男子バレー・カナダ代表2026年最新メンバーとVNL成績、五輪争いの現在地を徹底解説
2026年の男子バレーボール界で、カナダ代表は大きな浮き沈みを経験した。バレーボールネーションズリーグ(VNL)では1勝11敗の17位に終わり、2027年大会への出場権を失った一方、9月のNORCECA男子選手権では準優勝。2027年男子バレーボールW杯への出場権を獲得している。世界トップレベルとの実力差が露呈したシーズンでありながら、北中米地域では依然として優勝を争える力を示した。
チームを率いるのはダン・ルイス監督。エリック・ロエップキー主将を中心に、スティーブン・マー、シャロン・バーノン=エバンズ、ザンダー・ケトルジンスキーらが攻撃を担う。NORCECA決勝でアメリカにフルセットで敗れた後、ロサンゼルス五輪2028の出場権を懸けたキューバ戦でも1-3で敗北。現在のカナダ代表は、世界大会への切符を手にしながら、五輪出場という次の目標に向けた課題を突きつけられている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年最新メンバー: ダン・ルイス監督の下、エリック・ロエップキー主将、スティーブン・マーらがチームを構成。
- VNL 2026: 1勝11敗の17位。7試合でフルセット負けを喫し、2027年大会への出場権を失った。
- NORCECA 2026: アメリカとの決勝に2-3で敗れて準優勝。それでも2027年W杯出場権を獲得。
- ロサンゼルス五輪: 2026年9月19日のキューバ戦に1-3で敗れ、NORCECAの五輪出場枠を逃した。
- 今後の目標: 2027年W杯で上位3チームに入り、LA28への出場権を獲得すること。
【2026年最新】カナダ男子バレー代表メンバー14人と監督

2026年のカナダ男子バレーボール代表は、経験豊富な国際大会出場選手と若手を組み合わせたチーム編成となっている。
2026年9月のNORCECA男子選手権に向けて、バレーボール・カナダが公表した代表メンバーは14人。主将はエリック・ロエップキー、指揮官はダン・ルイス監督が務めた。
2026年NORCECA大会の代表メンバー
| 選手名 | 英語表記 |
|---|---|
| ルーク・ハー | Luke Herr |
| ダニー・デミャネンコ | Danny Demyanenko |
| スティーブン・マー | Stephen Maar |
| マックス・エルガート | Max Elgert |
| ザンダー・ケトルジンスキー | Xander Ketrzynski |
| シャロン・バーノン=エバンズ | Sharone Vernon-Evans |
| ジャクソン・ヤング | Jackson Young |
| ダエナン・コフィ・ジマ | Daenan Kofi Gyimah |
| ジャクソン・ハウ | Jackson Howe |
| フィン・マッカーシー | Fynn McCarthy |
| エリック・ロエップキー | Eric Loeppky |
| ザカリー・ホランズ | Zachary Hollands |
| ランドン・カリー | Landon Currie |
| スカイラー・バルガ | Skyler Varga |
監督:ダニエル・ルイス(Daniel Lewis)
出典:バレーボール・カナダ「Canada’s Men’s Team Focused and Ready for NORCECA Championship」(2026年9月10日)。
なお、2026年の代表メンバーは大会ごとに変更されている。6月のVNL第1週では18人が登録され、ピアソン・エシェンコ、メイソン・グリーブス、アーサー・シュワルツ、エリック・シクスナらも名を連ねていた。
そのため、6月のVNL登録選手と9月のNORCECA大会の14人を、同一の固定メンバーとして扱わないことが重要だ。
【人物相関】ダン・ルイス監督、ロエップキー主将と注目選手の役割
2026年のカナダ代表を理解するには、監督、主将、攻撃の中心となる選手の役割を整理すると分かりやすい。
| 人物 | 代表での役割 | 2026年の注目ポイント |
|---|---|---|
