【開催概要】イニエスタ引退試合2024「EL CLÁSICO in TOKYO」とは?

目次

今回のイベントは、正式名称を「アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」という。FCバルセロナとレアル・マドリードの伝統的なライバル関係を背景に、両クラブのOB選手が対戦する特別なエキシビションマッチだった。

項目 内容
大会名 アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS
開催日 2024年12月15日(日)
キックオフ 14時
会場 味の素スタジアム(東京都調布市)
対戦カード バルセロナ・レジェンズ対レアル・マドリード・レジェンズ
試合形式 45分ハーフ、計90分
試合結果 バルセロナ・レジェンズ 2-1 レアル・マドリード・レジェンズ
観客数 45,725人

主催者側の開催発表やスポンサーの開催報告によると、この試合は日本初開催のエル・クラシコとして企画され、45,725人が来場した。

イニエスタは2024年10月8日にプロサッカー選手としての現役引退を正式発表している。つまり、12月15日の東京開催は、引退発表から約2か月後に実現した日本のファンに向けた特別なセレモニーでもあった。

なお、2026年現在、この試合はすでに終了している。これから開催される試合の予告ではなく、2024年の実際の出場記録を振り返る記事として読むのが正確だ。

【バルセロナ・レジェンズ】イニエスタ、シャビ、リバウドらのメンバー一覧

イニエスタ引退試合メンバー

バルセロナ側の最大の注目選手は、もちろん背番号8のアンドレス・イニエスタだった。

さらに、かつて黄金時代を築いたシャビ・エルナンデス、ブラジル代表の名手リバウド、メキシコ代表のラファエル・マルケスなど、各国を代表するスター選手が顔をそろえた。

バルセロナ側の出場予定メンバー

2024年12月14日にサッカーキングが掲載した出場予定選手の一覧は以下の通り。

GK
- 1 ジーザス・アンゴイ
- 13 フランシスコ・グズマン

DF
- 3 フレデリック・デウ
- 4 ラファエル・マルケス
- 19 フェルナンド・ナバーロ
- 20 ジョルディ・フェロン
- 29 マルク・バリエンテ

MF
- 6 シャビ・エルナンデス
- 6 ロベルト・ガヨソ
- 8 アンドレス・イニエスタ
- 8 リュドヴィク・ジュリ
- 10 リバウド
- 10 ロジェール・ガルシア
- 12 セルジ・バルフアン
- 17 ガイスカ・メンディエタ
- 22 マヌエル・アグド

FW
- 7 ハビエル・サビオラ

特に注目された5人のレジェンド

アンドレス・イニエスタ

バルセロナの背番号8として長年活躍した司令塔。2010年南アフリカW杯決勝ではオランダ相手に決勝ゴールを決め、スペイン代表を初の世界王者に導いた。

ヴィッセル神戸でもプレーしたため、日本のサッカーファンにとっても非常になじみ深い存在だ。

この試合ではシャビとともに中盤を形成。後半終了間際には、決勝点につながるクロスを供給した。

シャビ・エルナンデス

イニエスタとともにバルセロナとスペイン代表の中盤を支えた名司令塔。

細かなパスワークと試合を読む能力に優れ、バルセロナのポゼッションサッカーを象徴する選手だった。

東京の試合では背番号6を着用し、イニエスタと再び同じチームでプレーした。

リバウド

ブラジル代表の元スター選手で、左足の技術と得点能力で知られるアタッカー。

1999年にはバロンドールを受賞。バルセロナ在籍時には世界最高峰の攻撃的選手として活躍した。

この試合でも先発メンバーに名を連ね、往年のファンを喜ばせた。

ラファエル・マルケス

メキシコ代表の元主将で、バルセロナでも守備の中心を担った選手。

センターバックとしての対人能力だけでなく、後方からのビルドアップにも優れていた。

試合では先発出場し、レアル側の攻撃を食い止めた。

リュドヴィク・ジュリ

フランス代表としても活躍したスピード豊かな攻撃的選手。

バルセロナでは2000年代の欧州制覇を経験したメンバーの一人で、今回の試合でも先発し、サビオラの先制ゴールをアシストした。

【レアル・マドリード・レジェンズ】カシージャス、ロベカル、カンナバーロらの一覧

対するレアル・マドリード側も、決して引けを取らない豪華なメンバーだった。

ゴールを守るのはスペイン代表の守護神イケル・カシージャス。さらに、ブラジル代表のロベルト・カルロス、イタリア代表のファビオ・カンナバーロ、イングランドで活躍したスティーブ・マクマナマンなどが参加した。

レアル側の出場予定メンバー

GK
- 1 イケル・カシージャス
- 1 フランシスコ・ブヨ
- 13 ペドロ・コントレラス

DF
- 3 ロベルト・カルロス
- 5 ファビオ・カンナヴァーロ
- 12 イバン・カンポ
- 14 アガス
- 15 ラウール・ブラボ
- 19 フェルナンド・サンス

