていることも、現在の金属バットの特徴だ。
金属バットが向いている視聴者・向いていない視聴者
金属バットの漫才は、笑いの好みによって評価が分かれる部分もある。
おすすめできる人
- 独特な言葉選びやブラックユーモアが好きな人
- 会話のテンポや間を楽しみたい人
- 予想外の展開がある漫才を見たい人
- テレビではあまり見られない個性的な芸人を発掘したい人
- 賞レースだけでなく劇場漫才にも関心がある人
好みが分かれやすい人
- 明るく分かりやすい定番のボケとツッコミを好む人
- テンポの速い掛け合いや連続したボケを期待する人
- 際どい題材や独特な言葉遣いが苦手な人
金属バットの評価を判断する際は、見た目やテレビ出演の頻度だけでなく、実際の漫才を見て判断することが大切だ。賞レースの結果と舞台での活動を合わせて見ることで、コンビの実力や魅力がより理解しやすくなる。
【金属バット芸人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:金属バットの2人は誰ですか?
A1:小林圭輔と友保隼平です。ともに大阪府堺市出身で、吉本興業所属。NSC大阪校29期出身の同級生コンビです。
Q2:金属バットはいつ結成されましたか?
A2:2007年4月1日です。2026年には結成20年目を迎え、THE SECONDで準優勝しました。
Q3:金属バットはM-1で優勝したことがありますか?
A3:M-1グランプリでの優勝経験はありません。2018年から2022年まで5年連続で準決勝に進出した実績があります。
Q4:THE SECOND 2026の結果はどうなりましたか?
A4:準優勝です。準決勝では296点を獲得して大会史上最高得点を記録しましたが、決勝ではトットの281点に対して264点となり、敗れました。
Q5:金属バットはなぜテレビ出演が少ないのですか?
A5:本人たちはインタビューで、舞台の方が気楽に活動できることや、テレビのコンプライアンス面の制約などに言及しています。テレビを完全に拒否しているわけではなく、劇場を活動の中心に置いています。
Q6:金属バットの漫才はどんな特徴がありますか?
A6:正統派のしゃべくり漫才をベースに、独特な言葉選び、ブラックユーモア、ゆったりしたテンポ、予想外の展開を組み合わせている点が特徴です。
まとめ:金属バットの魅力は賞レースの結果だけでは測れない
金属バットは、小林圭輔と友保隼平が2007年に結成した吉本興業所属の漫才コンビだ。NSC大阪校29期出身の同級生コンビとして、長年にわたり独自の漫才スタイルを磨いてきた。
M-1グランプリでは2018年から2022年まで5年連続準決勝進出。THE SECONDでは2023年から2026年まで4年連続でグランプリファイナルに進出し、2026年には準優勝を獲得した。特に準決勝の296点は、大会史上最高得点という大きな記録だ。
テレビ出演の少なさについても、本人たちの仕事観や舞台への志向を踏まえれば、単純に人気がないからとは説明できない。2026年にはNHKラジオ初冠番組にも挑戦し、劇場以外でも個性を発揮している。
【プロの結論】金属バットを理解するうえで重要なのは、テレビでの露出量ではなく、漫才そのものの完成度と継続的な舞台活動に注目することだ。独特な芸風を保ちながら、M-1からTHE SECONDへと活躍の場を広げてきた歩みは、漫才師としての確かな実力を物語っている。
2026年の準優勝はゴールではなく、長年積み重ねてきた漫才が大きな舞台で評価された節目だ。今後も金属バットがどのようなネタを生み出し、劇場とメディアの両方で存在感を示していくのか、注目したい。
主な参照資料: 吉本興業公式プロフィール、M-1グランプリ公式サイト、フジテレビ大会公式発表、日刊スポーツ、集英社オンライン、東洋経済オンライン、GQ JAPAN。