| ダン・ルイス | ヘッドコーチ | 若手と経験者を融合させるチームづくりを担当 |
| エリック・ロエップキー | 主将・アウトサイドヒッター | チームの精神的支柱。NORCECAで得点と攻撃を牽引 |
| スティーブン・マー | アウトサイドヒッター | ブロックと攻撃の両面で存在感を発揮 |
| シャロン・バーノン=エバンズ | オポジット | 高い攻撃力を持つ得点源 |
| ザンダー・ケトルジンスキー | オポジット | NORCECA決勝で26得点を記録 |
ダン・ルイス監督:若手とベテランの融合が課題
ダン・ルイス監督は2026年の男子代表を率いる指揮官だ。
VNL第1週のドイツ戦後、チームについて、経験豊富な選手と若手選手を融合させている段階だと説明している。
2026年のカナダ代表は、国際大会で実績を持つ選手だけで勝ち続けるチームではない。次の世代を育てながら、世界の強豪と戦える組織を構築する過程にある。
VNLでの苦戦とNORCECAでの復調は、このチームづくりの難しさを示す結果でもあった。
エリック・ロエップキー:攻撃をまとめる主将
ロエップキーは2026年9月のNORCECA大会で主将を務めた。
大会初戦のキュラソー戦では14得点を記録。キューバとの準決勝でも14得点を挙げ、決勝進出と2027年W杯出場権獲得に貢献した。
特に注目したいのは、単に得点を重ねるだけでなく、チームの攻撃をまとめる立場にあることだ。
NORCECA大会での戦いぶりを見ると、ロエップキーはカナダの攻撃陣を支える中心選手といえる。
スティーブン・マー:攻守両面で存在感を発揮
スティーブン・マーは、カナダ代表の重要なアウトサイドヒッターだ。
キューバとのNORCECA準決勝では13得点を記録し、ブロックでも3本を決めた。
特に相手の攻撃を止めるブロックは、カナダが試合の流れをつかむうえで重要な武器となる。
五輪予選のキューバ戦でも、第4セットの21-21に追いつく得点を決めている。敗戦の中でも、勝負どころで存在感を示した選手の一人だ。
シャロン・バーノン=エバンズ:高さと決定力を担う攻撃手
バーノン=エバンズは、オポジットとして攻撃の中心を担う選手。
NORCECA準決勝のキューバ戦では14得点を挙げ、ブロックでも3本を記録した。
カナダは高い打点を生かした攻撃を得意とするが、強豪国との試合では相手のブロックや守備の対応も厳しくなる。
彼の決定力を安定して引き出せるかどうかは、2027年以降のチームにとっても重要なテーマだ。
【VNL 2026結果】カナダは1勝11敗の17位で大会を終える
2026年のカナダ代表を語るうえで、最も厳しい結果となったのがVNLだ。
公式最終順位は18チーム中17位。成績は1勝11敗、勝ち点10だった。
特に問題だったのは、接戦を勝ち切れなかったことだ。
フルセット負けが7試合という深刻な問題
バレーボール・カナダとNORCECAの大会報告によると、カナダはVNLで7試合のフルセット負けを記録した。
つまり、試合の序盤から一方的に押し込まれていたわけではない。相手と互角に戦いながら、最後のセットで勝利を逃す試合が続いた。
主な試合結果は次のとおり。
- 6月10日・ドイツ戦: 2-3で敗北(26-24、19-25、25-20、21-25、13-15)
- 6月13日・アメリカ戦: 2-3で敗北(25-20、35-33、24-26、21-25、11-15)
- 7月15日・アルゼンチン戦: 2-3で敗北(26-24、25-22、23-25、13-25、17-19)
- 7月16日・日本戦: 2-3で敗北(18-25、24-26、29-27、25-19、15-11)
- 7月18日・キューバ戦: 0-3で敗北(22-25、21-25、27-29)
- 7月19日・ベルギー戦: 0-3で敗北(22-25、22-25、19-25)
日本戦では最初の2セットを連取したにもかかわらず、逆転を許した。
また、アルゼンチン戦でも2セットを先取しながら敗れている。
こうした結果は、カナダの実力が単純に低いというより、試合終盤の攻撃精度や重要局面での判断に課題があることを示している。
2027年VNLへの出場権も失う
最終的にカナダは1勝11敗で17位となり、2027年VNLの出場権を失った。