MF
- 6 ルイス・ミジャ
- 6 マルコス・テバー
- 8 スティーブ・マクマナマン
- 8 ジュリオ・バチスタ
- 11 ホセ・アマビスカ
- 17 クリスティアン・カランブー

FW
- 9 エドウィン・コンゴ
- 11 サヴィオ・ボルトリーニ
- 23 ペドロ・ムニティス
- 24 ハビエル・バルボア

レアル側で見逃せない5人

イケル・カシージャス

スペイン代表とレアル・マドリードを象徴するゴールキーパー。

長年にわたってレアルのゴールを守り、スペイン代表では2010年W杯優勝にも貢献した。

東京の試合では先発GKとして登場。前半にはイニエスタのパスから抜け出したサビオラのシュートを阻止する場面もあった。

ロベルト・カルロス

ブラジル代表の左サイドバックとして世界的な知名度を誇った選手。

強烈な左足のシュートと爆発的なスピードで知られ、攻撃的なサイドバックというポジションの魅力を世界に示した存在だ。

今回もレアル側の先発メンバーに選ばれた。

ファビオ・カンナバーロ

イタリア代表の元主将で、2006年のFIFAワールドカップ優勝メンバー。

同年にはバロンドールも獲得している。守備的選手が同賞を受賞すること自体が難しいなか、その実力を世界に証明した。

ジュリオ・バチスタ

ブラジル代表としても活躍した攻撃的選手。

フィジカルの強さと得点能力を兼ね備え、レアル・マドリードでもプレーした。

スティーブ・マクマナマン

イングランド代表として活躍し、レアル・マドリードの欧州制覇にも貢献した選手。

攻撃的な中盤でプレーし、技術と運動量を兼ね備えていた。

【先発メンバーと出場選手の関係】実際にピッチに立った選手は?

出場予定メンバーと実際に試合へ出場した選手は、必ずしも同じではない。

FCバルセロナの公式試合レポートに記載された実出場者と、日刊スポーツが報じた先発メンバーを照合すると、当日の顔ぶれは次のように整理できる。

バルセロナ・レジェンズの先発メンバー

ポジション 選手
GK ヘスス・アンゴイ
DF フレデリック・デウ
DF ラファエル・マルケス
DF セルジ・バルフアン
DF フェルナンド・ナバーロ
MF シャビ・エルナンデス
MF アンドレス・イニエスタ
MF リュドヴィク・ジュリ
MF ガイスカ・メンディエタ
FW ハビエル・サビオラ
FW リバウド

実際に途中出場した選手は、フランシスコ・グズマン、ジョルディ・フェロン、マルク・バリエンテ、ロベルト・トラショラス、ノリート。

レアル・マドリード・レジェンズの先発メンバー

ポジション 選手
GK イケル・カシージャス
DF ロベルト・カルロス
DF ファビオ・カンナバーロ
DF イバン・カンポ
DF ラウール・ブラボ
DF フェルナンド・サンス
MF ルイス・ミジャ
MF スティーブ・マクマナマン
MF ジュリオ・バチスタ
MF クリスティアン・カランブー
FW サヴィオ・ボルトリーニ

実際に途中出場した選手は、マルコス・テバー、エドウィン・コンゴ、ホセ・アマビスカ、ペドロ・コントレラス、アガス、ペドロ・ムニティス、ハビエル・バルボア。

このように、先発だけでなく交代選手にも実績ある元代表選手がそろっていた。

特に注目したいのは、イニエスタとシャビの中盤での共演、そしてカシージャスとサビオラの対決だ。

両選手は現役時代にも数々のエル・クラシコを経験しており、東京での対戦は往年のライバル関係を思い起こさせるものとなった。

【試合結果2-1】イニエスタのアシストが決勝点を演出!

試合はバルセロナ・レジェンズが主導権を握る展開で始まった。

シャビとイニエスタが中盤でパスをつなぎ、リバウドやメンディエタも攻撃に参加。レアル側はカウンターを狙う展開となった。

前半31分:サビオラが先制

均衡を破ったのは前半31分。

メンディエタがボールを奪い、シャビが絶妙なパスを供給。ジュリがペナルティーエリア内でボールを受け、サビオラへつなぐと、サビオラがカシージャスを破ってゴールを決めた。

バルセロナ・レジェンズが1-0とリードする。

後半78分:バルボアがPKを決めて同点

後半はレアル側も反撃を強めた。

途中出場のエドウィン・コンゴが攻撃の中心となり、69分にはGKと1対1になる場面からポストを叩くシュートを放った。

その後、ラファエル・マルケスとコンゴの接触からPKが与えられる。

これをハビエル・バルボアが決め、スコアは1-1となった。

後半90分+3分:イニエスタのクロスから劇的な決勝点

試合終了が迫るなか、バルセロナ側は最後まで勝ち越しを狙った。

そして後半アディショナルタイムの90分+3分、イニエスタがクロスを供給。

このボールがレアルのフェルナンド・サンスに当たり、オウンゴールとなった。

スコアは2-1。

バルセロナ・レジェンズが劇的な勝利を収めた。

得点経過一覧

時間 得点者 スコア
31分 ハビエル・サビオラ 1-0
78分 ハビエル・バルボア(PK) 1-1
90分+3分 フェルナンド・サンス(オウンゴール) 2-1

FCバルセロナの公式試合レポートによると、観客数は45,725人。イニエスタのクロスが最後の得点につながったこともあり、単なる引退セレモニーにとどまらない劇的な試合となった。

試合終了後にはイニエスタの引退を記念したセレモニーも行われた。

【誤解を解消】シャビやリバウドの引退試合でもあった?