これは2026年シーズンの大きな痛手だ。
VNLは世界の強豪と継続的に対戦できる重要な舞台であり、若手選手の経験を積む機会でもある。
2027年大会への不参加は、国際経験を蓄積するうえでも影響が大きい。
出典:Volleyball Canada「Canada loses crucial VNL match to Cuba」、NORCECA「United States, Cuba and Canada Drop Their Final VNL Matches」、2026年VNL公式最終順位。
【NORCECA 2026】アメリカに2-3で敗れるも準優勝、2027年W杯出場権を獲得
VNLで苦戦したカナダ代表は、9月のNORCECA男子選手権で巻き返しを見せた。
大会は2026年9月11日から16日まで、カナダのモンクトンで開催。北中米地域の強豪が集まり、2027年男子バレーボールW杯の出場権とロサンゼルス五輪2028への道を争った。
キューバを3-0で破り決勝進出
カナダは大会初戦のキュラソー戦に3-0で勝利。
続くプエルトリコ戦にも勝ち、9月13日のメキシコ戦も3-0で制した。グループAを3戦全勝で突破し、準決勝へ進んだ。
9月15日の準決勝ではキューバと対戦。
カナダは26-24、25-22、25-17のストレートで勝利し、決勝進出を決めた。
この時点で、カナダは2027年FIVB男子バレーボールW杯への出場権も獲得している。
準決勝では攻撃得点39-31、ブロック8-6、サービスエース9-3と、主要な攻撃指標でキューバを上回った。
ロエップキーとバーノン=エバンズが14得点ずつ、マーが13得点を記録。マッカーシーも10得点を挙げ、そのうち6得点はサービスエースだった。
アメリカとの決勝は2-3の惜敗
9月16日の決勝では、北米のライバルであるアメリカと対戦した。
結果はカナダの2-3(25-19、26-24、25-27、17-25、13-15)。
カナダは第1、第2セットを落とした後、第3、第4セットを連取。最終セットまで持ち込む粘りを見せた。
しかし、最終セットは15-13でアメリカが制し、カナダは銀メダルとなった。
特筆すべきは、オポジットのザンダー・ケトルジンスキーだ。
この決勝でチーム最多の26得点を記録。25本のスパイク得点と1本のブロック得点を挙げ、強豪アメリカを追い詰めた。
2027年男子バレーボールW杯への出場が決定
NORCECA選手権では上位3チームに2027年W杯の出場権が与えられた。
最終順位は次のとおり。
1位:アメリカ
2位:カナダ
3位:キューバ
この3か国が北中米地域の代表として2027年大会への出場を決めた。
カナダにとって、VNLでの低迷を払拭する重要な成果だった。
なお、2027年W杯はポーランドで開催される。2026年10月に発表された出場32チームの一覧にもカナダの名前が含まれている。
出典:バレーボール・カナダ「Canada awarded NORCECA silver medal after five-set battle」、Volleyball World「USA, Canada and Cuba secure 2027 World Cup spots」。
【キューバに1-3で敗北】ロサンゼルス五輪2028の出場権を逃した理由
NORCECA選手権で準優勝したカナダは、続いて9月18日から19日に開催されたロサンゼルス五輪のNORCECA最終予選に臨んだ。
この大会で与えられる五輪出場枠は1つだけ。
アメリカは開催国としてすでに出場権を確保していたため、カナダ、キューバ、ドミニカ共和国、メキシコの4チームが残る枠を争った。
メキシコを破って決勝へ
カナダは9月18日の準決勝でメキシコと対戦し、勝利を収めた。
決勝の相手はキューバ。
NORCECA選手権の準決勝ではカナダがキューバを3-0で破っていただけに、再戦への期待は大きかった。
しかし、五輪出場権が懸かった試合では結果が逆転した。
キューバ戦は1-3、最終セットまで追い上げるも敗退
2026年9月19日、モンクトンのアベニール・センターで行われた決勝で、カナダはキューバに1-3で敗れた。
セットスコアは次のとおり。
| セット | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| 第1セット | 21-25 | キューバ |
| 第2セット | 23-25 | キューバ |
| 第3セット | 25-23 | カナダ |
| 第4セット | 22-25 | キューバ |
カナダは第3セットを奪い返し、第4セットも21-21まで追いついた。
しかし、キューバがその後の5ポイント中4ポイントを獲得。最終的に25-22で第4セットを制した。
キューバのマルロン・ヤントは、終盤に重要なスパイクを決めて勝利に貢献した。
カナダはホームの観客の前で最後まで戦ったものの、ロサンゼルス五輪へのNORCECA出場枠を逃した。
なぜ準決勝では勝ったキューバに敗れたのか
この2試合の結果には注目すべき違いがある。
NORCECA選手権の準決勝では、キューバが一部の主力選手を休ませていたことが、カナダ側の試合後の説明でも触れられている。
一方、五輪予選の決勝では出場権が懸かっており、キューバも勝利に向けて力を尽くした。
つまり、同じ相手に対する3-0と1-3という結果だけを並べて、カナダが急激に弱くなったと判断するのは適切ではない。
大会の目的、選手起用、試合の重要度が異なっていたからだ。
一方で、最終的な勝負を分けたのは、接戦の終盤でポイントを取り切る能力だった。
VNLで繰り返された課題が、五輪予選の決勝でも表れたと考えられる。
出典:バレーボール・カナダ「Canada misses Olympic spot with loss to Cuba」、NORCECA「Cuba clinches Olympic spot with win over Canada」。
【現在の実力と課題】カナダ男子バレーは世界でどの位置にいる?
2026年の結果から判断すると、カナダ代表は北中米地域で優勝を争える実力を維持している一方、世界のトップレベルと安定して渡り合うには改善すべき部分がある。
その評価は、VNLとNORCECAの成績を分けて見ることで明確になる。
課題1:接戦を勝ち切る決定力
2026年VNLでは7試合のフルセット負けを記録した。
日本戦では2セットを先取しながら逆転され、アルゼンチン戦でも同様の展開となった。
これは、序盤や中盤に競争力を発揮できても、最終局面で相手を上回れない試合が多かったことを意味する。
ルイス監督も日本戦後、トランジション局面でのチャンスの生かし方や、重要な場面での攻撃について改善の必要性を指摘している。
単純なスパイクの威力だけではなく、相手のブロックに対応する判断や、ラリーを得点に変える能力が求められる。
課題2:サーブとブロックを攻撃につなげること
カナダは身長や身体能力を生かした攻撃を武器にしている。
しかし、強豪国との対戦では、相手のサーブによって攻撃の選択肢が制限される場面もある。
サーブレシーブが乱れれば、セッターが攻撃を組み立てにくくなり、相手ブロックに攻撃コースを読まれやすくなる。
スティーブン・マーやバーノン=エバンズらの得点能力を最大限に生かすには、レシーブから攻撃までの連携を安定させることが欠かせない。
課題3:主力と若手の融合
ルイス監督が掲げるチームづくりの方向性は、経験者と若手の融合だ。
VNL第1週とNORCECA大会で登録選手が異なっていたことからも、選手層を広げながら戦力を整える必要性がうかがえる。
特定の主力選手に得点が集中すると、相手チームは守備の狙いを定めやすい。
ロエップキーやマーだけでなく、若手選手が安定して得点できるようになれば、チーム全体の攻撃の幅も広がる。
歴代オリンピック成績から見るカナダの実績
カナダ男子バレーは、長い歴史の中で複数回オリンピックに出場してきた。
特に注目すべき大会は以下のとおり。
- 1976年モントリオール大会: 開催国として出場。
- 1984年ロサンゼルス大会: 男子代表の最高成績となる4位。
- 1992年バルセロナ大会: オリンピックに再出場。
- 2016年リオ大会: 5位に入り、上位進出を果たす。
- 2020年東京大会: 5~8位の成績。
- 2024年パリ大会: 10位。
2024年パリ大会では、ルーク・ハー、スティーブン・マー、バーノン=エバンズ、ロエップキーらが代表入りしていた。
つまり、2026年の代表には五輪経験者が複数含まれている。