検索では「シャビ 引退試合」「リバウド 引退試合」という関連ワードも見られる。

しかし、今回のEL CLÁSICO in TOKYOは、シャビやリバウドそれぞれの個別の引退試合ではない。

中心となるテーマは、2024年10月に現役引退を発表したイニエスタへの記念イベントだ。

シャビはイニエスタとともにバルセロナの黄金時代を築いた元チームメート。リバウドも同クラブの歴史を彩ったレジェンドであり、今回の試合では同じバルセロナ側の選手として参加した。

また、ラファエル・マルケスも同じチームに加わったことで、異なる時代のバルセロナを代表する選手たちが一堂に会する構図となった。

なぜ日本で開催されたのか

イニエスタは2018年にバルセロナを離れ、ヴィッセル神戸に加入した。

日本でのプレーは5年間に及び、Jリーグや国内カップ戦を通して日本のサッカーファンに大きな影響を与えた。

2024年12月の東京開催には、こうした日本とのつながりも背景にあった。

また、バルセロナ公式発表によると、今回の試合は同年11月28日にカタール・ドーハで行われた両チームの対戦に続くものだった。ドーハでは2-2の引き分けからPK戦でバルセロナ側が勝利している。

つまり東京での対戦は、両クラブのレジェンドによる継続的な交流イベントという側面も持っていた。

【よくある質問】イニエスタ引退試合のメンバーに関するFAQ

Q1:イニエスタの引退試合はいつ開催された?

2024年12月15日(日)14時から、東京都調布市の味の素スタジアムで開催された。大会名称は「アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」。

Q2:イニエスタ引退試合の先発メンバーには誰がいた?

バルセロナ側はイニエスタ、シャビ、リバウド、ラファエル・マルケス、ハビエル・サビオラら。レアル側はカシージャス、ロベルト・カルロス、カンナバーロ、マクマナマン、ジュリオ・バチスタらが先発した。

Q3:イニエスタ引退試合の結果は?

バルセロナ・レジェンズがレアル・マドリード・レジェンズに2-1で勝利した。サビオラが31分に先制し、バルボアが78分にPKで同点。90分+3分にフェルナンド・サンスのオウンゴールで決着した。

Q4:イニエスタとシャビは同じチームで出場した?

はい。2人はバルセロナ・レジェンズの先発メンバーとして共演した。シャビが背番号6、イニエスタが背番号8を着用した。

Q5:カシージャスやロベルト・カルロスも出場した?

はい。両選手ともレアル・マドリード・レジェンズの先発メンバーとして出場した。カンナバーロも先発している。

Q6:イニエスタは試合でゴールを決めた?

得点者としての記録はない。ただし、後半アディショナルタイムにクロスを送り、フェルナンド・サンスのオウンゴールによる決勝点を演出した。

まとめ:イニエスタ引退試合は豪華OBが集結した歴史的な一戦

2024年12月15日に味の素スタジアムで開催された「EL CLÁSICO in TOKYO」は、イニエスタの日本での引退記念イベントとして大きな注目を集めた。

出場メンバーには、バルセロナ側からイニエスタ、シャビ、リバウド、ラファエル・マルケス、レアル側からカシージャス、ロベルト・カルロス、カンナバーロなどが参加。

試合は2-1でバルセロナ・レジェンズが勝利し、イニエスタ自身も最後の決勝点をアシストする形で存在感を示した。

【プロの結論】

この試合を振り返る際に押さえておきたいポイントは3つある。

1. メンバーの価値: 単なる有名選手の集合ではなく、バルセロナとレアル・マドリードの異なる時代を代表するOBが共演した。
2. 試合の見どころ: イニエスタとシャビの再共演、カシージャスとサビオラの対決、そして終了間際の劇的な決勝点が見どころだった。
3. 記録の見方: 出場予定選手と実際の先発・途中出場選手は区別する必要がある。試合を正確に振り返るなら、クラブ公式の試合レポートに掲載された出場記録が重要だ。

2026年になった今も、この東京での一戦はイニエスタと日本のサッカーファンとのつながりを象徴するイベントとして記憶に残る。スコア以上に、往年の名選手たちが再び同じピッチに立ったことに大きな意味があった。

主な事実確認資料: FCバルセロナ公式の開催前メンバー発表・試合結果、サッカーキングの出場予定選手一覧、日刊スポーツの先発発表、VITASの開催報告、FCバルセロナのイニエスタ引退発表。