1984年の4位という歴史的な実績を持つ国だからこそ、ロサンゼルス大会での復帰は大きな意味を持つ。
2027年W杯はLA28への重要な再挑戦の舞台
ここで押さえておきたいのが、2027年W杯と2028年五輪の出場権は別々のものだという点だ。
2026年のNORCECA選手権で準優勝したカナダは、2027年W杯への出場権を獲得した。
しかし、それだけでロサンゼルス五輪への出場が決まるわけではない。
FIVBが公表しているLA28の男子バレー出場枠は12チームで、開催国アメリカに加え、2026年の各大陸選手権優勝国、2027年W杯の上位3チーム、2028年VNL終了時点の世界ランキングによる3チームで構成される。
2026年10月時点で、残る五輪出場枠は6つ。
このうち3枠は2027年W杯の未出場権獲得国の上位チームに与えられる。
つまり、カナダには2027年W杯で上位3チームに入るという具体的な五輪への道が残されている。
NORCECA予選で敗れたことは痛手だが、LA28への挑戦そのものが終了したわけではない。
出典:バレーボール・カナダ「Indoor Senior Men Team」、FIVB「Volleyball and beach volleyball qualification systems for LA28 Olympic Games confirmed」、Volleyball World「LA 2028 men's volleyball: who qualified so far」。
【男子バレー・カナダに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:カナダ男子バレーの2026年の監督は誰ですか?
ダン・ルイス(Daniel Lewis)監督です。2026年のVNLとNORCECA男子選手権で男子代表を率いています。
Q2:2026年のカナダ代表の主将は誰ですか?
エリック・ロエップキー(Eric Loeppky)です。2026年NORCECA男子選手権でも主将を務め、キュラソー戦とキューバ戦でそれぞれ14得点を記録しました。
Q3:カナダ男子バレーの2026年VNLの順位は何位ですか?
18チーム中17位です。成績は1勝11敗で、7試合のフルセット負けを記録しました。2027年VNLへの出場権も失っています。
Q4:カナダは2027年男子バレーボールW杯に出場しますか?
出場します。2026年NORCECA男子選手権で準優勝し、アメリカ、キューバとともに北中米地域の出場枠を獲得しました。
Q5:カナダはロサンゼルス五輪2028に出場できますか?
2026年9月のNORCECA五輪予選ではキューバに1-3で敗れ、地域の直接出場枠を逃しました。ただし、2027年W杯で未出場権獲得国の上位3チームに入るか、2028年VNL終了時点の世界ランキングで条件を満たせば、出場権を獲得する可能性があります。
Q6:カナダ男子バレーの歴代最高のオリンピック成績は?
1984年ロサンゼルス大会の4位です。2016年リオ大会でも5位に入り、世界の上位国と競争できる実力を示しています。
まとめ:カナダ男子バレーの未来は2027年W杯にかかっている
2026年のカナダ男子バレー代表は、VNLで17位という厳しい結果に終わった一方、NORCECA男子選手権では準優勝を果たし、2027年男子バレーボールW杯への出場権を獲得した。
エリック・ロエップキー主将、スティーブン・マー、シャロン・バーノン=エバンズらを擁するチームには、北中米地域の強豪と互角以上に戦える力がある。
しかし、アメリカとの決勝での2-3、五輪予選でのキューバへの1-3という結果は、接戦を勝ち切る力が不足していることも示した。
今後の焦点は、ダン・ルイス監督の下で攻撃の安定性を高め、若手と経験者の連携を強化できるかどうかだ。
特に2027年W杯は、単なる世界大会ではない。上位3チームに入ればロサンゼルス五輪2028への出場権も手にできる。
2026年は苦戦と復調が交錯したシーズンだった。2027年W杯でカナダが再び世界の上位に食い込めるか。その結果こそ、1984年の五輪4位という歴史的実績に続く、新たなカナダ男子バレーの時代を占う試金石となる。